アルトワークス試乗してきました!

15年ぶりに復活した、アルトワークス。本日試乗してきました。

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このグレードの復活の影には、アルトターボRSという存在が欠かせないと思われます。
元々、ノーマルアルトですらアグレッシブな顔つきとスタイリングをしてましたし、610kgという今の軽自動車では考えられない軽量ボディをあいまって、NAエンジンでも足回りをいじってやれば十分面白い走りをしてくれそうな予感はしていました。
そこへ登場したのがターボRSというグレード。ターボ搭載に加えて、足回り強化を図った作りに、ワークスの影を見出したのです。ところが時代の反映か、マニュアル設定が無いという、スポーツモデルなのに本末転倒な出来栄え。
実際の走りは、ターボらしさはあるもののどこか大人しい、しかもパドルシフトもなんかしっくりこない、という中途半端なものでした。
わたくし何度もスズキの方に言いました「なんでマニュアルで出さないんですか?」と。
それから数ヶ月。
東京モーターショーにアルトワークスが出品されていました。しかもそのまま現車で出してもいいくらいの作りになっています。これは、もしかしたら、発売してくれるかも?
と期待させてくれるものでした。
そして満を辞して2015年12月24日に発売されました。
わたくしが試乗したのは年明けて、1月3日でしたが。
まずシートがレカロ製で、ホールド感たっぷりです。これには感動しました。軽自動車でもここまでやってくれるか! と。これならワインディングやサーキットでも体がぶれる事がありません。
そしてシフトです。カタログでショートストロークにこだわったとありますが、ホントにショートです。
わたくしが乗っているカプチーノもかなりのショートストロークですが、それ以上です。
え? こんな動きでちゃんとシフト入ってるの? と心配するくらいショートなのです。ですが、慣れるとこれが必要最低限の動きでシフト入れられるから、運転がかなり楽です。
シフトの高さも十分で、高すぎず低すぎず。ちょうどいいです。スイフトスポーツは低すぎるな、と思ってましたが、アルトワークスはいい位置にあります。
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さて、問題の走りですが、まず1速からいきなりドカンと加速します。速っ!
そしてショートストロークのシフトを次々にシフトアップさせていくと、おっとあっという間に100キロオーバー(笑)
軽量ボディの恩恵と、ワークス専用にチューニングされたエンジンのおかげで、かなり速いです。いや速すぎ。これはちょっと反則かも。
しかも排気音がかなりうるさいのが、逆にアクセル煽ってる感があっていいです。
昨年S660にも試乗しましたが、静かなんですよね。
でもアルトワークスは「ガオーン」とか「グオーン」とか、どこか昔懐かしいエキゾーストの音がたまりません。
それでいてカタログ数値の燃費は23Km/ℓとか書いてあるからすごいもんです。
足回りは、かなり固くしてあります。はっきり言って市販車でここまで、乗り心地を悪くしたのって、なかなか無いと思います。しかも軽自動車で。
でも、コーナーの踏ん張りは大したもんだし、なんといってもコーナーに入るまでにシフトダウンしてエンジンブレーキをかけられるだけで嬉しいのです。2016年の車でこんなことができるなんて。
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いや、ホンキで欲しくなりました。
昨年「カプチをあと10年乗る」と宣言しましたが、それがぐらつくくらい魅力的でした。
問題はお値段。車両本体価格が150万で、プラス諸費用やオプションで、プラス20万は見ておいたほうがいいとスズキの人に言われました。
無理してでも買うか…ちょっと今年はかなり迷う年になりそうです。

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「Change the Power / Chelip」

Chelip待望の3rdシングルが、8/8に地元米子、8/9にタワレコ神戸店で、超先行販売されました。
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今回から全国流通するということで、タワレコを中心にHMVなどでも買えますし、Amazonでも注文が可能です。
ですが、8/15のリリース前にさっそくゲットして聞きました。
結論から申しますと、とにかく曲と音がイイ! これに尽きます。
Chelipは1stシングルから関わっていた楽曲制作陣が豪華だったせいか、とにかく音作りにこだわっていました。2ndも同じ方が制作しているので同様に音質は抜群です。
3rdで違う製作陣にバトンタッチされますが、ここで新たな製作陣は考えたはずです。
「1st2ndに負けない音作りをしないといけない」と。
要するに今までがあまりに音作りと楽曲が良すぎたためにハードルが上がってしまったのです。だからといって中途半端なものを作ってファンをガッカリさせるわけにはいかない。製作陣はそれこそ血を吐く思いで作りこまれたと、想像に固くありません。
ただ、ひとつ気になったのがボーカルトラックです。
1st2ndでは元気さを出すためか、ボーカルトラックが前面に出ていて生声に近い音でした。しかし「Change the Power」では、ボーカルは少し控えめで、しかもディレイがかかっていてかなり音が作りこまれています。
これをわたくしは「ボーカルパートも、楽器隊と同等に扱い、全ての音を混然一体にさせた」と解釈しました。邦楽的ではなく、洋楽的な手法ではないかと思われます。
 
「Change the Power」
4月にこのシングルのカップリングに当たる「ガールズ・ミッドナイト」がライブで初披露した時に、感想として「もはやアイドルソングではない」と書きました。
最近はアイドルと言っても様々な形態の方々が増えてきて、ひと口に「アイドルソング」と定義できるものさしがありません。乱暴な言い方になりますが、可愛くて若い女の子の「自称アイドルさん」が歌っていさえすれば、どんなジャンルの楽曲でも「アイドルソング」になり得るのです。演歌だろうがメタルだろうが。
わたくしは常日頃、Chelipは80年代ディスコミュージックを現代的にアレンジした、懐かしくてカッコイイサウンドだと申しております。
それらを歌っている当の本人たちは、元ネタをどこまで分かっているのか知りませんが、80年代のキラキラした音楽を聞き込んだ世代であれば「おっ!」と耳をひかれるはずです。
特に今回の「Change the Power」は、80年代洋楽的な比率が高いように聞こえます。この辺は製作陣の好みの問題かもしれませんが、明らかに昭和歌謡ではありません。言ってみればAORです。その時代のアーティストと一緒に聞きながら、都市高速をナイトクルージングしたらドンピシャでしょう。
長尺なギターソロに現れているように、ポップスの域を超えて、もはやロックなのです。それもアダルトな。まあ、個人的なこと言わせてもらうと、さらに深化させてプログレ要素も入ると面白いと思うのですが。でも曲アウトロもギターソロで終わるあたりに、ニヤリとさせられるものがあります。「分かってるなあ」と。
でも面白いのはギターだけではありません。ベースラインや渇いた音のスネアなどのパーカッションなどのリズムセクションも見逃せません。インストを聞くとわかりますが、このリズムセクションだけでも十分楽しめるのです。そこにエレピやシンセが加わって味付けされて、ギターソロというメインディッシュが来るという、まさにヨダレが出るような素晴らしい音作り。製作陣はいい仕事しました。インストだけでもここまで楽しめるものはなかなかありません。
ボーカルもアダルトに徹していて、わざと抑揚を抑えた落ち着きのある歌唱になっています。元々熱唱するタイプではないのですが、さらに悟りの境地に近づいた感じがします。独自の中低音域の声質が十分生かされた楽曲だと思います。
ごちゃごちゃ色々書きましたが、イントロがかかった瞬間から、自然と体が動くとてもノリの良い曲なのです。複雑そうに見えて、最終的にはシンプルにまとまってるのがさすが。
 
「ガールズ・ミッドナイト」
表題曲よりもさらにベースをブイブイ言わせてるのが、このカップリング曲。ミドルテンポで怪しげなメロディがまさにファンキーでカッコいいのです。よりジャズ・フュージョン色が強い気がします。
プロダクション的には表題曲とほぼ同じで、同じノリで聞くことができます。なのでメドレー的に聞けるのもこのシングルのいいところです。
テーマというか目指しているところが、2曲とも同じなので、両A面でもおかしくないです。
表題曲よりもキーが低いため、さらにドスの効いたChelipが堪能できます。ここら辺、ちゃんとお腹から声が出てないと、出せない音域だと思うのですが、きちんと太い声で出せてるのは立派。とはいえ音域の広い曲でもあるため、歌唱力が求められますが、そこもちゃんとこなしていてさすがです。
「ガールズ・ミッドナイト」で脇役でありながら、曲の雰囲気作りに貢献してると思われるのが、ストリングスです。幻想的にふわりと曲の各所で出てくるのがとてもいい感じです。
じっくりと聞かせるタイプの曲であるため、ライブでも異質な空間になりますが、それがかえって心地よかったりします。沸けばいいってもんじゃないといういい例だと思います。
こちらもインストはかっこいいのひと言。リズム隊に加えて、シンセのリフ、ストリングスの怪しくも美しい響き、すべてが合わさった時にマジックが起こっています。ギターソロは少しブルージーな風味もあって味わい深いです。
 
このシングル2曲ともとにかくインストが素晴らしく、ジャズ・フュージョンとして聞いてもなんら違和感がありません。そしてそれなりの音響設備で聞くほどにいい音で聞けるというから素晴らしい(お高いヘッドホン含)。楽曲派のChelipファンはこのシングルのために、今一度おウチのオーディオ環境を整えてみてはいかがでしょう(笑)
我が家の山水のアンプとダイヤトーンのスピーカーでは、いい低音が出てました♪
 
ところで、今回のCDケースですが、紙ジャケです。色々と事情があってこの形態になったそうですが、紙だから傷みやすいのが難点ですね。
それともう一つ。棚に入れた場合、ケースの背中部分にアーティスト表記がないから、分かりにくい、というのがあります。まあ、今のところ黄色い紙ジャケなんて持ってないので目立ちますけども(笑)
 
~過去記事~

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Chelip / ガールズ・ミッドナイト

4月19日にBEXXにて行われた、Chelip4月定期公演にて、新曲「ガールズ・ミッドナイト」が披露されました。
 
まだショートバージョンですが、曲の雰囲気は十分に伝わってきました。
 
率直な感想を言うと、これは「いわゆるアイドルソング」ではない、と断言できます。
 
では、もうChelipはアイドルではないのか?ってことになりますが、元々アイドルとアーティストの中間の立ち位置を持っている微妙なバランス感覚がChelipの持ち味だと思っているので、今回の新曲は少しアーティスト寄りの楽曲に仕上がっただけだと思います。
 
井次麻友さんが二十歳。藤井美音さんも今年から大学生ということもあって、この年齢にしか出せない、アダルトな空気感が漂っていて狙い通りの曲になっています。
 
まず曲タイトルからして「ミッドナイト」という言葉を使ってるあたりに、もうおこちゃまではないと宣言しています。
 
 
わたくしの持論として「アイドルの歌うジャンルに境界線はない」というのがあります。さきほどアイドルソングではないと書きましたが、実際アイドルらしからぬ曲を歌うアイドルさんはたくさんいらっしゃいます。
 
キャピキャピしたものもあれば、ロックなもの、王道アイドル路線もあれば、ディスコミュージックもあります。どんな楽曲であっても歌いこなせる技量を持った人が真のアイドルだと思っています。
 
「ガールズ・ミッドナイト」はその中でも、飛び切りファンキーでディスコなナンバーだと思います。でもどこか物悲しいサビが頭に残ります。
 
ミドルテンポで進むシンプルな曲ですが、それだけにふたりの歌に酔いしれることができます。
 
歌メロは低音から高音域まで音域が広く、ふたりの歌唱力の良さを改めて確認できます。
 
とはいえ、まだライブ披露は初なのでまだまだ歌い慣れていない感じでしたが。
 
ある程度音楽を聴き込んだ、特に80年代の洋楽を聞いてきた世代なら懐かしさも感じられ、また若い世代には新鮮に聞こえるであろう楽曲はじっくりと聞き入りたいと思わせる説得力があります。
 
決して沸く曲ではありませんが、聞いていて飽きさせないメロディです。若さに任せて沸きまくるアイドルソングとは対極にある楽曲です。
 
他にこのような楽曲をやってるアイドルさんというと、単純に比較はできませんが、東京女子流さんあたりに通じるものがあると思います。女子流さんは80年代洋楽ポップスのエキスがたっぷり入ったアダルトな楽曲を、若い歌い手に歌わせるギャップが面白いと常々思っています。これをChelipが歌うと声質も相まってとてもドンピシャにハマるのです。
 
オトナの妖しく艶のある楽曲は脂の乗り切った彼女たちにうってつけのナンバーだと思います。
 
 
Chelipはこれまで楽曲の良さに加えて、音質が良いことでも評価されています。
 
今回もしっかりとしたバックの音を聞かせてくれます。
 
大きめの低音のリズムに、ブイブイ言わせるベースの音、怪しげなシンセ。長尺の間奏のギター。
 
かと言って音を詰め込んだ感じがしないという、必要最小限の音で世界観を出し切っています。
 
歌以外の部分も聞きどころがあるのも魅力なのです。
 
 
ダンスはこれまでのクオリティを踏襲した、独特のステップを軸に、腰の動きを取り入れたセクシーなものになっています。
 
曲のインスト部分では激しいダンスで見るものを飽きさせない配慮がされています。
こちらも歌同様、今後どのように踊り慣れていくのか注目です。
 
ただ、イントロとアウトロの振りでモーニング娘。のLOVEマシーンに似た動きがあるのは…偶然でしょう(笑)
 
