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プラチナ9DISC / モーニング娘。

9disc

「プラチナ9DISC / モーニング娘。」

モーニング娘。オリジナルアルバムとしては9枚目になります。

実に久しぶり。

シングル集とカバーアルバムをはさんでいたとはいえ、2年ぶりのアルバムです。

でも待っただけあって充実した内容になっていると思います。

 

毎回数字と掛け合わせた面白いアルバムタイトルを思いついてくれるのですが、今回はわりとシリアスな感じです。

それに合わせたのか、アルバムの内容も率直に言ってシリアスにまとまっている印象。

この「まとまっている感」が重要で、アルバムの完成度では過去の娘。のアルバムの中でも高いと思います。

わたくしは「2ndモーニング」が最高傑作だと思っています。

その次に「レインボー7」が出来がいいと思っていますが、今回の「プラチナ9DISC」はその「レインボー7」に迫るくらいの勢いだと思います。

ちなみに「9」という数字。アルバム全13曲中、シングル曲をのぞいた、アルバム曲が9曲だからという意味もあるかもしれません。

 

またこのアルバムまとまっていながら「多彩」でもあると思います。

光井愛佳さん、道重さゆみさん、亀井絵里さんのソロ曲が入ってるところがそうなのですが、これがセンターを務める高橋愛さんや田中れいなさんがソロ曲を歌っていたらあまり「多彩」だとは感じなかったでしょう。

「グルグルJUMP」での久住小春さんやジュンジュンさん、リンリンさんの活躍もそうですが、脇を固めるメンバーに見せ所があるのが今回のアルバムの魅力だと思います。

それが単なるライブの構成を想定した曲の割り振りだったとしても、曲を提供された各メンバーが楽曲を理解して歌っているのが印象的です。

モーニング娘。全員が一丸となってこのアルバムを作り上げた、という印象がとても強いのです。

そういう意味では、個々のメンバーが自分の役割を理解していて、グループとしてのまとまりがますます出てきたということです。

 

今回のアルバムは、ジャケットですまし顔してるメンバーからして分かるのですが、かわいらしいモーニング娘。は少なめ。

アルバム1曲目の「SONGS」からしてすでに背伸びして大人ぶったような強がったような楽曲です。

全体的に、大人っぽい曲が多く、かわいらしい曲や面白い曲を求めている人には物足りないかも。

アルバム曲「Take off is now!」に象徴されるように、R&B系の色合いが強いのが今回の特徴です。

けれどもその曲の説得力が強いので、強引にねじ伏せられている印象。

でもそこに「私の魅力に 気付かない鈍感な人

グルグルJUMP

のような曲が一曲でもあると、とても映えて聞こえると思うのです。決して違和感などありません。

 

今回のアルバムの曲順、前半は完璧だと思います。

どんどん展開していって、無駄がありません。

ただちょっとつらいのがアルバム後半の3曲。

女に 幸あれ」「片思いの終わりに」「悲しみトワイライト」の3曲が置き場所がなかったので、どこか後ろに押し込められた感じがします。そこだけが残念。

というより「女に 幸あれ」と「悲しみトワイライト」の2曲が今となっては古い曲なので、アルバムに溶け込んでない感じがするのです。

思い切ってこの2曲を削って全11曲にしても良かったのでは? と思うのですが。どんなもんでしょ?

で、アルバムは「片思いの終わりに」で終了。

 

つんく♂さんのアルバム解説を読んでみて思ったのですが、

グルグルJUMPをシングル曲にしたかった

とか

「『It's You』を歌唱力バリバリで、黒人の歌手が歌うと雰囲気出まくるとは思うのですが、やっぱ、若干の変化球でないと面白くないでしょ!」

とかおっしゃってるのにとても納得しました。

まだまだつんく♂さんの目はくもってないな、と実感したお言葉でした。

 

○各曲感想

01.SONGS
一見洋楽風のシリアスな曲で、このアルバムをひとことであらわすなら、この一曲を聞けばよく分かります。

 

