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陰陽座 全国ツアー2008「魑魅魍魎が夜を行く」 / 松江ユーラス

11/5の午後、某友人より陰陽座のライブチケットが余ってるんで、見にいきませんか? とお誘いを受け、ふたつ返事でライブを見にいくことに。

 

陰陽座をご存じない方のために簡単に書きますと、1999年デビューの日本が世界に誇る「妖怪へヴィメタルバンド」です。妖怪等を題材にした楽曲は、日本古語を多用した複雑な内容になっています。平安装束をイメージしたステージ衣装も印象的。

女性ボーカルの黒猫さんの伸びやかな声質は、どこか70年代ハードロックバンドにいた女性ボーカルちっくで、聞いていて安心できます。

コンセプトはどこまで本気か分かりかねる、冗談っぽいものがありますが、楽曲は正統派へヴィメタル。

特に伝統的なブリティッシュへヴィメタルからの影響が強いと思われます。和風な叙情的なメロディラインを持ちつつも、ブリティッシュロックのような構築美を誇っているのが最大の売りです。

ライブ前のSEでかけていた曲が、METALLICAとJUDAS PRIESTのニューアルバムからの選曲であることから、ニヤリとさせてくれます。

 

わが家から松江ユーラスまでは一時間ちょっと。楽々見にいけます。てかそんなわが家で近所で陰陽座のライブが見れようとは。

松江ユーラスのキャパは、スタンディングで500人くらいかな? この日集まったお客さんは2~300人くらい。

うーん、いかに平日とはいえ陰陽座クラスのバンドならもっと集まってもよさそうなものですけど。

 

わたくしと陰陽座の出会いは、一躍有名になるきっかけのアルバムとなった3rdアルバム「煌神羅刹」が話題になっていた2002年にまでさかのぼります。

荒削りながらも、正統派路線でこれから伸びていくであろうエネルギーに満ち溢れたアルバムに、当時ハマっていました。

続く2003年4thアルバム「鳳翼麟瞳」では、より洗練された楽曲を披露してくれましたが、わたくしには少々小奇麗過ぎて、ちょっとストライクゾーンから外れてしまいました。それ以後、陰陽座は聞かなくなりました。が、予想通りその後陰陽座は活躍していきファンを確実に増やしていきました。

わたくしもアルバムこそ買わないものの、がんばってるな~とメタル雑誌の記事を読んでおりました。

 

で、いまや陰陽座も8枚のオリジナルアルバムを出し、今年もニューアルバムをリリースし、そのアルバムを引っさげてのツアーです。

最新アルバムをさっぱり聞いてない上に、初期のごく一部の曲しか知らないわたくしにとって、この日の陰陽座のライブはほとんど知らない曲ばかり。

なのに、スタンディング会場の2、3列目のどセンターを陣取り、ヘッドバンギング&ジャンピングの嵐でもって、まるで陰陽座のライブの常連客であるかのように振舞っておりました。ついでに言うとハロプロのTシャツ着て。

 

常々わたくしは、ライブというものは全く予備知識なしで参戦して、その場のノリで馬鹿になれて、帰る頃にはCDを買っていく位がベストだと思っています。いやホントライブすんごく楽しかったから、ホントにニューアルバム買ってあげたかったけど、お金が無かったですよ。

 

てなわけで、ごく一部の知ってる曲以外は、すべて即興でノってました。

黒猫さんの振りコピをするもよし、ひたすらジャンピングするもよし、拳振り上げるもよし。

いやー楽しかった。やっぱライブってのはスタンディングでもみくちゃになることですよ~。首振って何ぼですよ。叫んで何ぼ。

わたくしのココロの中にある、メタルの部屋にメタルエキスがたっぷりと注ぎ込まれていく感覚がしみじみ分かって、とても満足でした。

 

ここまでわたくしを楽しませてくれた陰陽座もすごいです。

演奏が安定しているのもさることながら、客のあおりがいい! 何なんでしょう、リーダーの瞬火さんの低姿勢のあおりは! ステキすぎ!!