 
今回の定期公演で新衣装も披露されました。
 
黒ずくめの裏地は赤という、シックな装いです。燕尾服のような、マントのような上着にショートパンツという組み合わせが面白いです。
 
この衣装も「ガールズ・ミッドナイト」によく似合ってました。
 
夜の漆黒に、ひらひらと舞う衣装はオトナの雰囲気たっぷりです。これからの季節にはちょっと暑そうですが、曲イメージにはぴったりなのでしばらくはこの衣装でいてほしい気も。
 
 
「ガールズ・ミッドナイト」
 
今回の新曲は、大人なChelipが見れる等身大の素直な曲だと思います。
 
元気な沸ける曲もいいですが、この手のしっとりと落ち着いた楽曲をやれるということは個性だと思うので、どんどん強気で攻めて行って欲しいです。
 
ほかのアイドルさんが真似ようとしてもできない自分たちの魅力に磨きをかけるということはとても強い武器になるはずです。
 
新曲をひっさげての東京遠征で果たしてどんなインパクトを与えられるか? に注目したいと思います。

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S660 試乗

行ってまいりました。

近所のホンダにS660のカタログをもらいに行ったら、試乗車があるということで、せっかくなので試乗させてもらいました。この日の午前中にナンバープレートが届いたばかりということで、なんとわたくしが試乗第一号という称号をいただきました。まだホンダの店員さんすら運転してないのです。
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以下は、αグレードのCVTに試乗した感想です。
 
ちなみに当日は雨が降っていたのでオープンにはできませんでした。
わたくし、BEATにも乗ったことありませんし、ミッドシップすら乗ったことありません。なので、ミッドシップ初体験です。
そのハンドリングを確認するべくコーナーでの挙動が楽しみでした。
まずシートに座っての印象はかなりタイト。普段カプチーノに乗り付けてる自分でも「意外と狭いな」と思わせるものでした。でもそこが逆に包み込まれてる感じがあって心地いいのです。
シートもホールド性があり運転姿勢が取りやすいです。
乗降性に関しては、サイドシルがカプチーノほどないため、案外楽です。
ハンドルはかなり径の小さい太めのもので、かなりスポーティ。握りやすいです。
さて、公道に出ますが、交通量の多い市街地での走行だったため、スピードは出せませんでしたが、コーナーへの進入速度はちょっと高めにして突っ込んでみました。
固めに仕上げられた足回りのおかげで車体ロールはかなり抑えられています。そして、フロントがギュッとインへ切り込むような鋭いコーナリングに驚きました。
旋回性能はかなり高いです。ハンドルもパワステながらも適度に重く設定されていてコントロールしやすいです。
低速でのコーナーリングですが、FRのカプチーノとはあきらかに違うものでした。カプチも旋回性能は高いですが、S660の方が切れ味よく曲がります。
これはパイロンくぐりさせたら、余裕でスイスイ抜けられるんじゃないかと思わせるものがありました。
カタログには前後重量配分が45:55としてあり、その辺も影響してると思われます。ちなみにカプチは51:49。
コーナーの立ち上がりは、フロントより大きめに設定されたリアタイヤの恩恵か、強めのトラクションでスピードに乗ってくれます。ここはCVTなのでシフト操作しませんが、MTならもっともっと面白いだろうな~と思わせるものがありました。
195/45R16のリアタイヤは実際見てもかなり大きく見えて、軽自動車の域を超えてます。もっと高速コーナーや複合コーナーで遊んでみたくなりますね。
 
助手席に乗ってるホンダの営業の人と「このまま峠に行きたいですねー(笑)」と談笑するくらいでした。営業の方も結構走り屋さんみたいでした。
細かい点を上げると、エンジンブレーキが結構強く感じました。ブレーキペダルを踏まなくても、アクセルを離しただけで、かなり減速してくれるので街乗りではブレーキは補助的に使ってました。これはCVTはそういう味付けなのかな? となるとMTでのエンジンブレーキも気になります。
さて、運転していて「SPORT」なるスイッチを見つけました。押してみると、タコメーターの回りが赤く光り、簡易なブーストメーターがデジタル表示されました。走りも少しスポーティになるようですが、街乗りでは体感できませんでした。
それから、パワーウインドースイッチに「REAR」というのがあります。押してみると、運転席と助手席の間の小さな小窓が開きます。何のため?と思いましたが、走り出すと後ろからエンジン音やブローオフの音が聞こえてきます。なるほど、音の演出のようです。
S660はフルオープンではなく、タルガトップに近いタイプですが、リアウインドーがガラス製なので視界は良好です。しかも幌についてるようなビニールウインドーのように経年劣化を防ぐ効果もあるかと思います。ただ、排出ガス基準のシールは邪魔ですね~。そこだけマイナス。しかもカッコ悪い。
5km程度のショートコースの街乗りでしたが、とても楽しいものでした。ターボエンジンのためか、エンジンの回転数も低めで、常にエンジンを回してないといけないというわけではないので楽に乗れます。まあ、逆にそこが意見が分かれそうな気もしますが。
当初、車重が850kgもあるということで走りがもたつくのでは? という疑問もありましたが、パワー的には十分で、重さを感じさせませんでした。仮にストレートで抜かれたとしても、コーナーで追いつく、という走りが期待できます。
 
 
さて、ホンダのお店に帰って改めてデザインを見てみると、かなりBEATを意識したデザインであることがわかります。まずミッドシップという時点でBEATなわけですが、フロントの顔つきはまさにBEATを現代的に解釈したような格好です。
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面白いのがヘッドライトで、ロービームが2灯ある点です。2個点灯させて1個分ということなのでしょうか?
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横から見るといかにもミッドシップというデザインです。完全幌のタイプでないため、デザイン的に破綻していません。なかなか面白いです。言われなかったらハードトップにも見えます。
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リアからの眺めはなかなかボリュームがあります。ホントに軽規格の大きさに収まっているのか? と思うくらい幅広く感じます。この辺りデザイナーさんがんばりましたね。
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気になるエンジンルームですが、フードを開けたらすぐそこにエンジンがあるので整備性は良さそうです。
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BEATはエンジンがボディに隠れてたはずなので、整備士さんは楽になりましたね。でもフードが逆アリゲータータイプなので、やっぱり作業しにくそうですけど。
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エンジンルーム後方に太いフレームがあり、剛性を狙ったものであるものと思われます。タワーバーの代わりという感じでしょうか。
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マフラー周りは意外とスペースがあります。
それとエンジンフード開けて感じたのですが、ちょっと街乗りしただけで、かなりの熱がこもってました。エアインテークはありますし、フードにもエアアウトレットがありますが、それでもかなりの熱です。長距離運転や高速運転、サーキット走行したらどうなるのか、ちょっと気になりました。
ちょっとした演出では、ドアノブが初代ユーノス・ロードスターのように指を引っ掛けて開けるタイプで、そこは気に入りました。
フロントタイヤ後方に黒いスリットが入っていて、ブレーキローターの放熱ダクトかと思ったら、ただのプラスチックのアクセントでした。
ボディをぐるりと回ってみて思ったのは、軽量化を狙ったようなあとが感じられません。エンジンフードやボンネットをアルミにするとか言った部分です。コストの関係かもしれませんが、もうちょっと軽量化を突き詰めても良かったのでは。
アフターパーツで、カーボンやFRP製のものが販売されるでしょうけど。
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内装は必要最低限、といった印象。というより、コペンもそうでしたが、オーディオを設置できるスペースが無いのです。メーカー推奨のオプション製しかつけられないというのがちょっとマイナスかな? せめて2DINのスペースは欲しかったです。でも、安っぽさをなんとか出さないような配慮がなされた内装です。
あとは、MRの宿命。荷物置きがありません。唯一、たたんだ幌をしまうケースがボンネット内に有り、そこが空いていればハンドバッグ程度なら入りますが、まあその程度です。
このクルマに乗ろうという人たちには、荷物置きなんて要らない、っていう人が多いでしょうけども。
カプチ乗りからすると、トランクがあるありがたみは非常に大きいのです。

ホンダのお店に戻って色々とお話をさせていただきましたが、もし今すぐ買うとしてもすでに予約がいっぱいで、早くても10月納車。下手すると年内は危ないかも? とのこと。
やはりこのクルマへの期待は高いようです。
で、簡単にお見積りをしていただきました。車両価格が200万ちょっと。諸経費諸々で、250万でした。軽自動車でこれですか。
カタログは純正パーツのものも頂いていて、こちらには各種パーツが満載。これらをどんどん装着したら、300万近く行きますね。軽自動車でこれですか。
更にはもう少ししたら無限からもパーツが出るらしいですし、無限仕様も出るかも、とのことなのでまだまだ目が離せませんね。

とまあ、S660の試乗感想でしたが、個人的にはコーナリング特性は抜群。ノーマルでこれだから強化させたらどうなるのか、今後が楽しみ。わたくしの足回り固めたカプチといい勝負です。というか、特性が違うから一概に比較はできませんが。
使い勝手は二の次で、とにかくスポーツカーを純粋に楽しむには十分すぎる完成度だと思います。
FFでトランクもあるコペンは日常の使い勝手を考慮したものであるから、ピュアスポーツとは言い切れない部分があります。挙動もそこまで目を見張るものはありませんでしたし。
カプチの後継車が登場するのかどうか? が今後の話題になるかと思いますが、やはりそこはロングノーズショートデッキの古典的なFR路線を崩して欲しくないですね。
S660は軽の枠を超えた、弩級の軽自動車でした。ただ「ライトウェイトスポーツ」とは言うにはちょっと重たいかな??

…ところで、ホンダのお店に期間限定なのでしょうか? 稀代の名車S800が展示してありました。カッコイイ。てか、よくこんな状態のいいのがあったものです。
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新型アルトに試乗しました

きつけのスズキディーラーに、新型アルトを試乗しに行ってきました。
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置いてあったのは「X」という上級グレード。タイヤはアルミホイールで、サイズも165/55R15と大きめです。
乗ってみてまず気づいたのは、パーキングブレーキがサイドブレーキだったこと。ここ最近のフットブレーキではないのが、なんともありがたかったです。
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またエアコンのインパネが新設計になっており、アルト専用なのか、それとも今後のスズキの新しいインパネになるのかは不明。温度調節が従来のダイヤル式から、ボタン式になったのは操作性的にどうかな?とは思いました。
走り出しは、ここ最近のスズキ車独特の軽い滑り出しで、カタログ値の馬力よりもワンランク上に感じられます。また650キロという軽量ボディのおかげで、さらに走りが軽く感じられます。ディーラーの方に聞いてみたら、フェンダー部は樹脂製だそうです。ただ骨格は専用設計の強固なものになっているようです。
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ハンドリングも上々で、車高が低い分ロールが抑えられています。足回りも少し固めに感じました。とはいえ乗り心地は犠牲にしてないという絶妙なバランス。
あと、スズキ車にしては珍しくフロントガラスが寝ており、その分天井も低いです。座面が高いせいもあるかと思いますが、背の高い人が乗った場合、天井に頭が当たるかも。
ただ、ボンネットが見えるため、車両感覚がつかみやすいです。これはハスラーもそうでした。
後方も視界がよく、全体的に運転がしやすいです。車庫入れも問題なし。
これだけの装備と走りで、100万前後に価格を抑えたのは立派だと思います。かなりお手ごろだと思います。
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エンジンルームは意外とスペースに余裕があります。
今回の新型アルト、デザイン的には懐古主義的なレトロ調なものがありますが、逆を言うと旧車好きな人間からすると「かっこいい」と見えます。素直に好きですこの形。これを若い人が見たときに新鮮に感じるかどうかが、今後の売れ行きを左右しそうです。
 
さて、走りを求める人間としては、2015年の3月に発売予定のアルトターボRSが気になるところです。予告のカタログを見たところ、外観だけ見るとかなりレーシーなイメージです。
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これにマニュアルシフトが設定されるのかどーかが一番気になるところですが、ディーラーの方もまだその部分は不明とのこと。
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とにかく、余計な装備はつけないで軽量化させて、マニュアルで価格を抑えて欲しい、というのが走りを求める側の考えです。そこをメーカー側が把握してるかどうかが鍵になりそう。
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すでに昔アルトワークスに乗っていた方たちから、たくさんの問い合わせがあったということで、やはりこのスポーツグレードに思いを馳せるオーナーさんは多いことが分かります。
というわけで、来年3月が待ち遠しいです。

