ベリーキュートな娘たち
~お断り~
この記事は、毎度のごとくきわめて長~いテキストで構成されている上に、過去に書いた記事を参照にするようにうながす記述が多数あります。
それら全部を読んでくださいとは申しませんが、全てを読んでいただければ、この記事でわたくしの言いたいことが数パーセントでも伝わるのではないか、と思っております。
とはいえ、それら全部をひもといて読んでいこうと思えば、相当な時間と根気と労力が必要になってまいります。
何度かに分けて読まれるとか、休日等のおヒマな時にまとめて読むなど、工夫して読んでくださいませ。
……って、この前置きからして長くなってる辺りからして、この先のへヴィさもうかがい知れるというものでしょう。
……
…………
………………
第一章:Berryz工房
去年の夏~秋ごろからだったと思いますが、当ブログの隣人様や常連様から「最近Berryz工房に興味が出てきた」といった趣旨のコメントをいただくようになりました。
最初は一時的なものかと思っておりましたが、去年の暮れにリリースされたシングル「胸騒ぎスカーレット」、最新シングルの「VERY BEAUTY」とシングルリリースを重ねるごとに、Berryz工房に対して好印象を持たれる方が増えてきている印象があります。
でも、だからと言って彼らが即「Berryz工房ファン」になるかというと、そういうわけではないと思います。
簡単に言えば「以前より抵抗感がなくなった」ということだと思っています。
例えば年齢的な問題。
デビュー当時はメンバー全員が小学生だったこともあり、ちょいとオトナ目線からすると応援しにくいお年頃でした。(むしろこの年齢だったから飛びついたファンもいたと思いますけど)
現在は、最年長が高校生となり、最年少だった菅谷梨沙子さんも中学生になりました。
まだ、アイドルとしては平均年齢は低いものの、以前ほど子供子供した年齢ではなくなり、多少応援しやすくなったのではないかと思います。
が、それよりも、Berryz工房自身が年齢を感じさせないくらいオトナっぽくなっていて、今やハロプロ1の「美少女ユニット」と言っても過言ではないくらいのルックスになってきていると思います。
この辺、ハロプロファンならずともメンバー写真見ただけで「コレ誰?」と、食いついてくるぐらいのアピール力がついてるんじゃないかと思うのですが。(現に、ハロプロファンじゃない某友人にベリーズの写真見せたら、かなり食いついてました)
だからといって短絡的に、今のモーニング娘。のファン(あるいは他のソロやユニット)をやめて、Berryz工房に乗り換えてほしい、とは思っていません。
今応援しているユニットをそのまま応援しながら、Berryz工房の動向もチェックしていってほしいと思っています。
そりゃファンになってくれれば言うことナシですが、どんなシングルをいつリリースしてどのテレビ番組に出演した、等々チェックしてもらえるとうれしいです。
さらにはライブにも参戦してもらって……おっとこれはチケットの競争率が上がるから、これ以上は……(笑)
ところで、わたくしはハロプロ以前にアイドルを応援していたことがないため「アイドルとはこうあるべき」みたいなモノがありません。
なので、年齢的なものも気になりません。
また、応援のスタイルも「こうあるべき」というものも持ち合わせておりません。
こーゆー言い方していいものかどーか分かりませんが、「小学生アイドル」も「凄腕ギタリスト」も「大御所ジャズミュージシャン」も「世界的権威のクラシック奏者」も、わたくしの中では同じ並びなのです。
キャリアや功績で優劣や順位なんてつけませんし、世間での人気や評判も全く気になりません。
わたくしが「面白い!」と思えば、小学生アイドルも応援しますし、80歳過ぎたおじいちゃんミュージシャンも同時に応援します。
ココだけの話、NHK教育の某番組に出演する小学生アイドルで、何人か「面白い!」って思ってる子がいますし……。
わたくしはいわゆる「Berryz工房ファン」というほどのファンではありませんが、ここ最近Berryz工房に興味を持ってくれる人が増えてきてることを、とてもうれしく感じています。
ハロプロライブでも、以前だとBerryz工房の存在そのものを拒否するかのように、彼女たちの出番になると着席する方々等が多数いらっしゃったのですが、最近はそういう方々も減ってきていると感じています。
先日書いた記事、『4/4 [温故知新]うたばんであなたなしでは生きてゆけない』にて、テレビ初登場時のBerryz工房のことを書きました。
その記事内に、わたくしがBerryz工房を応援するきっかけになったいきさつも書いたので、そちらを読んでいただけると幸いです。
