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ハロプロクオリティ

ロー!チャンネルVol.8にて道重さゆみさんとタワーレコード嶺脇社長との対談が掲載されています。

タワーレコードの嶺脇社長といえば、以前タモリ倶楽部にて「アイドルオタク社長」として紹介されたこともあるほどのアイドル好きなお方です。

アイドル好きになったきっかけは、仕事に疲れてテレビを見ていたらモーニング娘。の辻希美さんが可愛くて、そこからハマったとのこと。何かわたくしがモーニング娘。にどっぷりハマったきっかけに似てるので、他人とは思えないのですが。で、今は熊井友理奈さんが一推しだそうで、ますます親近感がわいてしょうがないのですが。

道重さんとの対談では、モーニング娘。はもっと評価されてもいい、といったあたりが読みどころでした。これには道重さんも同感だそうで、自分で自分のグループのことを「もっとすごい」と言ってもらいたいそうです。

 

ハロプロのライブパフォーマンスの高さは、わざわざわたくしがここでクドクド言わなくても、一度でもライブに足を運んだファンの方々であれば分かりきってることだと思います。

でも、アイドル戦国時代と呼ばれている昨今、他のアイドルと比べてハロプロはどれだけすごいのかイマイチ見えてきません。

ライブがすごいと言っても、それは結局のところ内輪での評価でしかありません。

 

その難題に答えを出すかのように、ここ最近ハロプロはフェスティバル形式のライブにユニットを参加させるようになってきました。

たくさんのアイドルたちと対バンを行うことによって、同じ土俵で勝負ができます。

わたくしはそういった現場に足を運んだことがないので、公平な判断ができませんが、ひとづてに聞いた話だと、ハロプロのパフォーマンスは群を抜いて素晴らしかったそう。他のアイドルを応援しに来た人の中には、ハロプロのライブを見て「今まで自分の見てきたものがお遊戯に思える」と、その日からハロプロファンになってしまうこともあるようです。

こうしたことから、たくさんのアイドルが集まってライブを行うことは、アイドル同士切磋琢磨できますし、おのずと正当な評価が下されるものと思われます。

ハロプロは今まで、ハロコンに代表されるように、内輪だけでのイベントが多かったように思います。これからはもっと積極的に、対外試合をやっていってもらいたいです。

 

話は変わって、テレビの歌番組ではどうでしょう?

楽曲の好みは人それぞれだとは思うのですが、つんく♂さんの作る攻めの姿勢の楽曲は、どの時代を見てもクオリティは高いと思います。パッと聞いた感じは単純でも、実は高度な計算がなされてるのがつんく♂さんの特徴だと思います。

またバックの演奏もしっかりしていて、ちょっとイイオーディオ機器で聞くと、かなりの迫力がでます。

他のアイドルの曲を聞いてのわたくしなりの感想を申しますと、曲が単純な分覚えやすいけれどすぐに飽きる系統の曲に聞こえます。人それぞれなんで、好みはありますが。

 

というわけで、ハロプロは優れた楽曲を高度なパフォーマンスで魅せるグループだと結論づけたいのですが、このあまりに正統派すぎる部分が逆効果を生んでいるような気がすることがあります。

それは、あまりに雲の上の存在すぎて、敷居が高く感じられて、近寄りがたい、というイメージです。

そもそもアイドルに何を求めるのか? という疑問に行き着くのですが、ここ数年は「アイドルにちょっとでも近づきたい」という親しみやすさを求めるファンが増えてる気がします。

雲の上の存在なんかじゃなくて、近所に住んでそうなちょっと可愛い女の子、的な方が親近感がわきやすいのかもしれません。

そういったアイドルたちとイベントしたり触れ合ったりするのが目的に変わってしまっていたら、もはや楽曲だのパフォーマンスだのは眼中に入ってないのかもしれません。

だからなのか、ハロプロもイベントや握手会を数多く開催するようになりました。

これはいいことなのでしょうか? ハロプロくらいクオリティの高いグループが、自らの価値を下げかねない安売りをしていて。という保守派な意見もある気がします。

だからといって、よそはよそ、ウチはウチと昔からのファンだけを相手にライブを地道に行うだけというのも考えものです。

ここらへんが一番難しいところだと思うのです。

今一度、ハロプロはどんなファンに向けて発信をしていくのか? ということが問われそうです。

ただ、やはりハロプロの世間一般の評価は、まだまだ低いというか認知されていない感は否めないですね。

 

そんなわたくしがハロプロ内でもっとも優れたグループを選ぶとしたら、℃-uteを指名します。

安定した歌唱力、キレのいいダンス、息のあったコンビネーション。ライブ映えする楽曲たち。全てが完璧です。

アイドル全体もそうですが、ハロプロ内でももっと℃-uteは評価されてもいいと思っています。

ハロプロが誇る精鋭部隊として活躍していますが、肝心のライブツアーとなると、大都市ばかり集中砲火していて地方制圧はできていません。これはBerryz工房にも同じことが言えます。

せめて、モーニング娘。と同じくらいのツアーの規模を展開して欲しいと思っています。

 

ロックフェスティバルのように大規模なアイドルフェスを開催して、真のアイドルは誰なのか? 会場のみんなで判断をする機会がもっともっと増えたら、アイドル界ももっと活性化されるような気がします。

よそのアイドルを知ることで、改めて自分の好きなアイドルの良さが分かることだってあるのですから。

 

……総合的なパフォーマンスではハロプロは優れていますが、ボーカルのすごさだけで勝負するなら、元BON-BON BLANCOのサントス・アンナさんが一番だと思います。

歌唱力・声量ともに他を寄せ付けない圧倒的なパワーを誇っていました。

彼女が今歌を歌っていないのが惜しまれます……(現在は、東京女子流の仮歌やコーラスをしています)

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コメント

こんばんは。

TIFにせめてBerryz工房は出て欲しいなぁ…って思ってるけどハロコンと被ってるらしくて…無理かな?