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ねこぽく的「この30年、この30枚」

2014年10月号を持って、創刊30周年を迎えられたHM/HR専門誌「BURRN!」
その特別企画として、1984~2014年にリリースされたベストなメタルアルバムを、編集者それぞれが思い思いに挙げてらっしゃいます。各編集者の好みも出た選考で、とても興味深いものがありました。
というわけで、わたくしもこの企画に乗っかって、30枚選んでみたいと思います。基本ルールとして、ちゃんと自分で買ったCDが対象です。あと、自分の趣味丸出しなので偏ってるかと思います。そのへんはご容赦を。。
ちなみにアルバムの並びは、バンドのアルファベット順です。一位とか二位とか出来不出来に順位はつけていません。てか、つけられないです。
 
ACCEPT / STALINGRAD (2012)
アクセプト大好きです。ブレーカー~ロシアンルーレットの代表作はみんな好きなので、そこから選ぼうかとも思いましたが、あえて復活作を選びました。90年代の再結成には正直がっかりさせられましたが、今度の再々結成は違います。往年の男臭いヘヴィメタルをやろうという気概に溢れていてファンとしては涙腺を刺激されます。インパクトでは再々結成第一弾アルバムが上ですが、楽曲の充実度ではこの作品が好みなので、選びました。
 
AC/DC / LIVE (1992)
やっぱりこのバンドはライブに真骨頂があると思います。スタジオ盤だけ聞いて満足してるようでは、まだまだこのバンドの半分くらいしか理解できてないと思います。初期のライブ音源もいいですが、曲の充実度ではこのアルバムが上かと思われます。ちなみにこのライブのDVDもあるので、合わせて見ると感動はさらに飛躍します。
ブライアン・ジョンソンのボーカルもアンガス・ヤングのギターもいいけど、黙々とリフを刻むマルコム・ヤングが大好き。
 
AMORPHIS / THE BEGINNING OF TIMES (2011)
正直このバンドの初期のメロディックデスメタル路線はピンと来ませんでした。なのでずっと放置でしたが、ここ数作でトラッド要素を取り入れたり、70年代ハードロックを咀嚼したような路線変更には大歓迎です。北欧バンドらしい叙情メロディのセンスもさすが。センテンスド亡き後の、フィンランド叙情派ハードロックバンドとしてこれからも邁進して欲しいところ。
 
ARCH ENEMY / WAGES OF SIN (2001)
このバンドはどの作品を聞いても、極端にハズレがない分、逆にベストアルバムも選びにくいです。初期二枚の轟音にまみれてるブルータルデス路線から、音をクリアにして聞きやすくし、テクニカル要素をさらに進化させた本作が一番聞きやすいと思います。というわけで、アーチ・エネミーを知らない人にまずオススメするなら本作です。
 
CELTIC FROST / INTO THE PANDEMONIUM (1987)
2ndの「TO MEGA THERION」と迷いました。どちらも甲乙つけがたい傑作なので。本作ではもはやスラッシュからは外れて、ゴシック要素を取り入れ、かなりの実験的要素が多分に含まれています。この作品をティーンエイジャーたちが聞いて育ち、その後のブラック、ゴシックなどのバンドに与えた影響は計り知れないものがあると思われます。
 
CHILDREN OF BODOM / SOMETHING WILD (1998)
メロディックデスは数あれど、そこにさらに様式美の要素を取り入れ、キラキラと豪華絢爛に仕上げて、これでもかとメロディの嵐をぶちまけたのが、このバンド。作品を重ねるごとにフツーのバンドになっていったのは残念だが、初期はとにかくギターとシンセがど派手に暴れまわっていて、これはすごい新人バンドが出たぞ! とびっくりしたと同時に、新たなギターヒーロー登場に浮かれたものです。その後の活躍はみなさんご存知のとおり。
 
DEATH / INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNS (1993)
アンディ・ラロック(Gt)、スティーブ・ディジルジオ(b)、ジーン・ホグラン(ds)という豪華なゲストミュージシャンを迎え制作されたテクニカル・スラッシュ/デス。欧州のメロデスとは違うメロディセンスで、独自の世界観を描き、複雑な曲展開、テクニカルな演奏技術でもって、聞くものを圧倒するはず。バンドの中心人物、チャック・シュルディナーはすでに故人だが、実に惜しいミュージシャンをなくしたと心底思う。
 
DREAM THEATER / IMAGES AND WORDS (1992)
そこまでドリームシアターのファンというわけではないが、このアルバムだけは別格。とにかく曲の出来がいい。テクニックに走ることなく、キチンとメロディを聞かせようという姿勢が感じられる。長尺な曲でも緊張感がみなぎっており、一切だれる事がない。
 
EXODUS / BONDED BY BLOOD (1985)
ベイエリアスラッシュメタルの中でも一番個人的に好きなのが、エクソダス。その1stは狂気と計算されたリフと曲構成で、奇跡に近い完成度を誇っている。どの曲も印象的なリフ満載でとにかくキャッチー。スラッシュアルバムで一番好きなのは? と問われたら間違いなくこれを挙げる。バンドもこのアルバムを気に入っているようで、後にアルバム丸ごとセルフカバーした企画盤を出している。
 
FEAR FACTORY / DEMANUFACTURE (1995)
インダストリアル・メタルの祖といえばミニストリーだが彼らは元々テクノ畑の人である、これをデス/グラインドコアの目線からやったのがこのバンド。そして本作2ndで大化けした。とにかくアルバム前半の楽曲の出来がいい。当時、デス声と普通声を使い分けるボーカルスタイルをこなす人はまだ珍しく、このバンドが祖と言っていいくらい。とは言っても、メタルシーンに与えた影響や貢献度はあまり評価されていない気がする。てか、単純にかっこいいんだってば。
 
THE GATHERING / HOW TO MEASURE A PLANET? (1998)
ゴシックメタルバンドで本格的に女性ボーカルを取り入れたバンドでは、このバンドが最初期に当たると思われる。このバンドは前作や前々作の方が評価は高いが、あえてこっちを選んでみた。アネク・ヴァン・ガースバーゲンのボーカルは声量を活かした朗々と歌い上げるのが特徴だが、本作では抑え気味に歌い、全体的にアンニュイな雰囲気を出している。BGMとして聞いたときとても気持ちがいいので選んでみた。
 
GUNS N' ROSES / APPETITE FOR DESTRUCTION (1987)
アメリカンパーティーロックは苦手なのだが、このバンドのこの作品だけは別格。とにかく恐ろしいまでの完成度を誇っている。超名盤なので改めて内容に言及はしないが、王道路線も突き詰めるとここまでやれるのか、といういい手本だと思う。ちなみに、カリスマ・フロントマンのアクセルや、名ギタリストのスラッシュよりも、ひたすらリフを弾いてるイジー・ストラドリンが好き。
 
HIBRIA / DEFYING THE RULES (2004)
いわゆるメロディックパワーメタルなのだが、パワーの部分のメーターが振り切っていて、やりきってる感が凄まじい。デビューアルバムなのだが、テクニックも申し分ない。そしてなによりボーカルのパワーが凄まじい。楽器隊に負けず劣らず、メーター振り切って歌い上げている。すげー新人が出たなー、と当時思った記憶がある。
 
IRON MAIDEN / POWERSLAVE (1984)
メイデンは前作「頭脳改革」が一番好きなのだが、こちらも大好き。一曲目の「撃墜王の孤独」ですでにノックアウト。この作品から長尺な曲をやりだすが、違和感なし。
 
JUDAS PRIEST / DEFENDERS OF THE FAITH (1984)
ペインキラーと迷ったのだが、より英国のかげりのあるメロディラインが炸裂しているという点でこちらを選んだ。プリーストは70年代が好きなのだが、84年以降ではやはりこれかなーと。ただ、音処理がアメリカナイズされていて、そこだけがあまり好きじゃなかったり。
 
MARILLION / THIS STRANGE ENGINE (1997)
これはメタルなのか? って感じだが、ベテランプログレ/シンフォニックロックのアルバムです。このバンドは初代ボーカリストを支持する方が未だにいらっしゃるのですが、個人的には今の方が好きかな? 英国らしい、かげりのある美しいメロディが素晴らしいです。ピーター・ガブリエルが好きなら初代ボーカルも好きになれるかも。
 
MEGADETH / PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING? (1986)
メガデスなら断然このアルバムが好きです。バンドの掲げていた「インテレクチュアル・スラッシュ」が見事に体現されていて、演奏テクニック、曲構成、全てが知性に溢れています。ムステイン以外の三人が、メタル畑出身ではないというのがいい効果をもたらしていると思います。
 
MESHUGGAH / NOTHING (2002)
初期を除けば、メシュガーはどれを聞いても同じ、というイメージがありますが、個人的に好きなのは本作。重く複雑なリフと、フレドリック・トーデンダルの浮遊感のあるギターソロの融合が斬新。
 
METALLICA / RIDE THE LIGHTNING (1984)
メタリカは初期三枚しか聞きません。その中で一番好きなのがこれ。今でもライブでここから三曲はやるところからも、バンド的にお気に入りなのでしょうなあ。
 
OBITUARY / WORLD DEMISE (1994)
デスメタルは速い。という常識を覆したバンド。遅いデスメタルというスタイルを築き上げ、孤高の存在となる姿はとにかくかっこいい。特に、ボーカルのジョン・ターディの粘着質の歌い方はさらに曲が遅く聞こえるという作用をもたらすと同時に、カリスマ的な存在にまでなっていると思います。本作はギターソロがメロディアスで、メロデス好きな人でも入りやすいかもしれません。
 
PIG DESTROYER / PHANTOM LIMB (2007)
グラインドコアなのですが、あきらかにリフがメタルです。特にスラッシュ的な切れ味抜群なリフはかっこいいのひと言。このバンドもどのアルバムを聞いても同じなのですが、テンションの振り切れ方が激しいので選びました。曲と曲のつなぎ目などなく、ひたすらリフが展開していくところは、やっぱりグラインドコアなのです。そこが合わなければ難しいかな?
 
SENTENCED / THE COLD WHITE LIGHT (2002)
元祖北欧メランコリックバンドです。もう解散しましたし、ギタリストも他界したため、再結成は無いと思われます。前作「クリムゾン」を推す人も多いかと思いますが、個人的には北欧らしい冷たい雰囲気をまとった本作がお気に入り。
 
SLAYER / REIGN IN BLOOD (1986)
スレイヤーの音楽を真似することは誰にもできないと思います。やれば、きっとコピーになるから。わずか29分。あっという間に終わってしまうこのアルバムは、とにかく潔いのひと言。
 
SODOM / GET WHAT YOU DESERVE (1994)
ソドムは個人的には、オーソドックスなロックンロールを、ハードコア的にアレンジしてソドム流に昇華させていると認識しています。なので、曲によってはキャッチーでノリの良いものもあります。そんなスタイルがよく現れているのが本作だと思います。ロックンロールを思い切りハードに、ノイジーにやった結果、こんなのできた! みたいな。
 
STRAPPING YOUNG LAD / CITY (1997)
デヴィン・タウンゼントの作品で一番好きです。最初から最後まで緊張感がみなぎり、音の洪水のような轟音に身をゆだねていると、不思議と浮遊感があるのです。
 
TESTAMENT / THE NEW ORDER (1988)
このバンドの初期は、アレックス・スコルニックの存在が大きいと思います。彼のクラシカルでメロディアスなギターソロは、ヘヴィな楽曲との対比で、さらに美しく映えています。これは後のメロデスに影響を多少なりとも影響を与えているかもしれません。1stも好きですが、さらにスケールアップした本作が好きです。
 
THERION / GOTHIC KABBALAH (2007)
彼らがまだデスメタルだった頃からのファンなのですが、正直ここまで音楽性が変わるとは思いませんでした。メロディを取り入れるくらいなら、そのへんのメロデスバンドでもやりますが、彼ら…というよりクリストフェル・ユンソンは、そこのシンフォニックでオペラな要素を取り入れました。それが如実に現れたアルバムは「THELI」であり、初期の最高傑作だと思います。ですが、個人的にはよりわかりやすい本作を最高傑作に選ばせていただきました。
 
U.D.O. / TIMEBOMB (1991)
ACCEPTと袂を分かって、自身のバンドを作った、ウド・ダークシュナイダーですが、男臭いヘヴィメタル路線はどのアルバムを聞いても変わりありません。本作はマティアス・ディースのギタープレイが炸裂しており、ヘヴィかつメロディアスに仕上がっています。
 
VADER / DE PROFUNDIS (1995)
最初このバンドの存在を知ったとき、ポーランドにもメタルバンド、しかもデスメタルなんているんだー、と小馬鹿にしておりましたが、音を聞いて土下座しました。ブルータルデスに多大な影響を与えたであろう、破壊力はとてつもないものがありますが、ここで聞けるのはスラッシュ的なギターリフです。スラッシュメタルをより過激にしてデスメタルに変遷していった過程が見れるようで、歴史的にも貴重な一枚だと思います。
 