わたくしはBerryz工房は3rdシングル「ピリリと行こう!」の楽曲の素晴らしさにほれ込み、そこから彼女たちを真剣に応援するようになりました。
その後リリースされる曲はどれもクオリティが高く、わたくしはどんどんBerryz工房の「楽曲」にのめりこんでいきました。
その頃になると、ハロプロファンの間にも「Berryz工房は良い曲が多いらしい」みたいな評判も立ち始めます。
ただ、実際にBerryz工房の曲を聞いてそういう感想を抱いたというよりは、Berryz工房ファンたちが必死で「楽曲の良さ」を伝えるのを見聞きして、そのまま鵜呑みしていただけのように感じていました。当時は。
まあ、キチンとひとりひとりの方に確認を取ったわけではありませんので、この辺はわたくしの憶測ですけど。
Berryz工房がすぐれた楽曲をリリースし、ライブパフォーマンスも上達し、ラジオ等で個々のメンバーの個性が出始める頃には「あまりにBerryz工房は過小評価されすぎている!」と感じるようになりました。
他のBerryz工房ファンも同じ思いだったかどうかは分かりませんが、Berryz工房ファンたちの応援は月日とともに激しさを増して行ったように感じました。誰も応援しないなら自分たちが盛り上げると言わんばかりに。
結果的にそれが、かえって他のハロプロファンを引かせてしまって、ますますBerryz工房から離れる要因のひとつになったような気がしないでもないですが……。
とにかく、Berryz工房と言えば「真剣なファン」か「興味がない」かという、ゼロか100みたいなユニットで、ハロプロ内ではかなり変わった位置づけにいる印象でした。
一方で、Berryz工房を拒否……しないまでも、Berryz工房を応援しないハロプロファンの気持ちも分からないでもないです。
要するに、新しいユニットを作るくらいなら、もっとモーニング娘。に力を注いでほしいとか、良質の楽曲をBerryz工房に提供するくらいなら、もう少しモーニング娘。の楽曲のクオリティを上げてほしい等々……。
わたくしもBerryz工房を応援しながら、同時にモーニング娘。も応援してましたから、あまりにベリーズが良い曲をリリースすると「ある種の嫉妬」のようなものを感じたこともあります。
実際「この曲をモーニング娘。がリリースしたら、もっと売れただろうにな~」とか思ったりしたこともありました。
Berryz工房だけ特別扱い、ではないですけど、どこか他のユニットを差し置いて力を注いでいるような印象があり、そこが従来のファンの反感を買っていたのではないか? という気もいたします。
ところで、Berryz工房のファンってどういう方が多いのでしょうか?
デビュー当時の彼女たちは全員小学生でしたので、タテマエ上は同世代の女の子に向けたユニットだったと思いますが、結果はご覧のとおり。もちろん、同世代のファンもいるとは思いますが……。
いわゆるジュニアアイドルと言う、小中学生のアイドルを応援する方々も多数いらっしゃると思います。
Berryz工房で初めてハロプロファンになった方もいらっしゃるとは思いますが、それは少数派だと思います。
一番多いのは恐らく、以前からのハロプロファン。もっと言えば、元モーニング娘。ファンではないかと思います。
これもキチンとひとりひとりに確認したわけではありませんけれども。
モーニング娘。のファンをやっていたけれど、推しだったメンバーの卒業や、度重なるメンバーチェンジについていけなくなったファンが、Berryz工房に流れて行ったのではないかとわたくしは感じています。
Berryz工房はひとり卒業生を出したものの、追加メンバーを入れてませんので「メンバーチェンジをしない」のが特徴のユニットです。だから常時ベストメンバーです。
「いつもの顔ぶれで安心して応援できる」というのがBerryz工房であり、常にメンバーチェンジを繰り返すモーニング娘。とは正反対の位置づけにあると思います。
あと、そんな中意外と多いと思われるのがBerryz工房の「楽曲」にほれ込んだファン層。
かくいうわたくしがそうです。
もともとハロプロ曲は質が高いのですが、Berryz工房はその中でも特に質が高いです。
デビュー当時と今では多少路線は変わってきていますが、それでもクオリティの高さは維持し続けていると思います。
モーニング娘。がつんく♂さんが好きだったかつてのアイドル曲へのリスペクトなら、Berryz工房はつんく♂さんがバンドを組むきっかけになったであろう影響を受けた数々のロックや洋楽へのリスペクトではないかと思っています。
Berryz工房の曲を聞いているといつも思うことなのですが、どこか従来のJポップとはちがう洋楽風に聞こえくてるのです。それはバックの演奏からも感じられます。
