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BOSTONデジタルリマスター盤

Boston2

先日METALLICAのデジタルリマスター盤の浮かれた記事を書きましたが、もうひとつデジタルリマスター盤のことを書きます。

7月にBOSTONの初期2作品が紙ジャケとなって再発されています。この再発がどれくらい話題になっているのかわかりませんが、

BOSTONの初期2作品がトム・ショルツ自身の手によりデジタルリマスターされている

この文面をBURRN!9月号で発見した時はソッコーでCD屋に走ってました(笑)

それくらいBOSTONが好きなのですが、なにより一番気になるのがバンドの中心人物、トム・ショルツさんがデジタルリマスターを手がけている点です。

 

BOSTONというバンドは1976年に、ボーカル以外の全てのパートをトム・ショルツさんが自宅の地下室でチマチマ作ったデビューアルバム「BOSTON(邦題:幻想飛行)」を発表したことに始まります。

今でこそ自宅でレコーディングなんてめずらしくなく、「宅録」なんて言葉がフツーに使われますが、当時は画期的でした。しかも、その当時のレコーディング技術と比較しても高水準にあったことから俄然注目を集めます。またブラッド・デルプのハイトーンボーカルからつむぎだされる、珠玉のメロディは今聞いても色あせていません。

じっくり時間をかけて納得いくまで作り上げる「完璧主義者」のトムさんの結晶とも言えるBOSTONのアルバムですが、わたくし正直言って以前のCDの音はソコまでイイ音だとは思ってませんでした。ちょっと薄っぺらだったので。

しかし、今回のデジタルリマスター盤は違いますね。明らかにまったく別の音です。

まず低音がどっしり鳴っています。そのおかげで薄っぺらだった印象がなくなりました。また音に厚みが出た分、より音場の広がりも感じさせてくれます。

また高音部の伸びも実にクリアで、さらに透明感が増しています。

最高のサウンドに乗る、最高のメロディライン。えー、わたくし涙が止まりませんでした。

てかこの素晴らしい音が30年も前に作られていたことに、さらに感動。手間と暇をかければココまで出来るんだな、とあらためて認識した次第です。果たして今の機材と技術を使用して、コレを超えるサウンドは作りえるものなのでしょうか??

これはもう、バンドやロックのファンとかに関係なく、「一家に一枚所有すべき人類の宝」としてずっと残り続けてほしい音だと思います。

 

さて、わたくしがBOSTONのアルバムで特に好きなのは2nd「Don't Look Back」。

1stをさらにスケールアップさせた楽曲とサウンドは、何度聞いても飽きません。

というわけで今回のデジタルリマスター盤購入で、アナログ盤・通常CD盤・デジタルリマスター盤と3種類そろい踏み!

Boston

聞き分けはといいますと……

通常CD盤
薄っぺら。にもかかわらず高音の伸びが悪くこもり気味。曲自体はちゃんと聞けるし、コレはコレで悪くはないけど、もうちょっとイイ音で聞きたい。という感じ。

アナログ盤
ベースの音がでかく、厚みと迫力があります。ギターもアグレッシブで、かなり鋭い音。かなり生っぽい音で、攻撃力が一番あります。

デジタルリマスター盤
アナログ盤同様低音が出ているので、厚みと迫力があります。とにかく音がクリアで、抜けがいいです。しかし、ちょっとキレイすぎて、アグレッシブという点では、アナログ盤には負けてるかな?

という感じです。毎度のことですけど、わが家のオーディオ環境で聞いた、わたくしなりの感想なので別な環境で別なお方が聞けばまた感想も変わるかもしれません。

率直な印象は、迫力ならアナログ盤。音のキレイさならデジタルリマスター盤。といったところでしょうか?

とにかくデジタルリマスター盤聞いたら、通常CD盤には戻れません(笑)

 

さて、今回のBOSTONのデジタルリマスター盤。

今までわたくしが買ったデジタルリマスターでもっとも満足な音でした。

これはBOSTONの音の主導権を握っていたトム・ショルツさん本人がリマスターを行なったことが一番の要員だと思われます。トムさん自身のコメント読むと、かなり満足しているようですし。

一番BOSTONの音楽が分かっている人だから、どこをどういう風にイジればいいかちゃんと分かってるのでしょうね。

また紙ジャケのデザインも、出来る限り当時のアナログ盤の装丁を再現してありました。2ndはギター宇宙船の設計図(?)が描かれた歌詞カードも完全再現。てか当然です。

まあ、コレでデジタルリマスターにおける音の水準のハードルはグンと上がった感じですね(笑)

紙の入れ物に板を入れただけで「ハイ出来上がり♪」みたいなものでは満足しない、ってことです。

 

……で、ひとつ気になったのことが。

世に出回っているデジタルリマスター音源って、アーティスト側はどれくらい関わっているものなのでしょうか?

今回のトムさんみたいに、メインで関わったりするというのもまためずらしいと思いますが、1回くらいはリマスター音源の出来上がりを聞いたりしてるんでしょうかね??

てか、リマスター再発されたこと自体、アーティストさんのお耳にちゃんと入ってるんでしょうか??

……とても気になります。

まあ、中には自分の作品には興味がなく、リリースされたアルバムは全く聞かない、なんてお方もいらっしゃいますけど……。

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