VAI / SEX & RELIGION (1993)
ギタリストのソロアルバムというと、どうしても自分のやりたいことだけをやる、自己満足的なものに陥りがちですが、ここでは当時無名だったデヴィン・タウンゼントをボーカル・ギターとして迎え、歌モノのアルバムに仕上げています。そのデヴィンのボーカルたるやすさまじいのひと言。突然絶叫したかと思えば、ソフトに歌い上げる多彩・鬼才ぶり。変態なのに聞きやすいという奇跡の一枚です。
 
というわけで30枚および解説をつけました。
選出は難しいですね。あのアルバムも選びたかったのに~、というのが何枚もあります。きっと、明日同じことしたら違う30枚になるだろうな~(笑)

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S-エネチャージ搭載 新型ワゴンR 試乗

ってまいりました。
スズキにて新型ワゴンRを試乗してきました。
今回の変更点は、従来のエネチャージから、S-エネチャージというシステムを搭載したことにより、燃費等が向上しているのが特徴です。
他にもフロントのデザイン等が細かく変更されています。
 
さて、このS-エネチャージですが、簡単に言うと、加速時にモーターを補助的に使って、ガソリンだけで加速した場合よりもより力強く走ることが出来るシステムです。
モーターとガソリンエンジンの両方を使うと聞くと、ハイブリッドを連想しますが、ちょっと違うようですが、一応ハイブリッドの分類の中には入ってるそうです。
その他の機能は従来のエネチャージと同様。走ってる時はオルタネータと接続しないため、滑らかに走行できます。減速時にオルタネータに接続して発電し、リチウムイオン電池に蓄電します。
あと、これも大きな変更点ですが、アイドリングストップ時、エンジンスタートにセルモータを使っていません。そのため、エンジン再スタート時に「ブルルン」という音がしません。すなわち静かなのです。
細かい点では、ブレーキを踏んで減速するとアイドリングストップ状態になるわけですが、人によっては車が止まる寸前に軽くブレーキペダルを戻して車が「ガックン」と止まるのを防止します。ところがこのテクニックがアダとなり、一度停止したエンジンが、ブレーキペダルを戻すことによってまたエンジンがかかり、もう一度ブレーキを踏んでまたエンジンが停止するという、なんとももどかしい現象が起きていました。
今回の新型では、この点に改良が加えられ、ある程度ブレーキペダルを戻してもエンジンが再スタートするのを避けることができます。この改良は細かいことですが、とてもいい変更だと思います。
 
実際に試乗してみて、やはり最近の軽自動車らしくとても静かです。そして、60km/hくらいまではスーっと軽く加速してくれます。そこから先の領域の速度に関しては、試乗では体験できなかったので、わかりませんが街乗りする分には十分な走りだと思います。
走ってみて感じたのですが、足回りが固めにセッティングしてあるように思いました。段差を乗り越える際、ゴツゴツした感触で、個人的には好きです。
車重は約800kgなのですが、重量感があるというか、剛性感がある感じでした。
またコーナリングもそれほどロールせずに曲がってくれたので、かなり踏ん張っているようです。
この足回り、個人的にはいい味付けだと思うのですが、買い物くらいにしか使わない主婦層の方々はどう思われるでしょうか? 柔らかくて乗り心地の良い足回りを求めている人からすると意見が分かれそうな気がします。
でも、やはりキビキビ走ってくれて、足回りが固くて、コーナーでも踏ん張ってくれるという、必要最低限の走りをしてくれたことはとても歓迎したいです。
某社の軽ワゴンの足回りがグニャグニャで走りにくく危険すら感じたことを考えると、このスズキのチューニングは正解だと思います。
 
あと、細かい機能について。
運転席側だけですが、シートヒーター機能が備わってました。
普通シートヒーターは寒冷地仕様の4WDにしかありませんが、2WDにも装備されていて、これは冬場に活躍しそうです。

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「恋愛至上主義 / Chelip」

ちに待ったChelipの2ndシングルです。
簡単な感想は7/6のブログにてラジオバージョンを聞いてのものを見てください。
ここではCDならではのもう少し突っ込んだことや、カップリングの「アン デュ トロア」について書いていきます。
 
CDを入れてPLAYボタンを押し、アンプを通して、スピーカーから出た音にまず鳥肌が立ちました。
これは本当にインディーズアイドルの音なのかと耳を疑ってしまうほどの、音質の良さでした。
録音状態、ミキシング、そしてロンドンで行ったというマスタリング。全てが好転した結果が音に現れていると感じました。
前作「Che Che Chelip ~魔法のコトバ~」も、確かに音が良かったのですが、今回はその数倍上を行っています。
CDを購入された方で、家のオーディオ環境が悪い方でも、ライブ会場の大音量で聞けば、その音の違いに気付くはずです。
それだけ、音にこだわって作られたシングルであると、製作陣の意気込みを感じました。
 
基本的には打ち込みですが、リズムトラックはとても生っぽくてベースは生演奏ではないかと思いました。
そのベースラインのうねりが素晴らしく格好良く、ジャズ・フュージョンでも聞いてるかのようです。特に曲のアウトロに差し掛かる部分になると、突如バックスがジャジーに変化するのですが、ベースの音がウッドベースのような響きをしています。全体的にゴリゴリとしたベースが実にカッコいいのです。」
ごちゃごちゃと色んな音を足していくのではなく、むしろ余計なものを削ぎ落としたようなソリッドな音は、一聴するとスカスカですがそこを絶品のボーカルが補っています。
スロー・ミドルテンポの落ち着いた曲調によく合う、中音域のボーカルはもはやアイドル界の至宝ともいうべき存在といっても過言ではないはず。
ボーカルの中核を担う井次麻友さんの歌唱力はもはやChelipになくてはならない存在であると同時に、低音・中音域をカバーする藤井美音さんのボーカルのユニゾンはまさに絶品。
パッと聞いた感じは、グルーヴィーなダンスナンバーのようですが、バックスとボーカルのバトルが楽しめる、とてもスリリングな1曲となっています。
 
ゆったりとした曲調とはうらはらに、激しいダンスがこの曲の特徴です。
間奏が流れてる時間が長いため、メンバーはひたすら動き回っているということになります。
1曲歌い終える頃には汗だくになるほどですが、水分補給もせずに少しのブレイクをはさんで、すぐに次の曲に行くのは凄いのひと言。
ここに、Chelipは単に曲がいいだけのユニットではない、というプライドがあると思います。
 
タイトルは「恋愛至上主義」とスパッと言い切ったような文言ですが、歌詞の内容を見ると「じらして登場」「も一度ここで 振り向いて笑えるかな」「ギュってしたいな なんて言えないよね」という、煮え切らない言葉が出てきます。
「まだ足りない」というラストの締めから、恋愛に対して貪欲な姿勢を持っていると受け取れます。
そもそも、恋愛至上主義の至上とはどんな意味でしょう? 調べてみると、最上とか絶対的であるしてとあります。恋愛に対して、絶対的な立場を取っている、ということになるかと思います。
歌詞の内容を噛み砕いて言えば、恋愛に対して真っ向から向かう姿勢をとりつつも、不安もありつつ、でも物足りなさを感じている乙女のストーリーが見えてきます。
ただ、詩の言葉選びが意外と普通のものであるため、タイトルのインパクトに負けてしまっているのも事実。歌詞の方にもインパクトが欲しかったかな?
 
「アン デュ トロア」
タイトルトラックとは一変して、幻想的な曲に変わります。
ベースは控えめ。ストリングスを多用して、雰囲気を出しています。
こちらも必要最低限の音で世界観を作り上げています。ピアノとパーカッションとの絡みで始まり、徐々にストリングスが加わり、鐘の音をSEに使うこだわり方をしています。
目をつむれば、霧のかかった古風な欧州の街並を思い起こさせてくれます。シンプルな曲ですが、奥深さを感じられる曲で、何年か経って聞いても色褪せないであろう魅力を感じます。
恋愛至上主義が80年代洋楽的な懐かしさを感じさせてくれる曲なら、アン デュ トロアは賞味期限のないいつの時代でも違和感なく聞ける曲だと思います。
ボーカルも感情を押し殺したような、囁きかけるような歌い方で、かえって世界観の広がりを感じさせてくれます。語り部に誘われて、曲の世界に入り込むのです。
この曲を単なるアイドルソングやJポップのくくりに入れてしまうには、あまりにもったいない気がします。海外の人が聞いても反応できるくらいの、深くて広がりのある曲に仕上がっているため、プロモーション次第ではワールドワイドで火が付きそうな気がするのですが…
だからか、アイドル現場ではみんなで沸いて盛り上がる曲にはなっていません。でも、スタンディング会場でみんなが座って、じっと聞き入る光景があってもいいと思います。
1stシングルの頃から思っていたのですが、Chelipは「聞かせる」アイドルだと思っています。それは曲の完成度だったり、歌唱力だったり。だからこそ、わたくしがここまでずっとChelipを追い続けてきたのです。単に可愛いだけのアイドルには興味はありません。
 
タイトルにフランス語が使われていますが、なぜなのか真相はわかりません。単に欧州っぽさを出すため、とりわけフレンチポップさを彷彿とさせる意味合いを持っているのかもしれませんし、感情を押し殺してお人形さん的な歌い方をするところにフランス人形を当てはめたのかもしれません。
歌詞もわかりやすいものではなく、言ってみれば難解です。幻想的な単語が飛び交う、散文詩のようです。
それだけに、幾通りにも解釈のできる歌詞は賞味期限がなく、曲同様いつの時代に聞いても古さを感じさせないものになっていると思います。
孤独感をテーマにしたかのような歌詞には、寂寥感に満ち溢れています。
 
今回のシングル「恋愛至上主義」は、最高傑作とも言えた前作を超えるべくして制作がなされたと思います。
どうやったら前作を超えられるか? がテーマになっていて、曲の世界観、歌詞世界、音質の向上、ダンスのクオリティ、全てにおいて手を抜いたところがありません。
もはや、そんじょそこらのアイドルには太刀打ちできない高みに登りつめたと思うのですが、そうなってくると「孤高」という使命が待っています。
あまりにクオリティを追求しすぎると、ファンが付いてこれない、という現象が起きます。
しかし、今回のシングルしっかりとアイドルに興味のない人でも入り込める余地のある作りがしてあると思います。
さらにアーティスト寄りになったわけですが、今度はアイドルファンからは敬遠される恐れもあります。特に、ライブで暴れたい方々には。でも楽曲を大切にするファンにはきっと響くものがあるはずなので、ずっと歌い続けていけば必ずやChelipが評価される時が来ると信じています。
ライブでも楽しいアイドルだけど、家でじっくりCDを聞き込んでいても楽しい。それがChelipだと思います。
それは、今回のシングルにインストが収録されているあたりに、楽曲に対する入れ込みがただものではないと感じました。

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「恋愛至上主義(ラジオVer.)/ Chelip」

2014年7月5日放送分の「Chelipのぷぷぷ」内にて、2ndシングルのA面「恋愛至上主義」が初OAされました。
CDのリリースは7月の中旬~下旬を予定しているので、それの先駆けてのOAとなりました。
 
前作の「Che Che Chelip~魔法のコトバ~」から、約2年。
ファンも待ち焦がれましたが、一番ヤキモキしていたのは製作陣だったかもしれません。
駆け出しのアイドルにとって、持ち歌がそろうのとそろわないのとでは、ライブで大きく違ってきます。
いつまでたっても新曲ができず、カバーばかり歌っているようでは、芸がなさすぎます。
そんな中での2ndシングルリリースは、ファン・運営・メンバーにとってうれしい運びだと思えます。
もちろん、ライブ限定曲も大切ですが、ちゃんとCDとして円盤になることに比べたら雲泥の違いがあります。
 
ただ、1stシングルのデキがあまりに良すぎたため、2ndへの期待感が大きくなりすぎて、怖い。というのも事実です。
だからなのか、1stシングルと同じく浜田ピエール裕介氏が作曲しておられます。
ここに大きな鍵があるものと思われます。
 
ラジオで聞いての音質なので、あとでCDで聞いた場合とでは、印象がまた変わるかもしれませんが、とりあえず感想を書きます。
一応、ライン端子をアンプにつないでスピーカーから聞いてはいます。
 
最初に聞いた時に、テクノっぽい、というのが第一印象でした。
打ち込みを多用したバックスに少し戸惑いを感じましたが、ゆったりとしたボーカルが乗ると、そこはChelipワールドです。
今まで何度も繰り返してきましたが、Chelip最大の武器はほかのアイドルと比べて声質が低く中音域を駆使した歌い方に特色があると思っています。そこが差別化となり、ほかのアイドルと競合せずにいられるのと同時に、低い声質が落ち着いた雰囲気を醸し出し、アーティストっぽい歌い方になっていると思うのです。
それがうまく発揮されているのが、Aメロ~Bメロにかけての部分です。ゆったりと落ち着いた雰囲気で歌うパートはまさにChelipの真骨頂です。
でも、中音域で歌うからといって、高い声が出ないかというとそうではなく、サビではハイトーンを披露してくれます。
この辺の振り幅の広さも、Chelipがただのアイドルではなく、アーティストよりな部分だと思うのです。
 