それをあきらかに舌ったらずなBerryz工房のメンバーに、英語だか日本語だか分からないビミョ~なラインの発音で歌わせて、つんく♂さん一人で楽しんでいる、と(笑)
ところが、ここ最近のBerryz工房はボーカルでもメキメキ歌唱力をつけてきているので、それこそ本格的洋楽風の良質な楽曲に仕上がってきていると思います。
わたくしがこのブログを始める際、色々とルールを自分の中で決めましたが、その中に「Berryz工房の良さを、まだ知らないハロプロファンに伝えていく」という目標も作りました。
極端な応援こそしていませんでしたが、シングルやアルバムの感想はもちろん、彼女たちがテレビ出演すればなるべくそのつど記事として取り上げてまいりました。
ブログ開始当初にはこんな応援記事も書いてました(2005年7/29「ベリーズさん」)。
機会あるごとに彼女たちの記事を書いていると、彼女たちがちょっとずつ成長しているな~と感じたりする部分があって、それはそれで楽しい作業ではありました。
しかし、とあるCDのリリースで彼女たちの見方ががらりと変わりました。
それは2006年の夏にリリースされたミニアルバム「③夏夏ミニベリーズ」
このミニアルバムは、過去のハロプロ曲をメンバーごとにカバーさせた曲が収録された、ちょっと変則的なミニアルバムでした。
純粋な新曲はわずか2曲しか収録されていませんでしたが、ここに収録されたその2曲の新曲はどちらもおとなしい曲調ながらも、従来のBerryz工房のどの曲よりもクオリティが高く感じられました。
このCDの感想は以前書いてますので、そちらをどーぞ。(2006年7/8『③夏夏ミニベリーズ / Berryz工房』)
この記事では、新曲の素晴らしさを書いたのはもちろんですが、急にオトナっぽくなった印象のメンバーに驚いた、といったようなことも書きました。
それまでの「元気で明るくハジけた」Berryz工房から、急にグッとオトナっぽくなったメンバーに、当時わたくしは「今まさにBerryz工房は大きく変わろうとしている瞬間なのではないか?」と感じました。
少女からオトナに変わろうとしている、まさにその瞬間が「③夏夏ミニベリーズ」であると、当時の感想で書きました。
また歌の歌詞の内容も、そんな彼女たちに合わせるかのようにオトナっぽいものでした。
まさにオトナの女性に羽化しようとしている彼女たちの姿を目に焼き付けようと、夏の単独ライブも見に行きました。
ライブ感想記事(2006年8/27『Berryz工房サマーコンサートツアー2006「夏夏!~あなたを好きになる三原則~」 / 大阪厚生年金会館』)
その後Berryz工房は「笑っちゃおうよ BOYFRIEND」で、一度ホンワカした曲をリリースしますが、年末に「胸さわぎスカーレット」というえらくカッコイイ曲をリリースしました。
この当時、やはりこの曲に入れ込んだわたくしはそ~と~この曲を推しました。
シングルの感想を書いた(2006年12/10『胸さわぎスカーレット / Berryz工房』)という記事では、わたくし絶賛の嵐。
てか、シングルリリースの一ヶ月前にラジオで流れたバージョンを聞いた時点で絶賛するという、大フライングまで犯しておりました(笑)(2006年11/15『胸さわぎスカーレット radio ver.』)
ここでのBerryz工房はさらにルックスとパフォーマンスに磨きがかかり、PVでの彼女たちの美しくもカッコイイ姿に、ただひたすらホレまくっておりました。
そして年明けて、2007年最初にリリースされたシングルのタイトルは「VERY BEAUTY」。CDの感想はコチラ(3/18「VERY BEAUTY / Berryz工房」)
わたくしはこのタイトルを見たときに、思わずウンウンとうなずいておりました。だって、もはや彼女たちをひと言で表すなら「VERY BEAUTY」しかないからだと、確信しておりましたし。
だからこのシングルのタイトルは「よくココまで成長したね」という、つんく♂さんやスタッフさんからの最高のほめ言葉ではないかと思っています。
楽曲こそ、比較的シンプルでおとなしいものの、聞き込めば味の出てくる良い曲ですし、全体的なオトナっぽさにもまったく無理はありません。むしろ、今の彼女たちにぴったりな曲とさえ感じられます。
にもかかわらず、この以前書いたシングルの感想があっさりしてるのは、今書いてる記事と内容がかぶらないために、わざと言葉を少なめにしておりましたためです。今まさに、シングルの感想で書きたかったことを書いております(笑)
Berryz工房がいつからオトナっぽくなったのか?