MCではしゃべってるうちに何を言ってるのか分からなくなって、テキトーにまとめておしまい、にしてしまうとこなんかかわいすぎじゃないですか。(安倍なつみさんに似てる)

瞬火アニキ、ほれました……。歌うまくなったね♪

 

ボーカルの黒猫さんはもっとクールな女性を想像してたんですが、意外とキャピってるお茶目なお姉さん、って感じで好印象。

裸足でぴょんぴょん飛び跳ねる姿のなんとも可愛らしいこと。わたくしも一緒に飛び跳ねてました。

この日、黒猫さんのボーカルはよかったですね。特に高音域の伸び。鳥肌モノでした。

 

ギタリストの招鬼さんは小柄なんですが、ギブソンのSGというゴツイギターを駆ってるのがギャップあってカッコよかったです。

もうひとりのギタリストの狩姦さんは、ストイックなギタリストそのもの。Ibanezのギターを使って、テクニカルに弾きまくる姿はカッコよすぎ。ライトハンドのピロピロソロを目の前で見れて感激でしたよ。

 

ドラムの斗羅さんはとにかく安定してますね。このしっかりとした屋台骨があるからこそ、陰陽座の音楽の構築美が保たれているのだと思い知りました。

 

ライブはとにかく盛り上がりまくって、なんとアンコールは怒涛の五回もやってしまいました。

本日の公演は終了しました」のアナウンスが流れても客席からの「陰陽座!!」コールが尽きなくて、そのたびに登場してくる陰陽座の皆さんは立派です。

こんな松江という山陰の僻地でとても盛り上がったライブが出来たのは、一体どんな偶然なのか?

メンバーが登場するたびに、リーダーの瞬火さんの低姿勢の感謝の言葉が忘れられません。伝えようとする言葉が思いつかず、苦悶する姿に、他のメンバーが苦笑してるのが面白すぎ。アニキかっこいいよ。

 

ほとんど飛び入りで見にいったも同然の陰陽座のライブでしたが、すっごく楽しめました。やっぱライブのうまいバンドは聞いてて心地良いですね。音もよかった。

そして陰陽座のライブに連れてってくれた某友人に多謝!!!

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コメント

あ、どもども。

陰陽座さんは私のバンドと編成が同じだった事や、Voの黒猫さん…私が結構影響を受けたページェントというバンドを好きという事で(実際ページェントの元リーダーのバンドにサポートVoとして参加したこともあり…)インディーズ時代より注目してました。

メジャーデビューが私の心のレーベル”NEXUS”(メタルも出してたけど元々は日本プログレのレーベル)だったのにもハっとしましたが”好感は持ってるけど大好きとは言えない”という微妙な距離感であります。

個人的に瞬火さんに似てると言われた事もあります。。(自分ではそうは思わないんですが)


>ライブというものは全く予備知識なしで

同感。

よくライヴ前予習とか、知らない曲が多くて盛り上がれなかった…なんて話を聞きますが、初めて聴く!しかもライヴで!なんて体験、幸せすぎるじゃないですか!

私はライヴで1曲でも多く未発表曲や新曲を聴きたい派です。


良いライヴだった事が伝わってきました。
見てみたいかも♪

ではでは。

投稿: ののまる。 | 2008年11月 7日 (金) 11時05分

>ののまる。さん
ページェントというバンドは知らなかったんですが、黒猫さんは結構プログレ好きみたいですよね。
陰陽座にも、黒猫さん好みのプログレ風の大曲が収録されてますし。

陰陽座はとにかく演奏や歌が安定していますので、とても聞きやすいです。機会があればぜひ聞いてみてください。

ののまる。さんと瞬火さんが似ている……そうなんですか??
それは容姿ですか? 人柄ですか?

投稿: ねこぽく | 2008年11月 7日 (金) 16時43分

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