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TARKUS / Emerson,Lake&Palmer

tarkus

「TARKUS / Emerson,Lake&Palmer」(1971)

7部構成から成る、20分にも及ぶ壮大なロック組曲「タルカス」が収録された、EL&Pの代表作。発表から30年以上たちますが、その音楽性の高さはいまだ色あせていません。

EL&Pはギター無しの、キーボード(キース・エマーソン)・ベース&ボーカル(グレッグ・レイク)・ドラム(カール・パーマー)のトリオ編成というプログレッシブロックバンドです。メンバーの名前を3人分取った分かりやすいバンド名です。略してELPですが、よくELTと間違えられます(笑)

このアルバム収録の「タルカス」という、不思議なメロディ満載の組曲が大好きなのです。てか、極端な言い方すると、このバンドの他の曲はあまり聞きません。他の曲が悪いのではなく、この曲が凄すぎるのです。別に叙情的なメロディがあるわけでもなく、分かりやすいわけでもなく。

キース・エマーソンがハモンド・オルガンで奏でるヘンテコな、でもやたらクセになるメロディが延々流れる摩訶不思議な曲です。組曲だけあって、展開も複雑。というより、複数の曲がいくつか組み合わさった感じです。

1960年代の後半から1970年代の前半にかけて、イギリスで隆盛を誇ったプログレッシブロックというジャンルは、メンバーがクラシックから影響を受けているなどの理由から、時として複雑な曲展開を持った、一曲の収録時間の長さ対決をしているかのような風潮を見せていました。代表的なバンドは大抵、一度や二度は20分くらいの長さの曲に挑戦しています。中には長すぎるゆえにダレてしまう退屈な曲もありますが、EL&Pの「タルカス」は最初から最後の瞬間まで一切緊張感の途切れない、奇跡のような曲です。

メンバーも相当お気に入りの様子で、20分と長尺な曲にもかかわらずライブの定番曲となっています。

わたくし、この「タルカス」という曲の中毒となっていまして、定期的に聞かないと禁断症状が起きてしまいます。最近は少し落ち着いて、週に一回でも我慢できるようになりましたが、ひところは一日に3回は聞かないと駄目、と言う時期がありましたね(笑)ちなみに禁断症状とは、「タルカス」のパートの一部分「アクアタルカス」という部分がエンドレスで頭の中で鳴り響くというもの(笑)

ちなみに、こーゆー定期的に聞かないと禁断症状が起きる曲というのが、実は数十曲あったり……。いや数百曲かな(笑)

 

2004年にドラマーのカール・パーマーがリリースした、自身のソロバンドのライブ盤でも、「タルカス」が収録されていました。これは曲の最初と最後部分、という「タルカス」でも一番美味しい所をダイジェストではしょった6分ほどのバージョンでした。驚くべきは、複雑怪奇なキース・エマーソンのキーボードパートをすべてギターで再現しているところ。あまりのテクニックに呆れるやら笑っちゃうやら。コピーとかパロディとかの領域を超えてますので、ファンで未聴の方はぜひ聞いてみましょう(笑)

carl_palmer

「Working Live volume 2 / Carl Palmer」(2004)

 

脱線:

わたくしがキース・エマーソンの作品にはじめて出会ったのは、1983年公開の角川アニメ映画「幻魔大戦」で彼が音楽担当をしていたことに始まります。当時はEL&Pというものを全く知らなかったのですが、なにやら有名なミュージシャンを起用しているらしいことは何かで聞いていました。後にファンになるなど夢にも思わず「地球を護る者(Challege of the Psionics Fighters)」と題された、ファンファーレのような独特のインストナンバーの虜になったものでした。

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「幻魔大戦 サントラ」(1983、1998)

さらにソコから「幻魔大戦」映画原作となった漫画ももちろん読みましたし、平井和正版の小説も全巻読破。以後、平井和正のファンにもなりました。映画でキャラクターデザインされていた大友克洋氏が後に発表した「AKIRA」にもハマりました。

脱線ついでに。この頃の角川映画はサントラも秀逸でしたね。「幻魔大戦」と同年に公開された「里美八犬伝」も良かった。この映画で音楽担当されたのが、Joey Carbone。最近ハロプロに「曖昧ミーMIND」や「MISSラブ探偵」など楽曲提供されてるあのお方です。いやこの方結構邦楽に多数楽曲提供してますけども……。

この辺の事柄が何年にも渡って不思議とリンクし合ってたりするから、人生って面白いな、って最近つくづく思います。それだけ年取ったってことだべさ!

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コメント

EL&Pですかぁ!
早速「BRAIN SALAD SURGERY」を聴いてます。
僕はタルカスよりこっちの方が好きなんですが、でも、どちらも素晴らしいですね。1stもトリロジーも好きなんだけど、あれっ!?持ってない^^;
テープとアナログは全部処分しちゃったから買いなおさないと…
テープで思い出したんですけど、「TROUBLE 4」/TROUBLEのCDを探してるんですけど、廃盤なんですよねぇ。テープしかないから不安なんです(汗)

投稿: 学園 | 2005年11月21日 (月) 20時48分

おお、学園さんもEL&Pを聞かれますか!
いいっすよね~。初期は大体持ってますけど、タルカスだけ別格なんですよ。次に聞くのはトリロジーかライブ盤ですね。
てことは、学園さんもプログレ好きですか~?

TROUBLEはわたくしは、聞いたことないですね。気になってるバンドのひとつなんですけど。ちょっと検索してみましたが無いですね……。

テープですかあ、わたくしも持ってますけど、肝心のデッキが壊れてしまって聞けないんですよ。かといって今さらテープデッキ買うのもシャクだし……。

投稿: ねこぽく | 2005年11月21日 (月) 22時58分

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いわずもがな、有名どころのEMERSON, LAKE & PALMERの作品であるタルカス。 1971年発表の彼らのセカンドアルバムです。 キース・エマーソンのアイディアによる架空の怪獣“タルカス”をテーマにし、 20分以上に及ぶ壮大なタイトル・トラックが核となっている作品。 2作目にして全英チャート1位を当時獲得。 いやはや、この作品は冒頭20分のタイトルトラックである、 TARKUSに集中しますが、しょっぱなのきめきめフレーズにノックアウトされた方も、 それは多いことと..... [続きを読む]

受信: 2005年12月24日 (土) 23時49分

» ELP [ランヘボ乗りの右回りドライブ]
高校時代同級生のLP盤を借りて初めて聴いたロック。それがELPのセカンド・アルバム「タルカス」。各々が元名バンド出身の3人組。 イヤー本当に衝撃を受けました。それまでロックなんてギターがやかましく、ボーカルが叫んでるだけのものと思ってましたから。 キース・エマーソンのムーグ・シンセサイザーのすごさ。早引きだけでなく、パーカッション的であったり、どうやってあんな音を出すのだろうと不思議でした。クラッシックやジャズの素養もあると。後半は割と平凡ですが、LP時... [続きを読む]

受信: 2009年2月16日 (月) 20時20分

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