ということを振り返ったとき、2006年春リリースの「ジリリ キテル」ですでにかなりシリアスでオトナ路線に挑戦しているようにも感じられます。
曲感想記事(2006年3/29『ジリリ キテル / Berryz工房』)
その前にリリースされた「ギャグ100回分愛してください」の子供っぽい路線とは、全く違っています。
まあ、2005年は「スッペシャル ジェネレ~ション」であるとか「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」という、カッコイイ曲もリリースしてますが……。
それでも2006年以降、Berryz工房はワンランク上のオトナっぽい路線に挑戦し続けている印象があります。
ではなぜそうなってきたのか? 大きくふたつの理由があると思います。
ひとつはBerryz工房というユニット自身の成長がまずあげられると思います。
歌、ダンスパフォーマンス、そしてルックスと、もはやモーニング娘。をおびやかす存在にまでなりつつあると思います。
ふたつ目は℃-uteというユニットの存在です。
ハロプロキッズの15人の中から、まずは8人でデビューしたBerryz工房ですが、その残された7人で結成されたのが℃-uteです。
℃-uteについては、記事後半で詳しく述べますが、2006年は℃-uteの年だったといってもいいくらい快進撃を繰り返していました。
℃-uteというユニット名が示すような、かわいくも元気な曲を立て続けにリリースする中、Berryz工房はその存在意義を見つめなおす時期に迫られていたのではないかと感じています。
2006年のBerryz工房は、リリースした曲の質こそ高いものの、すべて℃-uteに話題をかっさらわれていたせいか、イマイチ活動が地味でした。
従来の、子供っぽい路線は控えめになり「元気で明るい曲」というよりは、「シリアスでオトナっぽい曲」ばかりリリースして、その活動路線を模索していたのではないかとさえ感じられます。今だから思うことなのですが。
奇しくも、メンバー自身がオトナっぽくなっていたことと重なり、シリアスな楽曲とのイメージはバッチリで、よりBerryz工房というユニットがスケールアップしていったと思います。
ですから、今やBerryz工房は℃-uteの「お姉さんユニット」として、ひと皮向けた存在にみごと変貌したと思っています。女性誌によくある、こまかい世代ごとに雑誌が存在してるみたいなもんです「○○のお姉さん雑誌」みたいな。
まあ、でもこれでBerryz工房が、完全にオトナの女性に羽化したとまでは思ってませんけども。
4/1にさいたまスーパーアリーナーで単独ライブを行うなど、やはり事務所のBerryz工房への期待……というか願いは、そ~と~大きく重いものがあるように感じられます。
それこそ、これからのハロプロを引っ張っていってもらいたい、と言ってるかのような。
わたくしはこのライブを見に行ってないので、そのライブの盛り上がり等の様子は分かりませんが、内容の成功・失敗に関わらず、アリーナクラスの会場で単独ライブを敢行した。という事実だけでも大成功ではないかと思っています。
これはもう、これからのハロプロはモーニング娘。だけでなく、Berryz工房もメインユニットであると、高々と宣言したも同然だと思います。
と同時に、モーニング娘。に対してそのハロプロ最高の座を狙っていく、という宣戦布告という意味にも取ることが出来るかもしれません。
……とここまでBerryz工房をベタぼめしてきましたけど、ひとつ心配もあります。
恐らくこの2007年以降、ベリーズ工房はより多くのハロプロファンを獲得していくと確信しています。それは元モーニング娘。ファンだったり、新規のファンだったり様々だと思いますが。
そうなってくると、Berryz工房のデビュー当時から応援し続けてきた従来のファンが離れていくのではないか? という心配です。
まず、徐々にではありますが、デビュー当時からユニットの路線が変わりつつあります。その辺りに疑問を抱いて離れるファンもいるかもしれません。
また、応援しているグループの魅力を世間に訴える間は一生懸命だけど、一般のファンが増えると急に熱が冷めてしまうファンもいるでしょうし……。
よく、インディーズバンドがメジャーデビューするまでは応援するんだけど、メジャーデビューして一般ウケする曲をやるようになると、初期ファンがバッシングし始める……みたいな。
Berryz工房もそういうことが起きなければ良いのですが……。
事務所はそれをどこまで計算に入れてるのか分かりませんが、オトナっぽくなって行くベリーズがその代償として、初期に持っていた失いつつある「モノ」を継承するかのごとく、2006年に℃-uteというユニットが華々しく活動しました。
上記に書いたみたいな理由でベリーズから離れたファンの受け皿として℃-uteをデビューさせたのであれば、この事務所のやることはすごいとしか言いようがないです。
というわけで、ココからは℃-uteのお話しです。(記事はまだ続きます。てかまだ半分です)
第二章:℃-ute
いきなりですけど、わたくしはこれからのハロプロは、モーニング娘。・Berryz工房・℃-uteの三つのユニットが中心となって突き進んでいくものだと思っています。
2006年はインディーズとはいえ、小さいながらも数々のイベントをこなすなど精力的な活動をしてきた℃-ute。
その成果が実ってか、比較的他のハロプロファンからのウケは悪くないように感じます。
℃-uteファンになったりこそしないものの、がんばってるな~と陰ながら応援している、という人が多いような気がします。これも恒例の、ひとりひとりに確認取ったわけではないので分かりませんが……。
だから、ハロプロライブでも、℃-uteの曲のときは割りと全体的にノリが良いように感じました。
特に「大きな愛でもてなして」は、会場がかなり盛り上がりますね。かわいらしい歌とダンスで、℃-uteファン以外の人も取り込んでいるような気がいたします。
そういう意味では、Berryz工房と違って、比較的ハロプロファンに温かい目で見てもらっている、ように思えます。
Berryz工房に慣れてきたから、いまさら℃-uteが出てきても別にびっくりしない、ってコトだけなのかもしれませんが。
その℃-ute、当初インディーズでのデビューという、異例の活動スタートは当初かなりファンの間でも疑問視されていたと思います。てか、いまだにわたくしもよく分かりません。
これはわたくしなりの憶測ですけど、上にも書いた通り、Berryz工房はデビュー当初結構事務所からのバックアップが強かったように感じました。
「これからはBerryz工房をお願いします」と言わんばかりの好待遇に、当時のモーニング娘。ファンはどう受け止めたでしょうか?