前作が歌メロ重視(それでもバックスは良質だった)の曲だったのに対し、今作はバックスにより一層力を入れているのがよくわかります。
ボーカル部分とバックス部分がせめぎあっているのが実にかっこよく、これはもはやアイドルではないな、と感じさせてくれます。
ですから、ライブで歌った場合でも、無理やりMIX入れたりコール入れたりするのではなく、静かに聞いてるのが合っていると思います。
 
曲後半では急にジャジーに展開し、ますますアーティスティックになっていきます。ここらへんも実にカッコイイ!
とはいえ、歌っていないバックスのみが流れる部分が多いので、その間のダンスがどうなるのかが非常に楽しみでもあったりします。
 
今回のシングル曲。バックスとボーカルのバトルがテーマになっていると感じました。ふたつの掛け合いがとても心地よく、うまくバランスが取れていると思います。
マスタリングをわざわざ海外で行ったようですが、その理由がそこにあると思いました。
ボーカルはもちろんですが、バックスを極上に仕上げるための海外作業だったとにらんでいます。
PCのスピーカーではわかりにくいかもしれませんが、低音の締まり具合が実に心地よくて渋いのです。
 
曲のわかりやすさでは前作に軍配が上がると思いますが、聞き込むにつれて面白みが出てくるのは今作だと思っていますし、長年聞き続けた場合でも飽きずに聞けるのも今作だと思っています。
だから、何回も聞き返して「こんな音が鳴っているんだ」と新たな発見が見つかる要素がたっぷりと詰まったシングルだと思います。
早くCD音源で聞きたいですね。楽しみです。

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新型コペン試乗 その2 MT車編

日、新型コペンに試乗したわけですが、それはCVT車でした。やはりスポーツカーはMT車でしょ! というわけで、MT車を展示してあるお店に行ってまいりました。
 
で、本題に入る前に。
前回の記事にて「室内にドリンクホルダーが無い」と書いたところ、コメントにて「あります」との返答がありました。
ハイ、ドリンクホルダーあります。勘違いしておりました。
センターコンソールの一番後ろ、シートに挟まれる間にちんまりと2個のドリンクホルダーが縦に並んでいます。
でも、この位置、運転しながらだと取りにくいですね。てか危険です。信号待ちとかでないと取れないかも。
 
さて、MT車です。
三気筒ターボのMTというだけで、ワクワクするのですが、実際走りはいいです。
市街地走行なので、全開というわけにはいきませんでしたが、それでも何とかエンジンは回してみました。
まず思ったのが、クラッチの重さ。割とふみごたえのある重さです。フニャフニャと軽いクラッチではないので、そこはカッチリしています。
シフトフィールも極上とまではいきませんが、コキコキ入ってくれます。ショートストロークで必要最低限の操作でシフトチェンジできます。
ただ残念だったのが、シフトノブの位置。
シートポジションの関係もあるかもしれませんが、ちょっと遠いです。体を前のめりにするか、腕を目一杯伸ばさないと、届きません。もう少し体に近い位置にあれば、シフトチェンジも楽にできたのですが。
カプチーノの場合、センターコンソールに腕を乗せたら、まさにちょうどいい位置にシフトノブがあって、シフトチェンジが楽に行えます。
 
コペンですが、一速で踏み込むと、これがなかなかイイ出足をしてくれます。トルクがあるのが十分に伝わってきて、ドンっとスタートダッシュできます。そのまま二速につなげるとあっという間に60キロくらいまで出ます。実にストレスなく加速してくれて、車重を感じさせません。
カプチーノの場合、一速での出足はモタモタしてる感じで、中速域の三速からの伸びが鋭いので、単純比較はできませんが、よーいドンで走らせた場合、明らかにコペンの方が出足は速いように感じました。
 
中速以降の伸びですが、市街地走行のため未確認です。あくまで想像ですが、ギヤ比からして、高速域の伸びはあまり無さそうな気がします。五速までシフトを入れた時の伸びがそれほど驚くような加速を見せなかったからです。
一度高速道路を走ってみたいのですが、まあ機会はないでしょう。
 
とまあ、MTのコペンですが可もなく不可もなく、といった感じでした。
低速域の加速には「おお!」と思わせてくれましたが、それ以降がエキサイトできる感じではなかったので、及第点です。
ただ、街乗りするには十分なトルクで、ちょっとそこまで出かけるだけでも気軽にスポーツ走行が楽しめる感じです。
 
最後に、新型コペンを運転していて一番気になったことを。
なんとフットレストがないのです。「え? 左足はどこに置けばいいの??」と焦りました。
仕方がないので、クラッチペダルの左側のスペースに足を突っ込むのですが、思いのほか狭いです。もしかしたらですが、コペンのペダル周りのスペース、カプチーノよりも狭いかも??
さらに、クラッチペダルの左側に足を突っ込もうとすると、クラッチペダルから伸びたバーが左斜め上に伸びているために、そこに足が当たり結果的にクラッチを踏んでしまう格好になってしまうのです。これは~、ちょっと設計上の問題がありそうですね~。
 
というわけで、以上新型コペンの感想でした。
先代と大きく変わったエクステリア、操縦感覚等々、意見が分かれそうですが、今の時代に2シーター・オープン・スポーツが発売されること自体を喜びたいと思います。
特にコペンといえば、軽自動車初の電動ルーフが売りなので、イージーに女性でも気軽に楽しめるクルマというのがコンセプトだと思います。
この新型コペンもロングセラーになるといいですね。

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サマーカイジュウ / Cupitron

「サマーカイジュウ / Cupitron」
ユニット発表から、さんざん待たされて、本日ようやく音源をゲットしました。
楽曲提供が、テクプリのトベタ・バジュン氏ということで、デビュー前から期待ばかりがふくらんで、一体どんなユニットに仕上がるか楽しみで仕方なかったのが正直なところです。
とはいえ、まずは配信で1曲のみリリースということで、まだおあずけを食らった気分です。やはり、古い人間はCDでちゃんとした音源で楽しみたいのです。
 
事前に、Cupitronのトレーラー動画が発表されていて、そこでは近未来風というかSF映画のようなというか、かなり機械的な音と映像が織り交ぜられていて、ゴリゴリのテクノ路線なのかな? と予想しておりました。
が、実際デビュー曲を聞いてみますと、これが実にわかりやすいテクノポップで、少々肩透かしを食らった感じ。
とはいえ、楽曲のレベルは高いし、今週末に行われる初ライブでも盛り上がること間違いなしのノリノリの曲です。
爽やかですし、何かのタイアップやCMソングに使われてもおかしくないかも。
ただ、Cupitronならではの、なにか目新しいことをしているかというと、ちょっと首をひねらざるを得ません。
どこかで聞いたような、と言ってしまえばみもふたもないのですが、もっとオリジナリティが欲しいなという感じです。
逆を言えば、テクノポップに傾倒していなくても、アイドルのくくりとして応援したい人にとっては、むしろこれくらいわかりやすい方が入口としてはちょうどいいのかもしれません。
最初から敷居の高い、ゴリゴリのテクノサウンドでは、付いてくるファンも限られるでしょうから。
シングルではわかりやすい曲を、アルバムやカップリングではマニアックな曲を、というのがバランスが取れていいのかもしれません。
 
アイドル界でも、テクノポップ界隈はどうしてもPerfumeの一人勝ち状態が続いていて、フォロワーがあまり育たない傾向があるので、このCupitronには中田ヤスタカサウンドとは違うテクノポップ路線を突き進んで欲しいものです。

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新型コペン試乗

イハツから新型コペンが発売されたと聞いて、さっそく近所のディーラーを訪ねてみました。
まだ実車は来てないかもしれないから、カタログだけでももらえれば、と思っていたらなんと本日実車が入ってきたとのこと。ラッキー。
 
まず外観から、先代コペンが丸みを帯びた可愛らしいデザインであったのと正反対に、角ばったいかついイメージに一新されていました。
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これは男性ウケはいいかもしれませんが、女性が見たら果たして「乗りたい」と思えるのか、少し疑問がありました。
先代はその丸みを帯びたコンセプトが女性のハートを射止めた部分もあったと思うのですが、単純にカッコよさを追求したような新型は、賛否が分かれるような気がします。
で、特にいかつい部分がフロントマスク。てか、いわゆる最近のクルマって感じで、もっと言えば86やBRZをちっちゃくしたようなイメージです。
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横から見るとよくわかるのですが、フロント部分がストンと垂直に切り落とされたようなデザインになっています。これはわざとなのか、それとも軽自動車の全長規格内におさめるために、こんなデザインにせざるを得なかったのか疑問が残ります。この垂直フロントも賛否が分かれそうです。
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リアはトランクのエンド部分の処理が旧車ちっくに出っ張っていて、そこだけ見ると懐古主義じゃないでしょうけど、単純にかっこいいです。先代コペンの丸いお尻とは真逆のコンセプトです。
単純にエクステリアだけ見ると、スポーツカーであることを主張したようなデザインで、それだけでドライバーを走る気にさせてくれます。
 
インテリアは、シンプルかつ上質にしつらえてあります。
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シートはしっかりとしたバケットシートで、体をホールドしてくれる感じが心地いいです。
ただ、荷物置きが少ないため、財布とか携帯とか必要最低限のものしか置くことができません。ドリンクホルダーすらありません。そのへんはわざとスパルタンに仕上げたのかも。
基本はオーディオレスです。先代は2DINサイズのスペースがあって便利だったはずですが、この点はちょっとマイナスかな??
 
さて、走りの方です。試乗したクルマはCVTで、MTは置いてありませんでした。鳥取店にはあるそうなのですが…
最近の車はNAであっても、70Km/hくらいスーッと滑らかに走ります。
新型コペンは、三気筒のターボなのでかなり加速がいいです。高速走行をしていないので分かりませんが、先代の四気筒よりも高回転域の伸びは上回ってるものと思われます。
あとは、排気音がほどよいサウンドを奏でてくれるので、走る気にさせてくれます。
これで5MTだとどんな走りをするのか? とても興味深いです。
足回りは固めに設定してあって、コーナリングはロールを抑えてあって素早く回れます。この辺のハンドリングは爽快です。
段差を乗り越えた時のショックは比較的マイルドで、これだと街乗りも疲れにくいものと思われます。
街乗りからワインディングまで、幅広く使えるクルマという印象を受けました。
それから乗っていて、FFであることを忘れるくらい軽快な走りをしていたのも印象的。ステアリングもほどよく重くしてあって、操舵性も抜群です。スポーツ走行として、最低限の面白さは確保していると思います。
 
総評として、デザインは見る人によって賛否が分かれると思います。先代がひと目で「コペンだ!」と分かる個性を持っていただけに、新型がイマドキのクルマにすり寄ったようなデザインに落ち着いたのは残念かもしれません。ただ、スポーツカーらしさをまとったデザインであるため、見方を変えるとうまくまとめたな、という感じです。
走りはライトウェイトスポーツとして申し分ないです。FFであってもスポーティーな走りをしてくれましたし、これなら峠にでも行ってみたいと純粋に思えました。
それから、ドア以外の外版が樹脂製で取り外し可能であることから、着せ替えができるのも特徴です。恐らく社外品がたくさん出ると思うので、ユーザーそれぞれ思い思いのデザインに変身させられる楽しみもあるのではないでしょうか。
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エンジンルーム。エンブレムがダイハツではなく、コペン専用になってるところもこだわり。

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Chelipの人となり

取県は米子を代表するアイドルの一角を担うChelip。
井次麻友さんと、藤井美音さんによる二人組ユニットです。
わたくしは、何度かこのブログを通して彼女たちの素晴らしさを伝えてきました。(ブログ自体をあまり更新しないので時期はばらばらですが)
最近は主にTwitterに思ったこと書いたり、レギュラーラジオをネットにアップロードしたり、ライブ会場で(運営さんの許可を得て)動画を撮りこちらもアップロードすることで、Chelipの魅力を世間の人たちに伝えようと努めてまいりました。
 
わたくしがChelipに初めて出会ったのが2012年の11/3です。
そこで1stシングルの曲を聞きとても気に入り、また彼女たちの持つパワーに圧倒されて、それ以来ファンを続けています。
約2年見続けてきて思ったことを書いてみたいと思います。
 