02.リゾナント ブルー
初めて聞いたときは結構ダークなシングルだな、と思ったものですが、このアルバムに入ると違和感がないから不思議。

 

03.雨の降らない星では愛せないだろう?
コーラスを重ねれば重ねるほどに重厚かつ感動的になる曲ですね。素敵です。やっぱりジュンジュンさん、リンリンさんのパートが光ってます。

 

04.Take off is now!/高橋愛・新垣里沙・田中れいな
特別テンポが速いわけでもないのに、すごくスピード感のあるカッコいい曲です。

 

05.泣いちゃうかも
最近の娘。の曲はダークでマイナー調の曲が多いのですが、この曲も例外ではなく、まるでこのアルバムに合わせるように作られたかのようです。

 

06.私の魅力に 気付かない鈍感な人/光井愛佳
非常にポジティブで、光井さんの新たな魅力を引き出した楽曲だと思います。曲タイトルはまるで光井さんの魅力にまだ気付いてないファンに向けられているかのようです。

 

07.グルグルJUMP/久住小春・ジュンジュン・リンリン
わたくし一番のお気に入り曲。つんく♂さんがこーゆー曲を作り続けてくれている間は、ハロプロファンやめれそうもありません。

 

08.みかん 
初めてこの曲のタイトルを聞いたとき、よもやあそこまでライブで盛り上がる曲になるとは予想もしてませんでした。名曲です。

 

09.情熱のキスを一つ/高橋愛・新垣里沙・田中れいな
このアルバムのハイライトのひとつ。歌唱力のある3人の魅力をたっぷり堪能できます。

 

10.It’s You /道重さゆみ
道重さんが背伸びしまくった曲です。舌っ足らずなボーカルが逆に聞かせる、つんく♂マジック全開の曲。

11.女に 幸あれ
久しぶりに聞きました。まだこの曲アルバム収録されてなかったんですか? というのが第一印象。

 

12.片思いの終わりに /亀井絵里
亀井さんはやはりゆったりとした春を思わせる楽曲が似合いますね。切ない歌詞なんだけど、幸せな感じが伝わってきます。

 

13.悲しみトワイライト
同じく久しぶりに聞きました。やはりジャケットに写ってないメンバーの声が聞こえるのにはちょっと違和感がありますね。しょうがないですけど。

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コメント

こんばんは。

個人的には光井さんのがとても好きです。

曲順で言えば、悲しみトワイライトの置き場所は同意見です。
こればっかりは、仕方ないことですよね・・・2年分の曲を収録してますから。
ただ、年末のガッタスで、吉澤さんメインで仙石さん澤田さんを従えての悲しみトワイライトがとてもかっこよかったので、今回の娘。のツアーに入っていなくても、なんだかホッとするような・・・。

投稿: 偽LouYun | 2009年5月 2日 (土) 00時25分

グルグルJUMP~みかんの流れは最高ですね♪

あっ、小春にしか興味無い訳ではなく(笑)…1曲目とかもカッコいいと思いました☆

実は“娘。”のアルバムには余り期待して無かったので予想外に良い出来じゃん♪…と娘。の底力に感動しました。


とは言え、娘。は小春ファン的には物足りないカナ?

投稿: ののまる。 | 2009年5月 2日 (土) 19時45分

>偽LouYunさん
光井さんソロは、アルバム唯一と言っていいくらいポップな曲ですからね。余計目立って聞こえるというのはあると思います。

「悲しみトワイライト」はおっしゃる通りで、あの曲はもはや吉澤さんの曲といっても過言じゃないと思いました。

>ののまる。さん
久しぶりのアルバムだったので、期待が大きかった分、出来が悪かった時のことを思うと怖かったですね。
こちらの期待以上のものを作ってきてくれて、納得させてくれた作品だと思います。

投稿: ねこぽく | 2009年5月 2日 (土) 20時40分

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