オーディション落選組みで結成され、苦労に苦労を重ねて今の地位を勝ち取ってきたモーニング娘。を差し置いて、いきなり何の苦労もなしにすぐれた楽曲を提供され続けるBerryz工房に反感を抱いた方は結構多かったのではないでしょうか?
もちろん、Berryz工房を始めとしたハロプロキッズだって、いきなりズブの素人からスタートしたわけではなく、オーディション合格からデビューまで数年かかってますから、それなりの苦労をしてきているはずです。
ただ、それらをファンがテレビで見てきたかどーか? の違いだけだと思います。
奇しくも、そのBerryz工房のデビュー前からの記録を撮りだめしたDVDをまさに今、受注販売しようとしています。
ここを見れば、今まで知ることのなかった、ハロプロキッズの苦労の歴史を初めて知ることが出来るかもしれません。(余談ですけど、わたくしはこのDVDの予約しちゃいました♪ だってキャプテンにCM映像であそこまで渾身の宣伝されたら……)
てか、このタイミングでベリーズの歴史のメイキングDVDを出すなんて、この事務所のやることはすごいとしか言いようがないです。
話が脱線しました。
Berryz工房というユニットは、デビュー当初から、やはり将来のハロプロを背負って立つユニットとしてスタートしていたと思います。だからその期待と共に、扱いも良かったのだと思いますが、その反面あまり関心のないファンからは風当たりはきつかったと思います。
その反省ではないでしょうが、℃-uteもBerryz工房と同じ戦略で売り出してしまえば、全く同じ道をたどってしまうと思われます。
だから、というわけではないでしょうが、メジャーデビューではなくインディーズでデビューさせることによって、同情ではないですけど「なんで?」と思わせる余地を作ったのではないかと思われます。
まず℃-uteというユニット自体、Berryz工房にデビューで遅れを取っている上に、インディーズデビューという扱い。
Berryz工房のデビューとは正反対、とまでは行かないまでも、なにかファンならずとも気にはなります。
でも、リリースされる曲は名曲ぞろい。
これは話題にならないわけがないです。「どーしてメジャーデビューさせないんだ!?」と。
その甲斐あって、2006年は℃-uteファンおよび℃-uteファンじゃない人も巻き込んだ、まさに℃-uteイヤーだったと思います。
℃-ute自身も、同期なのに先にデビューされたBerryz工房に追いつけ追い越せで、そ~と~必死だったと思います。
そして、2007年満を持してのメジャーデビュー。
各音楽番組に出演を果たし、出来すぎではないかというくらいの、スタートを切りました。
この℃-uteのメジャーデビューへの長い道のり、もしBerryz工房での売り方から学んだ、計算しつくされたものであったとするならば、この事務所のやることはすごいです。
Berryz工房は、ハロプロキッズの中から先立ってデビューしたものの、それは道なき荒野に自分たちでレールを敷いていくような過酷なものではなかったかと思います。山あり谷ありのかなりきつい道のりだったと思います。
℃-uteは、そのBerryz工房が敷いてくれたレールをまっすぐにしたうえ、さらに強固に固めた、という感じではないかと思います。
この章の最初に書きましたが、℃-uteはBerryz工房やモーニング娘。らとともに、これからのハロプロを担っていくユニットに位置づけられていると思います。
まだメジャーデビューしたばかりですが、その潜在能力はBerryz工房やモーニング娘。を超えるのではないか? と思っているからです。
鈴木愛理さんと矢島舞美さんがおりなす安定したメインボーカルはとても心地よく聞けますし、脇を固める岡井千聖さんや萩原舞さんも実は結構実力派であることが最近分かってきました。