藤井美音さんは、日頃から様々なアイドルさんを見たりと研究に余念がなく、恐らくそこから得られたものをChelipに昇華しているものと思われます。
また、自身のアイドル論を持ち、ブログやTwitterにてとても熱く、意識の高い言葉をつづっていらっしゃいます。そのストイックとも解釈できる姿に、いつか燃え尽きてしまうのでは? といらぬ心配をしてしまうほど熱いハートを持っておられます。
最近では、その真っ直ぐで不器用な自分の性格を「めんどくさい奴」と謙遜しているみおんさんですが、決してめんどくさい奴でもなんでもなく、かえって素直すぎる率直な性格にますます惚れ込んでしまうほどです。
ライブでは主にMCを担当し、しっかりとした言葉で会場のお客さんに自分の言葉で伝えようとしています。
自身がアイドル好きであるがゆえに、自分がどう見られているか? どう見られればいいのか? ということをわかった上での言動に、ファンは魅了されるのだと思います。
 
井次麻友さんは、とにかくマイペース。ひょうひょうとしていて、一見何も考えていないように見えますが、実はこちらも熱い心の持ち主です。ただ、本人はその部分を出すのを恥ずかしがっているように感じます。
ブログやTwitterでも、みおんさんのようにアイドル論を語るようなことは一切せず、まともな書き込みはおろかときおり意味不明な発言も散見されます。
そんなところから、つかみどころのないキャラ設定されてしまっているようですが、当の本人は気にしてないのか何も考えてないのかこちらも自身のスタイルを貫き通しています。
しかし、ライブでは一変して本気モードに切り替わります。その姿は、日々のレッスンで鍛え上げられた歌とダンスで、見るものを魅了します。要するにまゆさんは、自分が努力しているところを見られたりするのが恥ずかしいと感じる人なのだと思われます。
ライブ後の物販では、訪れた人に人懐っこく気さくに話しかけるところも魅力的です。おとなしい人が来ても、どこから来たのか? 本名は? 仕事は? と根掘り葉掘り聞き出そうとします。そんな友達感覚で話しかけるまゆさんだからこそ、ぐいぐい自身の持つまゆワールドでもってファンを獲得しているものと思われます。
 
以上が、今までChelipを見続けてきて感じた、ふたりの人物像です。
1stシングルのカップリングにあるように、まさにアシンメトリー。
お互いキャラがかぶることなく、それぞれにファンがつくという理想形になっています。
でも、ふたりに共通しているところもあります。
それは、熱くて他人思いの強いところ。人の暖かさに触れたとき、思わず感極まって泣いてしまうピュアな心を持つところはふたりとも同じです。
しかしそれは、人として当たり前なのかもしれません。アイドルである以前に、人として思いやりのある優しい心を持った純真な女の子であるのが、Chelipなのだと思います。
だからこそ、魅力的なのかもしれません。
これからも、熱いハートを持ち続けたまま、活動を続けていってほしいと願わずにはいられません。
 
気になった方は、YouTubeで「Chelip」と検索なさってみてください。
わたくしや他の方々がアップロードした動画等がたくさんあります。

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2014年5月 Chelip定期公演

しぶりのブログ更新でございます。

最近はもっぱらTwitterでのつぶやきがメインになっておりまして、ブログは完全に放置状態でした。

ですが、思うことがあれば意見等を存分に書ける場なので、不定期であっても書き続けたい思いもあります。

Twitterではどうしても文字数制限の壁が有り、思いの丈が伝えられないのが現状です。

というわけで、今日は思うことが色々とあって、今年初めての更新となりました。

 

2014/05/31はChelipの定期公演の日でした。

5月のChelipはGWに連日イベントを行ったり、はたまた東京→新潟→東京というハードな日程をこなしていました。

その成果が実ったのか、定期公演はMCを数多く入れたり、じゃんけん大会があったりしたものの、一時間という長丁場のステージとなりました。

と言っても、決して中だるみすることなく、内容の濃い、素晴らしいステージでした。

Chelipの真価は、安定したライブパフォーマンスを提供してくれるところにあると思います。

当たり前のようですが、毎回同じ、もしくはいつも以上のクオリティのライブを見せてくれるということは、並大抵のことではありません。

日頃の練習の成果でもありますし、遠征で培った成果だと思います。また一歩成長の階段を登ったと言っていいかもしれません。

 

長々と前置きを書きましたが、今回のChelip定期公演最大の目玉は、待望の2ndシングルリリースの発表です。

定期公演の動画のリンクを貼りますので、メンバー本人の言葉をお聞きになりたい方は、そちらでご覧下さい。https://www.youtube.com/watch?v=SdRy4YoKSmQ

要約すると、リリースは7月上旬。

レコーディングは既に終了していて、今はマスタリングを行っているところだそう。しかもその作業は海外で行われているのですから、気合の入り方が違います。

作曲は1stシングルを手がけた、浜田ピエール裕介氏。あの名盤の作曲者が再び書き下ろしてくれたようです。

と、ここまで発表を聞いて、名曲「アシンメトリー」のような楽曲を想像すると大変なプレッシャーになってしまう恐れがあります。

期待が高い分、思っていたものと違っていたものが出てきた時の落胆は大変大きいものがあります。そこにある種の怖さがあります。

1stがあまりに出来が良かった分、2ndへの期待は相当なものがあるはずです。

わたくしは、Chelipファンのひとりとして、どうか過剰な期待だけはしないでいただきたいということと、もし1stを超えるような内容でなかった時に「裏切られた」という感情を持っていただきたくないのです。

元々、1stシングルは気合を入れすぎて2000枚プレスされました。

これを売りきらないと2ndがリリースできないと、何度もメンバーがMCで言ってきました。切実とも解釈できるこの発言に、ファンとして何が出来るか? 常に考え続けてきました。自分で複数枚購入したり、他人にすすめて買ってあげたり、ライブ動画をアップして宣伝したり…その程度しか自分にはできませんでした。もっと大々的に宣伝できる方法があればいいのですが、あまりの自分の無力さに打ちひしがれたこともしばしば。

一時期は、ひょっとしたら2ndシングルがリリースされる日は来ないのでは? と弱気になることもありましたから、まず2ndがリリース決定されたこと自体がある意味事件と言ってもいいくらいのニュースなので、それだけでも喜ばしいと思うのです。

先日、運営の方にたずねたところ、5月半ばの時点で1stシングルは1500枚近く売れたそうです。正直そこまで売れているとは思っていなかったので、この数字には驚かされました。これは純粋に楽曲の完成度の高さもありますし、Chelip陣営の地道な活動の結果だと受け止めています。

運営の方に2ndの内容について軽く教えていただいたのですが、Chelipらしい楽曲に仕上がっているとのこと。

そこでふと思いました。Chelipらしい楽曲ってなんでしょう?

わたくしは、いわゆるそこらにいるアイドルとは一線を画す、アーティスティックな楽曲、もっと言えばアイドルなのにアイドルらしくない楽曲をやるのがChelipだと思っています。

もし仮に王道アイドルソングが提供されたとしても、ふたりの歌唱スタイルは、これまたそこらのアイドルとは違う中音域を駆使したアーティスティックなものであるため、どんな曲でもChelipらしいスタイルに生まれ変わってしまうと思うのです。その代表的なものが「Che Che Chelip~魔法のコトバ~」だと思います。

最近、色々なアイドルを見る機会が増えましたが、大抵のアイドルはライブ映えするノリの良い曲が多く、ボーカルも可愛らしさを全面に出したキンキン声のアイドルさんが多いです。積極的にヲタ芸を推奨し客席をあおるアイドルも珍しくありません。ライブで聞くと、なんとなくその場のノリでかっこいいような錯覚に陥りますが、冷静に聞いてるとどれも似たような曲に聞こえ、没個性になってしまっているものもしばしば。もちろん個性的なアイドルさんもいらっしゃいます、そのへんは誤解なきよう。

そこへ行くと、Chelipのライブは異色です。ある種、落ち着いたアダルトな空間にガラリと変わります。かと言ってライブの盛り上がりが冷めることはありません。イロハウタのような激しいライブ向けの曲はあるものの、中音域の安定したボーカルであきらかに他のアイドルとは差別化がなされています。ここにChelipの強みがあります。

また、Chelipが持つ独特の空気感は明らかに他のアイドルとは違うものがあります。もしかしたらそれはカリスマと呼ぶのかもしれません。

2ndシングルがどんな内容なのか現時点では全く分かりませんが、非常に楽しみであることには違いありません。その出来、不出来でまた評価が変わってくるかもしれませんが、ファンのひとりとして待望の待ち焦がれたシングルを歓迎したいと思います。どんな曲を歌ってもChelipらしさは変わらないはずですから。

とりあえず今は、CDが入手できる日を指折り数えることにします。長々と書きましたが、何が言いたいかというとChelip 2ndシングルリリース決定おめでとう!!

曲の感想はまたこのブログで書きたいと思います。

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モーニング娘。全国47都道府県キャンペーン 8/15島根県イオン松江

ってまいりました。

モーニング娘。全国握手会in島根県松江市。メンバーは譜久村聖さんと工藤遥さんです。

実は二日前の8/13にも、鳥取県で握手会があってそっちにも参加したかったのですが、ChelipのイベントがあるということでChelipを優先して、泣く泣く握手会を諦めたのです。

その思いもあって、この日は一日で二日分取り戻そうと、朝から気合を入れました。

 

で、18:30~握手会開始なのに、昼前に到着してCDを予約。この時点で、整理番号が306番。今回ライブチケットみたいな握手券で、いつもの握手券とは違いました。

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どこの握手会会場でも言えますが、必ずお店の開店前から並んで少しでも若い番号を求める人がいらっしゃいます。そういう方々は時間の使い方が上手で、メンバーが観光で行きそうなところを目星つけて先回りしたりして、時間をつぶすのです。

でもって、わたくしもノーマークだったのですが、地元のラジオ番組に生出演したり、新聞社にインタビュー受けたりしたようです。分かってたら、ラジオ録音したのにな~。

 

握手券を2枚ゲットして、まずはお昼ご飯。

その後、握手会会場に行ってみました。すると、すでにセッティングされていて柵が張り巡らされています。

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スタッフらしき人が数名いらっしゃいました。

この時点で、午後一時。握手会まで五時間以上あります。

でも、わたくしはこの現場付近でぼんやりとするのが好きだったりするので、連れと一緒に話をしながら時間つぶしをします。

時折、握手会目当てらしき人がやってきますが、会場を見るだけですぐにどこかへ行ってしまいます。わたくしみたいにぼんやりするのはお好きじゃないようです。

また、偶然会場の「モー娘。と握手が出来る」というポップにひかれて、一般の方が立ち止まりますが、メンバーがよく分からないようで、やはりすぐにどこかへ行ってしまいます。

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待っている間、顔なじみの山陰のローカルアイドルファンの方がやってきました。特にモーニング娘。ファンというわけではないようですが、Twitterにわたくしが握手会のことを書いたら、興味を持ってくださってわざわざ来てくださいました。拡散です拡散。

 

握手会一時間くらい前になると、さすがに握手会目当てらしい人が会場を取り囲むように集まり出します。そこでひとつ疑問が浮かんだので、近くにいたスタッフに質問しました。

会場への入場はどのように行うのか? ということです。すると握手券の整理番号順に入る、と明確な答えが帰ってきました。当たり前と言えば、当たり前ですな。

 

入場時間になったので、整理番号順に入ります。ちなみに、この時点で最終整理番号は540番くらいであると、売り場の店員さんが教えてくださいました。

入場すると、前から5~6列目くらいで、意外とステージから近かったです。

 

握手会の時間になり、いよいよ譜久村聖さんと工藤遥さんの登場です。普通に店内を警備員にガードされやってきます。

メンバーがステージに立つとよく見えました。スタイルのいいお嬢様風の聖さん。小柄で可愛らしい工藤さん。なかなかいいコンビです。

当初、握手会のみの予定でしたが、急きょトーク&握手会になりました。

島根県にやってきての印象や、出雲大社に行ったことを話してくれました。この様子は、リアルタイムでTwitterに上がっていたので、分かってましたが、本人の口から実際に聞くと「なるほど~」と説得力があります。

で、突然「島根県のゆるキャラ『しまねっこ』」を描いてみようのコーナーが始まります。「しまねっこ」に関するプロフィールを聞いて、それを元に描いたものを披露するのですが、ふたりともなかなか似てるものを描いていらっしゃいました。猫の頭の部分にお城の屋根をかぶっている箇所は正解でした。多分、きっとどこかで見たことあるんでしょうね。

どちらが似ているのかは、お客さんの拍手で決めます。勝者は、より細かい部分が似ていた聖さんでした。

 

いよいよ握手会の始まりです。順番は、前にいる人からです。わたくしに限らず、ほとんどの人がそうだと思いますが、握手して笑顔を振りまいているメンバーを眺めるのが好きです。

というわけで、ちょっとズルをしてみんなが前に行くのに逆らって、少しずつ後ろに下がっていきました。

握手会が始まると、その速度の速さにみんながどよめきます。

東京や大阪のようにイベントスタッフが握手会に慣れていて、お客さんをはがすのがうまいのはわかりますが、こんな田舎ではがしが速いとはびっくりしました。

でも、中には握手会に慣れている人もいて、はがしに抵抗しながらメンバーに話しかけていらっしゃいました。こうでなくちゃね。わたくしも握手会慣れしてるので、はがしなんて無視してましたが。

