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GHOST REVERIES / OPETH

んか忘れてると思ったら、買ったCDの感想を書くの忘れてました。

opeth

まずはOPETHGHOST REVERIESから。

以前BURRN!誌で、伊藤政則さんがべた褒めされてて、ソコから興味を持ち購入しました。プログレッシブ・デスメタルなる、奇妙なジャンルにも惹かれました。

出身はスウェーデン。デビューは1995年。もちろんこのバンド結成前から各メンバーは様々なバンドで活動していて、音楽活動そのものは1980年代後半にさかのぼるようです。

音楽性は、とにかくユニーク。プログレといえばプログレだし、おとなしい目のブラック/ゴシックを長尺に難解にしたようだといえば、そんな風にも聞こえます。ウエット感のあるメロディラインも印象的。

そのメロディラインも、これでもかと詰め込むのではなく、意外とあっさり目です。実はコレが妙ではないかと思います。あっさり味にすることにより、聞き手に「もっと聞きたい」と思わせる効果を生んでいるような気がします。とにかく1曲が長く、アルバムのオープニングナンバーからして10分以上あります。各フレーズをあっさり味にして、聞き手を引き込み、そのままのらりくらりと10分間聞き込ませてしまう不思議な効果があると思います。もちろんこれは、バンドの高い音楽性がなせる業だと思います。

ボーカルスタイルは、デス声と普通声を使い分けるタイプ。デス声はうなるタイプで、いわゆる「growl」系でしょう。このデス声も、どこか品や風格を感じさせる魅力的な声です(デス声に品があるかどーか知りませんが)。普通声も味わい深いイイ声をしています。ソフトでやわらかい感じで、70年代ブリティッシュロックでよく聞けるようなタイプです。

そのボーカルの、ミカエル・オーカーフェルドは自身も認める、70年代ブリティッシュロックのファンだそうで、中古レコードのコレクターだそう。インタビューで、どんなバンドが好きか? と聞かれれば全く見たことも聞いたこともないマニアックなバンド名が飛び出します。特にプログレに対する思いは並々ならぬものがあるようです。

他のメンバーでは、キーボードにSPIRITUAL BEGGARSで活躍している、ペル・ヴィヴァリが参加しておりメロトロンを弾いています。彼の奏でる幻想的なメロディも、楽曲の深さにひと役買っています。

とまあ、実に多彩で面白いアルバムなのですが、これはちょっと聞き手を選んでしまうかもしれないアルバムではないかとも思います。やはり、1曲1曲が長いし、デス声も入っているので、初心者にはちょっとおすすめしにくいかな?

70年代ブリティッシュロックや、プログレッシブロックを下地にして、デス/ブラック/ゴシックを通過した音楽をやってはいますが、そこに込められたメロディや音楽性はとても分かりやすいものです。聞き手が本気になって向き合えば、ちゃんと答えが返ってくるアルバムだと思います。

CATHEDRALSPIRITUAL BEGGARSのように、名前の通っているメンバーがいればもう少し世間にアピールできるかもしれませんが、その点ではOPETHは弱いかな?

BURRN!誌でも言ってましたが、ジャケットがとにかく地味。てか、バンド名やアルバムタイトルも書いてないし! せめて、もう少しインパクトのあるジャケットだったらよかったのに。KING CRIMSONの1stとまでは行かないまでもね。実にもったいない。

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