過去に書いた、℃-uteの曲感想の記事一覧
2006年8/5 ℃-ute曲感想などなど
2006年10/29 キューティークイーン Vol.1 / ℃-ute
2007年3/13 桜チラリ / ℃-ute
以前、℃-uteの曲感想を書いた記事にて「ハロプロでもトップクラスの歌唱力を持つ鈴木愛理さんを擁しているだけでも、℃-uteというユニットの存在意義は大きい」と書いたことがありますが、その鈴木愛理さんだけでなくほかのメンバーも負けじと歌唱力が高いとくれば、俄然将来的に期待が出てきます。
すなわち、ハロプロ1の歌唱力を持つ、実力派ユニットというわけです。
以前からわたくしは、Berryz工房と℃-uteの違いを、「キャラクターのベリーズ」、「歌の℃-ute」と言い分けてきましたが、これからはまさにそういう路線でやっていってもらいたいところです。
実際、今の所℃-uteがリリースしている曲は、そのほとんどがユニット名が示すとおり「キュートでかわいらしい曲」ばかりです。これらは、かつてモーニング娘。やBerryz工房がやっていた「元気で明るく楽しい」曲です。
そういう意味では、℃-uteは曲製作に関してはあまり制約がないといいますか、今のところ一番曲作りしやすいユニットなのではないかと思います。
だから今後もノリがよくて楽しい曲がリリースされるのではないかと期待してやまないです。
ただ、ひとつ心配なことも。
数年来に渡る根回しの結果(?)見事メジャーデビューを果たした℃-ute。
テレビでの扱いもかなり良いのですが、あまりにも最初から扱いが良すぎると、次以降がなんか心配だったりもするんですけども……。
確かにメジャーデビュー作戦は大成功! 世間的にもかなりアピールできたと思います。
だけどちょっとこれはあまりに出来すぎてて、怖いんですよね……。
あー、イカンイカン。ネガティブになってはイカン。
第三章:モーニング娘。
従来のハロプロは、モーニング娘。がその中心を担っていて、その周りを他のユニットやソロの人が固めるという図式だったと思います。
今でもまだ、その図式は崩れていないと思いますが、ここまで長々と書いてきたとおり、これからはモーニング娘。だけでなく、Berryz工房と℃-uteを加えた三本柱をメインにしてやっていくのではないかと思っております。
なぜそう思うのかという理由のひとつに、ハロプロエッグという存在があるからです。
先日書いた記事(4/7「金の卵」)にて、ハロプロエッグ及びTHEポッシボーが合同コンサートライブを開く、という内容を書きました。
今まで練習生扱いだったハロプロエッグメンバーだけで講演を行うということは、彼女たちがそれだけの力をつけてきたということなのだと思います。
と同時に、エッグというまだまだ未知数であるメンバーを売り出しにかかるということは、それ以外のハロプロメンバー……すなわちBerryz工房や℃-uteが、もはや活動が軌道に乗り、必要以上に力を注ぐ必要がなくなった、と受け取れるからです。
ちなみに、ソロ組やその他のユニットはと言いますと、この記事でははしょりますが、彼女たちにはもはや強固な固定ファンが付いており、CD等が極端に売れることもないでしょうけど逆に極端に落ち込むこともないであろうと思っています。
安定しているといえば安定しているとは思いますが、かといって安心していい地位にまで登りつめたとも思ってませんけど。
一度、ソロ組やその他のユニットのこともゆっくり書いてみたいですけど、書くことがないな~……。
また話が脱線しました。
「元気でかわいい路線」の℃-ute、そのお姉さんユニットBerryz工房、ときてモーニング娘。はどんな路線で行くのが一番良いのでしょうか??