頃合いを見て、わたくしもいよいよ握手することに。伝えることは事前に考えてました。

握手の順番は、工藤さん→聖さんです。

抹茶好きの工藤さんには抹茶のお菓子を持ってきたことを伝えました。すると、とても喜んでくださいました。ちなみに二人に宛てたファンレターも一緒に入れておきました。

聖さんには、島根に来てくれてありがとう、と感謝の言葉を伝え。次来るときは、全員でライブしに来てね。と言いました。するとハイ必ず! と言ってくださいました。

 

握手の印象ですが、工藤さんはソフトタッチ、聖さんが意外と力強く握る感じでした。逆かと思いましたが、見た目で判断してはいけないってことですね。

 

2回握手を終えたところで、まだ物足りなかったので、追加で3枚目の握手券をゲット。この時点で611。

わたくしの後は、20~30名くらい来ましたので、恐らく650枚くらい出たのではないでしょうか? ただ、複数枚買ってる人が大半だろうと思われるので、実際の参加人数は300~400人くらいではないでしょうか。

3回目のメッセージは、モーニング娘。の新曲のMVがYouTubeで再生回数が100万回超えてたのでそれを伝えると、ふたりともびっくりしてました。

 

握手を終えると、会場後方の柵から握手の様子を見ることに。

この時点で、握手している人は十数名。しかし、みんな握手券を相当数持ってらっしゃいますので、ループが始まります。

一人脱落し、二人脱落し、とどんどん人が減っていって、三人に絞られていきました。

そして、最後の一人になった時に、会場から拍手が起こります。この現象はどこの握手会会場に行っても起こりますね。例え田舎であっても。

最後の一人になっても、まだ握手券を数枚持ってらしたので、スタッフからフリートークしていいと許可が出て、三人で楽しそうに会話してらっしゃいました。

それにしても、よくしゃべる内容が尽きないものだと感心しました。

5分くらいトークが続いたところで、スタッフから「そろそろ……」とストップがかかり、握手会終了。

 

会場後方の柵が撤去され、メンバーの近くまでお客さんが移動します。わたくしは最前列でしたので、メンバーがよく見えました。

聖さんの「今日は集まってくださってありがとう、と思っていたのに、みなさんから島根に来てくれてありがとう、と言ってもらえて嬉しかった」そう。

また「今度はライブをしにやってきます」とのお言葉もいただけました。

 

メンバーが退場して、店内を移動するわけですが、当然のごとくお客さんが後を追いかけます。中には走る人も。気持ちは分かりますが、これはあまりマナーとしてよろしくないな、とちょっと思いました。その場で、手を振り見送る程度に抑えておくべきだと思います。

 

というわけで、全国握手会でした。

地方の握手会なので、どれくらい盛り上がるか心配でしたが、意外と盛り上がって良かったと思います。もちろん、遠征組もいらっしゃったと思いますが、地元の人で聖さんや工藤さんをよく知らない人も参加していたかもしれないことを考えると、大成功だったと思います。

わたくしとしても、今まで参加した握手会でもトップ10に入れてもいいくらいの内容でした。

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松江水郷祭「だんだんGirls Fes 2013」

ってまいりました。松江水郷祭「だんだんGirls Fes 2013」

本来、水郷祭の目玉は宍道湖畔から眺める花火がメインなのですが、そのイベントに華をそえる形で「Girls Fes」が行われました。

目当てはもちろんChelip。そして一緒に共演するこすぴッと。

ここでは、Chelipが地元初披露となった、新曲「イロハウタ」について絞って書いていきます。Chelipのライブパフォーマンスは、相変わらずの安定の生歌で、聞いてて安心できます。

 

さて「イロハウタ」とタイトルだけ聞けば、歌謡曲ちっくなゆったりとした歌なのかな? と思っていたのですが、聞いてびっくり、客をあおるアップテンポでロックテイストの楽曲でした。

「We Are!?」とのメンバーからの問いかけに「Chelip!!」とコールをするところは、どこかBABYMETALに通じるものを感じましたが、単なる偶然でしょう。

バックのサウンドがよく聞き取れなかったので、判断がつきかねますが、どうも打ち込みっぽいですね。ギターとシンセサウンドが絡み合うところがカッコイイ!。

そういう意味では、70年代ブリティッシュハードロック的手法のようですが、うまく現代的にデジタルロックに昇華されています。まずもって、イントロでのドラムが「ズダダダ」と鳴るところで、すでにノックアウトです。

間奏のシンセソロなどはよく練られており、叙情的ですらあります。リフのハードさとの対比で、美しさがより一層際立ちます。これで、ギターソロもあれば面白かったのに。6~7分になってもいいから、やってもらいたいものです。

曲終わりのギターの「ジャーン」ってところなど、古典的だけど、そこが返って新鮮ですね。安定です。

 

歌の方は、一聴すると単なる盛り上げ曲かな? と思ってしまいますが、聞き込むと、これまた古き良き時代のロックを思い起こさせるもので、ある意味懐かしさもあります。

この辺は、まゆさんと、みおんさんの中音域の声を活かして、ちょっぴりドスを効かせてるのが効果的です。

いかにChelipらしさを活かすか? という課題を見事にクリアしてると思います。

ただ、それがロックの方面で活かされるとは予想していませんでした。こういう路線も悪くないな、というくらい説得力のある曲だと思います。

とはいえ、分かりやすそうで、実は奥の深い曲のような気がするので、ライブで聞き込むにつれてこの曲の魅力がどんどん出てくると思います。

もう、アイドルの領域を超えている気がします。

どこか孤高感すら感じさせる曲ではありますが、救いは客とのコール&レスポンスがあるというところでしょうか?

今までと違い、かなり振り切っていて、この曲を発表するにあたって、かなり勇気と決断が必要だったのではないか? と勘ぐってしまいます。

結果的に、お客さんは乗っていたし、OKなのではないでしょうか。まゆさん風に言うと「OKでーす」

今後のChelipの方向性を決めるターニングポイント、とまではいかないまでも、一度でもロックをやったという前例が出来てしまった以上は、これからもやるのでは? と期待させられるものがあります。そしてアイドル性は影を潜めることになるかもしれません。

 

まあ、あくまで今回は、激しい曲になったというだけであって、次作はいきなりバラードが来るかもしれないので、Chelipの懐の深さを知った気がします。

色々なジャンルに挑戦して、表現力を広げていってもらいたいと思います。

 

さて、フリコピ大好きなわたくしとしては、「イロハウタ」のダンスは激しい上に、難易度が高そうで、とても挑戦しがいがあります。頑張って振り覚えよっと。

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天空ライブ2013@フェスティバル・ディア・マスミズ / Chelip

ってまいりました。

大山は桝水高原で行われた、「天空ライブ2013@フェスティバル・ディア・マスミズ」

この地方に昔から行われている神事を元に、お祭りをして盛り上がろう、という趣旨のイベントです。

そこの歌ゲストとして、Chelipが参加しました。

事前に、運営の方に会場入り時間を聞いていたので、入り待ちをするべく、14:00~のイベントなのに朝から現地入り。

到着してしばらくすると、Chelip登場。運営の方々にもあいさつをしました。

あいさつも早々に、Chelipのリハーサルが始まります。一応運営の方に許可をもらって、リハーサル風景を撮影。

リハーサル後のChelip。汗かいたので顔見られたくないと、下を向くみおんさん。

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その後、待つこと数時間、ようやくChelipのステージが始まります。

セットリストは、

1.Che Che chelip ~魔法のコトバ~(ショートバージョン)

2.初恋スイッチ

3.ハッピーシンセサイザ(ダンスのみ)

4.アシンメトリー

5.Che Che chelip ~魔法のコトバ~

ここ最近のChelipは、10分程度のステージが多く、久しぶりの30分枠でのライブでした。

また、この日も暑い上に、日差しが強く、ステージ上のChelipはみるみる汗だくに。わたくしも、撮影しながら、フリコピしてましたが、暑いのなんの。

誰も熱中症にならなかったのが不思議なくらいでした。

ここで、ひとつお詫びを。

最後に歌った「Che Che chelip ~魔法のコトバ~」 ですが、あまりの炎天下の中撮影していたら、カメラが熱暴走を起こして、撮影不可になってしまい、途中で切れてしまいます。申し訳ありません。

今後は、直射日光を避け、日傘をさすなど対策が必要かもしれません。

さて、当初、Chelipはこのイベントの後、翌日の京都で行われる「京都アイドルシティフェスタ2013 」に出場するため、その日のうちに移動する予定でしたが、当日の出番が最後の方になったため、翌日出発でも構わないということになりました。

というわけで、ライブ後時間に余裕があるため、物販をするかも? とのことでしたが、残念ながらそれは無し。代わりにファンとのプチ交流会がありました。まあ、要するにみんなで雑談です(笑)

ミニ撮影会があったり、色々と楽しめました。

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その中で、わたくしなりにChelipにアドバイスというか注文をいたしました。

Chelipに限らず、アイドルさんたちはスカートの中が見えてもいいように、黒いアンダーウェアを着用されてます。

だからなのか、ダンスでスカートがめくれても一向に気にしないように思えました。

とある曲の場面ではモロに見えてます。

そこを指摘したら「見えてもいいも~ん」とあっけらかんとしてます。

いやいやそうじゃなくて、見えてしまったら夢が壊れてしまうんだよ、と教えてあげました。

見えそうで、見えないところに、ロマンがあるんだよと熱弁を振るってしまいました。

アニメだって、ヒロインがどんなに派手なアクションをしようとも、スカートの中は見えないのと一緒です。

美少女のスカートの中は神秘のヴェールに包まれた不可侵領域であるべきだと思うのです。

この思いが二人に伝わったかどうかはわかりませんが、とりあえずできるだけ足を閉じてね、とだけは言っときました。

 

プチ交流会の締めは、恒例の円陣です。

翌日の京都の成功を祈りつつ、みんなで「Chelip~」と掛け声をかけて終了。

そして、迎えの車で帰っていくChelipをみんなでお見送り。

今回、このイベントに参加したChelipファンは、思ったよりも少なかったように思いました。

30分のステージと、プチ交流会だけでも、参加した甲斐がありました。朝早くからでも。

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Aira Mitsukiさんに思うこと

6/30は、BABYMETALのNHKホールでのワンマンライブに渋谷は熱くなっていたわけですが、一方で渋谷Gladでは「重大発表がある」というAira Mitsukiさんのソロライブが行われていました。

事前に「重大発表」と言われると、ここ最近の活動の少なさからいって「引退説」も出ていたわけですが、やはりというかラストアルバムをリリースし、ソロライブを行ったあと「活動休止」ということになってしまいました。

びっくりはしませんでした。「ああ、やっぱり」というのが率直なところです。

活動期間は6年ということですが、実質精力的に活動していたのは「???」ツアーまでの、2011年初頭までではないでしょうか?

デビュー当時は、シングル攻勢で、よく作られた楽曲と尖ったリミックスをたくさん収録した、お得感満載のリリース展開をしていて、とても楽しかった思い出があります。

アルバムも非常に出来がよく、特に2ndの「PLASTIC」はPerfumeを超えたとも言える、ジャパニーズテクノポップの金字塔を打ち立てました。

その後はジャンルにこだわらない音楽性で、実験的なアルバムをリリースしていきました。

が、2011からパッタリとCDのリリースが無くなり、やることといえば、関東のみのライブ及びDJイベントのみ。

実はこの頃から、今後の活動が危ういのでは? と思っていました。

毎回ライブに来てくれる常連さんだけが盛り上がっていて、どこか閉塞的なものも感じていました。

 

ちゃんと調べたわけではありませんが、多分鳥取県でAiraさんを真剣に応援していたのは、自分くらいのものだと思います。

そもそもなぜAiraさんを応援することになったのか?

