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1st GOODSAL / 音楽ガッタス

Gatas

「1st GOODSAL / 音楽ガッタス」

音楽ガッタスの1stアルバムです。

このアルバムの最初に聞いたときに印象は「モーニング娘。っぽい」でした。

というより、1stシングル、2ndシングルを聞いたときからなんとな~く思っていたのですが、アルバムを聞いて「娘。に似てるかも?」という印象から「娘。そのものかも?」に変わりました。

とは言っても、今のモーニング娘。とは全く別物です。要するにちょっと前の娘。っぽいなと。

これはきっと音楽ガッタスメンバーの軸となっている、吉澤ひとみさんと石川梨華さんの存在のせいだと思われます。このふたりが在籍していた頃のモーニング娘。をついつい連想してしまうから、娘。に似ていると感じるのかもしれません。

音楽性も4~5thアルバム風にも聞こえますし。そこに、フットサルをイメージした元気でラテンなリズムを加えると、「1st GOODSAL」が出来上がるのかも??

どの曲もリズムが軽快で、ノリがいいんですよね。しっとりした曲でも弾んでるから、湿っぽくならない、カラッとした部分からしてラテンっぽいなと。

聞いてるだけで体が自然に動いてくるのです。

 

音楽ガッタスを本格歌唱グループにするのであれば、きっと藤本美貴さんや柴田あゆみさんがメンバーに加わっていたと思われますが、あえて外されています。

そこに音楽ガッタスの目指す方向性があると思います。

上に書いたように、つんく♂さんとしては、まだまだ以前の娘。の路線をやりたかったんだろう~な~、という印象が強いです。具体的に言えば、吉澤さんと石川さん、さらに紺野あさ美さんを加えたイメージですね。

それからはハロプロエッグメンバーの育成の場としての役割も見逃せないと思います。エッグメンバーだけで歌う曲があるなど、かなり活躍の場が与えられています。

 

2枚のシングルと、アルバム、そしてライブツアー。さらにはレギュラーラジオ。順調な活動を続ける音楽ガッタスですが、今後ももっともっと続いて行ってほしいですね。さらに、ここからエッグメンバーが飛び出して活躍してるともっと良いのですが。

 

かなり完成度の高いアルバムですが、全10曲はちょっと曲数少ないかな? もう1~2曲あればもう少し良かったかも。無駄のない、引き締まったアルバム、とも言えるかもしれませんが。

 

○曲感想

1.抱きしめて・・・涙
しっとりしていながらも、強力なリズムが頼もしい、スケールの大きな曲に仕上がっています。アルバムの幕開けには最高の曲だと思います。

 

2.お先にすんずれい
ちょっとおちゃらけた曲で、いかにもハロプロらしいユーモアがありますね。キャッチーなメロディが印象的で、アルバム曲としてもデキがいいです。

 

3.鳴り始めた恋のBELL
しっとり始まり、1回おどけて、シリアスな1stシングルが3曲目に来るという展開は、アルバムとしてとても構成がよく出来ていると思います。

 

4.青春のカスタード
つんく♂さんの声がすごくよく聞こえる曲です(笑)

いわゆるすっごいファンキーな曲で、この辺からしてつんく♂さんってこーゆーのが好きなんだな、と思わせてくれます。この曲を吉澤さんと里田まいさんのふたりに歌わせるところに、音楽ガッタスでつんく♂さんがやりたいことが見えてくる気がします。

 

5.心の谷間
アナログ盤で言う所のA面のラスト曲に当たる曲順で、しっとりバラードを持ってきました。この辺かなりアナログ盤を意識した構成になってますね。

この曲を任されたのが、エッグのふたり。まだ舌っ足らずのボーカルが初々しくて、かわいらしいバラードがさらに可憐になっています。

 

6.やったろうぜ!
アナログ盤で言う所のB面の1曲目は、とにかく勢いで押すこの曲。曲順は大正解でしょう。

個人的に音楽ガッタスで一番好きな曲です。てかこの曲のブラス隊に、KUWA☆MANさんの名前がありますね。豪華なのは曲調だけでなく、メンツもでしたか。

 

7.地球と月 彼と私
今のモーニング娘。がやっても不思議じゃない感じの叙情的な曲。よくあるアルバムのB面収録の、隠れた名曲ってヤツですね。歌メロに説得力があって、よく出来ていると思います。

 

8.カラゲンキ
しっとりさみしい雰囲気を漂わせつつも、軽快なラテンのリズムでさわやかに聞かせてくれる、小作品といった感じの曲。

この曲の持つサッパリした感覚が、娘。というよりも、音楽ガッタスらしいと思わせてくれる部分かもしれません。

 

9.恋占い通りにはならないわ
エッグメンバーのみで歌う、パワーバラード風の曲。

技量的にはまだまだ、と思ってしまうんですが、これが試練です。

アルバム構成的には、ちょっと似た曲が続くので、ちょっとこの辺もたついてる感じかな?

 

10.キスしよう
ラストは石川さんと紺野さんのふたりが歌っています。アダルトな雰囲気を持ったけだるいロックを、ふたりがめちゃくちゃロックな歌いまわしで歌うことで、原曲の魅力が何倍にも増幅しています。やっぱりつんく♂さん、こういうのが好きなんでしょうねえ。

洗練されきっていない、独特のフィーリングがかもし出す雰囲気が、今のモーニング娘。にない味を出しています。こればっかりは口で言ってもできるもんじゃないです。

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