最近リリースの曲からひもとくなら、まず「笑顔YESヌード」(感想記事2/28 「笑顔YESヌード / モーニング娘。」)
これは初期モーニング娘。を思い出させる、オトナっぽくセクシー路線です。明らかに℃-uteやBerryz工房には無理な曲です。歌うことは出来たとしてもイメージに合わないでしょう。
最新アルバム「SEXY 8 BEAT」はどうでしょう?(感想記事4/4 「SEXY 8 BEAT / モーニング娘。」)
どの曲も水準以上でありながら、ほとんどがシリアスな曲で構成された、カッチリとまとまったこれまたオトナっぽい曲です。こちらも、℃-uteやBerryz工房でリリースするようなアルバムではありません。
そして4/25リリース予定の「悲しみトワイライト」
ラジオや動画配信サイトで曲を聞きましたが、こちらもオトナっぽいロック路線。
というわけで、ココ最近のモーニング娘。はいわゆる「明るく元気な曲」をやっていません。
これをネガティブにとらえるか、モーニング娘。の技量の向上と取るかは人それぞれだとは思いますが、このオトナ路線のシフトの仕方はやはり後輩からの突き上げが大きいと思います。
特にBerryz工房のオトナっぽさは、時にモーニング娘。を超えてるんじゃないか? と思わせる部分もあるので。
そうすると、残されてるのが「セクシー路線」となります。
さすがにBerryz工房に「セクシー」はまだ早いというか、それやったらマズいでしょ!?
だけど、安易にモーニング娘。にセクシー路線に手を出してほしくないのが本音です。いくら後輩からの追い上げがキビシイからといって、ところてん式にセクシー路線をやるというのはどうも……。
てか、メンバー最年長の藤本美貴さんが22歳といっても、最年少は中学生ですから。
だから、今モーニング娘。はその方向性を、改めて模索する時期に来ているのだと思います。頭角を現す後輩の突き上げによって。
ところで、少し前を振り返ってみると「歩いてる」というシングルが昨年リリースされました。最新アルバムにも収録されてますが。
わたくし個人としては、この曲はそこまで好きではないのですが、この曲に今後の可能性というものが見えてくるような気がいたします。
この「歩いてる」は、いわゆるアイドルソングとは違う、いわば老若男女誰でも親しめる王道路線の歌謡曲に近いと思います。
クサイ言い方ですけど「国民的アイドルグループ」モーニング娘。には、それにふさわしい歌があるんではないか? と思います。
全部が全部「歩いてる」みたいな曲にしろ、とまでは言いませんが、まだモーニング娘。にはこの路線が残されていると思うのです。
王道歌謡曲路線で行くと、℃-uteやBerryz工房にはまず歌えないでしょう。まだそれだけの資格がないといいますか。
せいぜいモーニング娘。が歌ってるバックでダンスをするくらいが限界でしょ。紅白歌合戦のときのように。
モーニング娘。が王道路線を歌ってる間は、まだモーニング娘。がハロプロの頂点に君臨できる、と思っています。てか、君臨し続けていてほしいです。まだまだ。
先日書いた最新アルバム感想記事「SEXY 8 BEAT」内で書いた内容を少し引用します。
>モーニング娘。はその歴史の長さや数々の栄光等々から、やはり若手とは違うグループであることを示し続けていて欲しいわけです。
>てか示していかなければならないと思っています。
>だから、℃-uteやBerryz工房にはとうていできないことを、「余裕」を持ってやらざらるを得ない状況に追い込まれているのではないかと思われます。
>すごくネガティブな言い方をすると。
ちょっと辛口な言い方してますけど、これは本気でモーニング娘。を応援しているからここまで言ってるのであって、若手に負けを認めなさいとか言ってるわけではないので誤解なさらないでくださいませ。
まあでも、モーニング娘。の場合ハロモニに出演するなどバラエティ番組に慣れているので、℃-uteやBerryz工房よりはテレビ慣れしている分、「歌」ではなくバラエティ部門に関してはまだまだ大きな開きがあるように思います。
℃-uteやBerryz工房も、メンバー同士だけでいると面白さを発揮しますが、先輩の前だとまだまだ遠慮や緊張してるような部分が見受けられるので、その辺は克服していかなくてはいけない部分ではあると思います。テレビ出演した際、まだまだ堅さもありますし。
さて、最初の方にも書いたとおり、わたくしとしては今のモーニング娘。のファン(あるいは他のソロやユニット)をやめて、Berryz工房や℃-uteに乗り換えてほしい、とまでは思っていません。
今応援しているユニットをそのまま応援しながら、Berryz工房や℃-uteの動向もチェックしていってほしいと思っています。
ファンになってCDを買ってくれれば言うことナシですが、こればっかりは強制できないですから……。
テレビ番組であるとか動画配信サイトにて、最新シングル等をチェックしてもらえるだけでもうれしいです。
そして、ハロプロライブでは℃-ute、Berryz工房、モーニング娘。どの曲がかかっても全員で楽しめるように……。
わたくしはそれが理想だと思っています。
だって、みんなが楽しく応援できれば、それが一番いいじゃないですか♪
最後にひとつ心配というか、気になっていることがあります。
それは今のまま℃-ute、Berryz工房、モーニング娘。がずーっと活動を続けていった場合、いずれは℃-uteやBerryz工房が、度重なるメンバーチェンジでヴァンパイアのように歳を取らないモーニング娘。の年齢を追い越してしまう時期が来てしまうことです。
その時、℃-ute、Berryz工房、モーニング娘。はどうなっているのか!?