それは、2007年の7月にさかのぼります。

 

わたくしは普段メタルの情報を「BURRN!」という雑誌で得ているのですが、その雑誌の新譜レビューに見慣れないCDが取り上げられていました。

80✩PAN!というガールズロックバンドの「8 Carat Princess」というアルバムが取り上げられ、高評価を得ていたのです。そこで、彼女たちに興味を持ってアルバムを聞いたところ、結構お気に入りになりました。

そんな矢先、彼女たちが主催で行っていたライブツアー、LIVERINGというのが大阪で行われるとのこと。しかも対バン形式で相手はBON-BON BLANCO。サントス・アンナさんのボーカルが大好きだったわたくしは、ぜひともこのライブを見に行かねば! と足を運びました。

で、ライブが始まると、前座で見慣れない女の子が登場しました。赤い未来的な衣装の子は、Aira Mitsukiと名乗り、まだデビュー前でしたが「カラフル・トーキョーサウンズ No.9」と「キャンディーライト・モード」を歌いました。

当時のわたくしは、Perfumeに少しハマっていた時期で、テクノポップが好きになりつつありました。ですから、Airaさんの音楽性もすんなり心に響きました。

家に帰って検索してみるとブログもされていて、すぐにコメントしました。

これがわたくしとAiraさんの初の遭遇です。

 

次に会うことになるには、しばらく時間が空きます。理由は関東のみで活動されていると、なかなか参戦しにくい、ということです。

次に大阪に来てくれたのは「サヨナラ TECHNOPOLiS」のリリースイベントでした。

握手会の時のやり取りをいまだによく覚えているのですが、

「初めて参加しました」
「また来てね」

という簡単なものでした。ですが、ファンレターと差し入れのお菓子を持っていくという、わたくしのプレゼント攻撃はこの時点で始まっていました。

 

その後は、大阪でイベントがあるたびに足を運びましたし、リキッドルームで初のワンマンライブが行われた時は東京まで遠征しました。

この頃になると、段々とAira現場で会う方々と顔見知りになり、あいさつをしたりお話をしたりということも増えました。

もちろんAiraさんにも、「鳥取から来ているファン」として認識してもらえるまでになりました。ちなみに一度Airaさんに「鳥取ってどこかわかる?」って聞いたら「えーと???」と即答できなかったというエピソードがあります。

何度も足しげくライブやイベントに通いつめていると、握手でのおしゃべりも話が弾み、5分くらい話をするのは当たり前になっていました。後ろに並んでいるファンの方には悪いとは思いつつ……。

 

そんな蜜月もそう長くは続きませんでした。

Airaさんが新曲を出さなくなったのです。これにはさすがに応援のしようがありません。やはり曲あっての応援だと思うので。

また、ライブやイベントも関東のみに限定されてしまい、関西には来てくれなくなりました。これには鳥取在住のわたくしからすると、交通費がバカになりません。

 

というわけで、なんとな~くAiraさんから気持ちが遠のいていたのです。

そんなところへふと入った情報が「6/30のライブで重大発表」。これは何かあるどころじゃないな。と思いました。多分、多くのファンが同じ思いだったでしょう。

そして、結果は「やっぱり」でした。

まだ「活動休止」というだけで「引退」ではないところが、救いなのか、それとも生殺しなのか分かりませんが。

でもまあ、ニューアルバムを出してくれるだけでもありがたいと思わないといけないのかな??

 

音楽的には、2ndでやりきってしまった感があり、それ以降は拡散傾向にありましたが、最後はキチンとまとめあげてくれるのでしょうか? 期待したいところです。

また、ラストライブも何本か行うようですが、全て東京ということで、わたくしは参戦できません。久しぶりにAiraさんに会いたかったのですが……。

ライブDVDをリリースしてくれるのを期待します。

 

Perfumeの対抗馬として、奮闘を続けてきたAiraさんですが、ここ1~2年はきゃりーぱみゅぱみゅさんにその座を奪われてしまっていた感じがします。

何としても、ラストアルバムで、Aira Mitsukiというアーティストがいたんだ! ということをぶつけて欲しいものです。

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メギツネ / BABYMETAL ~五月革命チケット特典CD~

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BABYMETALが行ったライブツアー「五月革命」のチケットに当選すると、特典CDがついてくるということでしたが、届いてみると「メギツネ」のリミックスバージョンを収録したCDでした。

収録曲は、

1.メギツネ

2.メギツネ -TEKINA REMIX-

 

「I、D、Z」のライブのチケットにも特典CDが付いており、それは「イジメ、ダメ、ゼッタイ 世直し盤」という名前が付けられていましたが、今回のメギツネ特典CDには特に名前はないようです。

ちなみに「世直し盤」の収録曲は、

1.イジメ、ダメ、ゼッタイ

2.ヘドバンギャー!! -Night of 15 mix-

となっており、「ヘドバンギャー!! -Night of 15 mix-」は、2012/12/20に赤坂ブリッツで行われた「SU-METAL聖誕祭」で特別に歌われたバージョンです。

こちらは、「ヘドバンギャー!!」を打ち込みのテクノ/クラブミュージックに仕立て上げた、異色サウンドで、メタル色は一切ありません。

ボーカルにエフェクトをかけてますが、曲の進行は基本的に原曲そのまま。素直にリミックスした感じです。

つまり、音処理以外はあまり違和感がありません。

 

一方、「メギツネ -TEKINA REMIX-」は、同じく打ち込みのクラブミュージック系ながらも、曲進行を多少いじってあって、原曲を崩しています。

常々、わたくしはリミックスするなら原曲を壊すくらいの思い切りが必要だと思っているのですが、このバージョンは面白いです。

また、バックがメタルじゃない分、音にすき間ができて、SU-METALのボーカルが浮き上がって聞こえます。

要するに、SU-METALのボーカルを堪能するのには、通常の「メギツネ」よりも楽しめるかもしれません。

でも、曲として楽しめるのは、やっぱりオリジナルかな? もっと面白く仕上げられそうなだけに残念。

 

リミックスというと、どうしても打ち込みのクラブミュージック系になりがちですが、もっと違った手法でやっても面白いと思うのです。

同じクラブミュージック系にするなら、東京女子流の「ロイヤルミラーリミックス」が80年代の洋楽ディスコチックで面白いです。こちらの方が音が凝っていて面白いのです。

一方、BABYMETALの方は安っぽい仕上がりで、やっつけ感が無きにしも非ず。

まあ、おまけ程度に聞かせる感じかな?

 

ところで、このCD非売品だと思うのですが、ジャケットには定価が記載されています。

「世直し盤」が500円

「五月革命盤」が700円

某オークションでは高値で取引されてますが……。

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メギツネ / BABYMETAL

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「メギツネ / BABYMETAL」

メジャーシングル第二弾です。

初回盤が三種類と通常盤があり、全部で4パターンありますが、収録曲は初回盤にBLACK BABYMETALの「おねだり大作戦」、通常盤にSU-METALソロの「紅月」がそれぞれ収録されています。

 

「メギツネ」

そもそもの話で、BABYMETALのメンバーがメタルについて勉強している時に、海外のメタルミュージシャンがやっている「メロイックサイン」を見て、影絵のキツネと勘違いして「可愛い」と言ったことから、BABYMETALはオリジナルの「キツネサイン」が出来上がったわけですが、今回の曲はBABYMETALがその「キツネ」にこだわってクローズアップした曲になっています。全て後付けの事とは言え、ここまで風呂敷を広げられると、感服するしかありません。

公式では「お祭りメタル」とあるように、「メギツネ」は和風テイストの曲に仕上がっています。

衣装もいつものゴシック調のモノから、和服に着替え、キツネのお面を強調しています。

和風テイストのメタルというと、真っ先に思い浮かぶのが、自称「妖怪ヘヴィメタル」の陰陽座です。彼らもコンセプトだけを聞いてると、色物っぽいですが、音楽そのものは正統派のメタルで、和風のメロディをうまく融合させて成功している数少ないバンドです。

どこまで陰陽座と差別化をはかるかが、今回の曲の鍵だったと思われますが、「お祭りメタル」として「ワッショイ」とか「ソレソレソレソレ」とか「ソイヤ」とか、YUIMETALとMOAMETALに合いの手を入れさせることでBABYMETALらしさを演出しています。

曲も扇情的になるようにうまくアレンジされていて、豪華さや賑やかさといった喧騒感を表現しています。

 

曲は、太鼓を意識したような「ドコドコ」というスネアが印象的で、なおかつキャッチーで覚えやすいリフが特徴です。ここに「ソレ!」と掛け声が入ることで、嫌が応でも盛り上がります。

曲のアレンジを手がけたのは、「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」のゆよゆっぺ氏。「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」はメタルというより、普通のポップスを多少ディストーションをかけた程度で、あまりメタルメタルしたアレンジにしない方です。

「メギツネ」もガチガチのメタルアレンジに仕上がっておらず、ポップスの領域にとどまった上で、メタル要素が入ってる感じです。曲も生演奏ではなく、打ち込みですし。

ですが、ドラムパターンがかなり激しくて、ここだけは激烈なメタルっぽさがよく出ています。特にバスドラ。海外の猛者ドラマーならキックできるでしょうけど、日本人のドラマーでここまでキック出来る人は限られてくるのでは……。

歌メロは、SU-METALの新境地を拓いたような世界観で、特にサビに至っては昭和歌謡といってもいいくらいのメロディラインです。

こういうクサイメロディラインを歌うと、ダサくなりがちですが、メタルの上に乗っかると不思議とかっこよく聞こえるから面白いものです。

これは何も「メギツネ」に限った事でなく、海外のメタルにも言えます。その国々の土着の民謡を取り入れたメロディラインでメタルを歌っても、ダサくなるどころか、クサイメロディラインが返って感動を呼ぶのです。

「メギツネ」も、日本人が好むマイナー調の切ないメロディが特徴です。ここに、ジャパニーズメタルの真髄があると思います。

SU-METALは、真っ直ぐで伸びやかなボーカルが特徴で、まだヴィブラートらしいヴィブラートは出来てませんが、10代でここまで歌えるのなら満点です。誰もさくらまやのように歌ってほしいとは思わないでしょう。

更に曲は、「さくらさくら」のパートが導入されており、ジャパニーズメタルであることをことさらに強調してるようです。

「メギツネ」は、お祭りの楽しさと、歌謡曲の切なさが同居した、日本人にしか作り得ないまさに「ジャパニーズメタル」だと思います。そこに加えて、SU-METALのボーカルの新たな一面が見れるという大きな意味のある楽曲に仕上がっています。

 

「紅月-アカツキ-」

SU-METALのソロ曲です。

曲自体は、昨年のBABYMETALソロライブにて披露されてましたが、長らく曲タイトルが発表されていませんでした。わたくしは勝手に「紅の騎士」と呼んでました。

曲はメロディックスピードメタルとか、メロディックパワーメタルとか、そういったジャンルになると思います。日本人メタラーが最も好むメタルのジャンルです。曲のテンポが速くて力強く、尚且つメロディラインが美しくもはかないというのが特徴です。

これは、BABYMETAL及びSU-METALファンが、彼女に最もやってほしかった曲に仕上がっているのではないのでしょうか?

今までのBABYMETALは「ド・キ・ド・キ☆モーニング」に始まり、ポップスの領域を意識した上でのメタルで、純粋なメタル曲といえば「イジメ、ダメ、ゼッタイ」くらいのものでした。

その「イジメ、ダメ、ゼッタイ」ですら、YUIMETALとMOAMETALの合いの手が入っていて、それが邪魔という頑固な人もいたかもしれません。

ですが「紅月-アカツキ-」は、合いの手のない完全にSU-METAだけLの曲です。バックの演奏も純粋なメタルです。ここまでやってくれたら、BABYMETALに否定的なガチメタラーにもアピール出来ると思います。

恐らく、このクオリティの曲をやり続けていけば、メタルファンに十分に訴えかけるものがあるので、支持は受けられると思います。

とはいえ、オンリーワンを目指すBABYMETALですから、メタルファンのためだけにアピールする楽曲にとどまらない活動を望みます。

常に「なんじゃこりゃあ!?」と、ファンの度肝を抜くような楽曲を提供し続けていってほしいのです。

そのためには、正統派のメタルから逸脱してもそれは構わないと思っていますし、なにもメタルじゃなきゃダメってこともありません。

でもたまには「紅月-アカツキ-」のような曲も織り交ぜてね。ってところでしょうか?

 

「おねだり大作戦 / BLACK BABYMETAL」

YUIMETALとMOAMETALがメインの曲です。

簡単に言うと、ラップメタルです。えーと、実はこの手のジャンルは苦手だったりします(笑)

まあ、彼女たちにはメタルの様々なジャンルに挑戦して欲しいと思ってるので、こういうのもアリです。いつかはやると思ってました。「いいね!」で布石をしてましたし。

とはいえ、ライブでは非常に盛り上がる曲で、サビなどでは会場一体となってジャンプしまくりです。

歌詞は女の子がパパにゴマすりしながら、おねだりするという小悪魔な曲です。

MOAMETALによる殺し文句の「わたし、パパのお嫁さんになるんだ」がきいてます。

ボーカルに関しては、やはりSU-METALと比べると子供子供した声です。だからこそ、おねだりの歌詞が似合うのかもしれません。

キャピキャピしてるようで、実はボーカル自体の下地はしっかりとしてるので、ちゃんとじっくりと聞けます。多少の萌え要素もありますが……。

凡庸なことを続けるよりも、常に前進・実験を繰り返して欲しいので、この曲の意義はとても大きいと思います。

 

以上、「メギツネ」の感想でしたが、3曲とも全く違う曲調なのに、ちゃんとBABYMETALらしさが出ているのが素晴らしいと思います。

これからも、様々なメタルに挑戦していってほしい、そう思ったシングルでした。

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