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MINISTRYとジョーイ・ジョーディソン

BURRN!誌1月号によると、MINISTRYの次のアルバムとそれに伴うツアーに、SLIPKNOTジョーイ・ジョーディソン<ds>が参加する可能性があるらしい、とのこと。次のアルバム「RIO GRANDE BLOOD」は'06年4月リリース予定。ツアーは5/6に始まる予定だそう。

先のROADRUNNER UNITEDでのチームキャプテンとしての参加等、最近のジョーイ・ジョーディソンは多忙なようです。

またBURRN!の記事によると、「新作は徹頭徹尾スラッシュなアルバムになる」とのこと。卓越した腕を持ち、早く叩けるドラマーが必要だから、ということでジョーイさん参加の様子。ミニストリーは前作、前前作とメタリックなアルバムが続いてるので、これはかなり楽しみ。どんなアルバムになっているやら♪

わたくし、ミニストリーが好きです。

ミニストリーはメタルとテクノを融合させた、インダストリアルというジャンルを作り出したバンドです。アル・ジュールゲンセン<vo,g他>ポール・バーカー<b,pro他>とのふたり組ユニットで、80年代前半からバンド活動していたようです。まだその頃はインダストリアルではなく、普通のテクノをやっていたようです。彼らがインダストリアルとして活動し始めるのは、80年代半ばから。歴史的にさかのぼれば、もっと以前からメタルとテクノを融合させていたバンドはいますが、実験的にではなく作品として完成の域に昇華させたのはミニストリーが最初だと思います。

88年リリースの「THE LAND OF RAPE AND HONEY」で堂々のメジャーデビュー。極端な言い方すると、このアルバムで新たなジャンルが産声を上げたということになりましょうか。でも、今改めて聞きなおすと、結構おとなしく聞こえます。

バンドの名前を一躍有名にしたのは、92年リリースの「PSALM 69(邦題:詩篇69)」。テクノの音楽理論とハードな生ギターの融合という方法論はそのままに、さらにエッジの利いた反復リフを多用します。グランジ・オルタナブームの中リリースされたこのアルバムは、バンドの代表的作品となります。

現在、長年の相棒ポール・バーカーはバンドを脱退して、事実上アル・ジュールゲンセンのソロバンドとなっています。

このバンド、もっと評価されていても良さそうな気もしますが、意外と評価は低いような気がします。特にメタルファン側からは。メタル、テクノどっちつかずなジャンルであることで中途半端なイメージを持たれているかもしれません。また、アルバムごとに色合いが違って、つかみ所が無いなどの理由があるかもしれません。わたくしも、彼らのアルバムの全部を持ってるわけではないので……。

とはいえ、このバンドの提示したインダストリアルというジャンルによって、新たな音楽地図が作られたのは間違いなく、その後NINE INCH NAILSFEAR FACTORYPITCHSHIFTERROB ZOMBIERAMMSTEINなどのバンドへ受け継がれていったのは大きな功績だと思います。

MINISTRY

「PSALM 69 / MINISTRY」 (1992年)

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