大変興味深いです。
そしてハロプロエッグは??(てか吉川友さんは!?)
そう遠くないその未来は、意外とあっという間にやってきそうな気がします。
………………
…………
……
以上で、長い長いコラムだかなんだかわかんない、グダグダテキストは終了です。
ここまで読んでくださった方どうもありがとうございました。
おつかれさまでした♪
わたくしもつかれましたよ(笑)
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コメント
いやあ、冒頭のお断りを読んでドキッとしました
よ、最初は。でも、ここまで熱く書かれたものを
変に茶化すのはどうかと思うので、猫ぽくさんの
ご意見に何かコメントするのはちょっと差し控え
ようと思います。
投稿: ゆういち | 2007年4月16日 (月) 21時49分
>ゆういちさん
長くてグダグダした記事を読んでくださってありがとうございます♪
それだけでも大変うれしゅうございます。
ほとんどこれは、わたくしが普段から思ってることをまとめて吐き出した息抜きというかガス抜きみたいなものですので、読んでいただいて「ふ~ん」と思ってもらって結構です。
てか、こんだけ書きまくってると、多分コメントしづらいと思います。てか、最後まで読んだ人ってどれくらいたんだろ??
でも、もしゆういちさんがこの記事読んでなにか思うことがあれば、いくらでも書き込んでくださってかまいませんですよ。
投稿: ねこぽく | 2007年4月17日 (火) 16時03分
日曜日に読ませていただきましたよ。
私はどちらかというと「エルダーサイド」なので、Berryz工房や℃-uteに関しては門外漢なのですが、それでも熱く且つ冷静な想いは伝わりました。
もちろん、否定や無視なんて事無く、ニュートラルに注目してます。
CD買って無いのに(スミマセン!)Berryz工房の曲が頭の中でリフレインしてたり、℃-uteは発足直後、安倍さんのコンサートイベントで、ユニット名の発音方法を手書きのボードで一生懸命説明する姿を見て、がんばれ!って思ってましたもん(^^;
投稿: Firefly | 2007年4月18日 (水) 22時40分
>Fireflyさん
最後まで読んでいただきましてありがとうございます♪
>私はどちらかというと「エルダーサイド」なので
ハロプロに限らずですけど、応援する人を限定してしまうと、どうしても他の人は全く分からなくなっちゃいますよね。
それは仕方ないと思います。
でも、せめて「ハロプロ」という小宇宙のくくりの中だけでも、ファンの壁や溝を取っ払いたい、というのがわたくしの願いです。
それでも「エルダーサイド」のFireflyさんが、キッズに対してニュートラルでいらっしゃるとは思いませんでした。
エルダーサイドの方々こそ、もっともキッズから遠い存在かと思ってたものでして。
今回の記事では「ニュートラル」の方々については言及しませんでしたが、この位置にいる方も多数いらっしゃると思います。
せめて情報やシングル曲だけでもチェックしてもらえるとうれしいですね。
わたくしなんか新曲チェックはラジオ、という昔ながらの方法ですけど、最近は動画配信サイトでPVが見れるんですから、ずいぶんチェックしやすい環境になったと思います。
まあ、一回見て満足してしまう恐れもありますが(笑)
>℃-uteは発足直後、安倍さんのコンサートイベントで
あ、そういえばそんなことやってましたっけ。
わたくしはそのライブ行ってないんで分かりませんが、安倍さんの前座でいきなり出てきて、ファンを驚かせていたように記憶しています。
投稿: ねこぽく | 2007年4月20日 (金) 17時03分
1年前の記事にコメントすみません。
真摯な姿勢に感動を覚えたもので…
>こーゆー言い方していいものかどーか分かりませんが、「小学生アイドル」も「凄腕ギタリスト」も「大御所ジャズミュージシャン」も「世界的権威のクラシック奏者」も、わたくしの中では同じ並びなのです。
この辺からのくだりにめちゃめちゃ同感!でした。
音楽っていいなぁ。。とつくづく思いましたよ♪
ではでは。
投稿: ののまる。 | 2008年3月16日 (日) 11時51分
>ののまる。さん
過去の記事を読んでくださった上に、コメントまでありがとうございます♪
てか全部読めました?? 改めて自分でも読み返してみましたけど、長いな~って(笑)
音楽ってのはやっぱりジャンルとか年齢・世代、国境を越えるって思います。
イイものはイイんです♪ それを素直に評価するのみです。
投稿: ねこぽく | 2008年3月17日 (月) 00時48分