個人的には最近のハロプロはトラックのサウンド(特にドラム)が苦手です。

特に℃-uteはメンバーのフィジカルに、打ち込みの音圧だけは高い深みの足りないサウンドが見合ってない気がして「勿体ないなぁ…生バンドだったらなぁ」とか思ったり…
好みの問題ですが。。。
でも生バンドによる℃-uteLIVE(イベント?)があったなんて話も聞くし、今後期待です。


ではでは

投稿: のの。コバイア | 2012年5月26日 (土) 19時12分

>ののさん
お久しぶりです。

普段生楽器聞いてる人間からすると、打ち込み丸分かりの音には少々抵抗がありますね(笑)

ハロプロも昔はもっと高級感のある音を出していたと思うのですが、最近は経費削減なのか、ちょっと物足りないですね。

やっぱり、ほとんどの人が「歌声」を聞いていて、バックの演奏まではチェックをしていないせいもあるかもしれません。装飾程度でいいや、って感じで。

矢島&鈴木でアコースティックライブやったりと、ちょっとずついろんなことに挑戦しているので、生バンドとの共演は嬉しい限りです。

投稿: ねこぽく | 2012年5月26日 (土) 22時41分

℃-uteは確かに歌やダンスのクオリティは高いと思います。ただ、それと同時にハロプロのユニットの中でも個人的には勿体ないなと思うユニットでもあったりします。

というのもハロプロファンやアイドルファンからの評価が高い分、一般人への知名度の低さが娘。やベリに比べて弱いなと感じるからです。いわゆる中には強いが外には弱い。自分は基本、新規ファンを獲得してなんぼだと思ってるものでして。


℃-uteにもせめてバラエティー担当が一人でもいればまた違うと思うんですよ。そうすれば知名度もグングン上がってくる。逆に言ってしまえばテレビ主体の自分にとってはベリに嗣永さんがいることが今になって大きいように感じます。彼女中心ではあるもののベリのメンバーの露出が増えてきてるのはいい意味で追い風は吹いている気がします。

投稿: しょっと | 2012年5月30日 (水) 01時07分

>しょっとさん
音楽ビジネスというのは、売れるためにはバラエティで活躍できるような、良くも悪くもインパクトのある人がいないと、一般の人を振り向かせることが難しいところがあると思います。

ですが、℃-uteは純粋に歌とパフォーマンスのみで勝負する、まさに正統派なグループです。

今も昔も、あまりに正統派なグループというのは、その潜在能力を認められながらも、正当な評価を受けません。

レディー・ガガですら、デビュー当初の正統派路線は全く売れなかったわけですから。

では、℃-uteからバラエティ担当を選び出して、イロモノっぽい路線を歩めばいいのか?
それはまた別の話のような気がします。

メディアが正統派を取り上げず、イロモノっぽいものや人気があるものしか取り上げないのも問題あると思いますし、その情報を鵜呑みしかしない世の中もどこか違うと思うのです。

一体何が良くて、何が素晴らしいのか、ちゃんと自分の耳で選び取るということが当たり前になる世の中になればいいのですが、それは難しいでしょうね。

僕は1970年代のロックから現代ロックまで幅広く聴いてますが、単純に音楽性だけで勝負するバンドはやはり、一部のマニアにしか評価されないという憂き目にあってます。

これは永遠のテーマだと思います。

投稿: ねこぽく | 2012年5月30日 (水) 16時14分

質の高い記事、コメントも含めてじっくり読ませていただきました。
キュートがもっとプッシュされるべきだと思うし
何故彼女たちがもっと評価されないのかと悔しい想いもします。
色々と共感できたのでとりあえずコメントさせていただきましたが
voloにも「どうすべきか?」の答えがありません。

先日モー娘。のコンサートに行ってきたのですが
その時思った事は、「モー娘。は凄い。」という事でした
スマ大好きvoloとしては悔しさすら覚える衝撃でした。
とにかく楽曲群が分厚い。そして個々のメンバーにドラマがある。
そしてそれらは卒業加入を繰り返し連綿と続く娘。にしか無いものかもしれない。と。

そして同時に思った事は歌とダンスのスキルは案外、中核メンバー以外はたいした事ないなとも・・・それでも大興奮のコンサでした。

人によって評価のポイントは様々だとは思うのですが
現在のハローには戦略が足りないと思います。
ひたすら技を磨き続けるだけでは何かが足りないといいますか
武士が兵法を学ぶがごとく
ハローにはもっと新しいファン層を獲得する工夫が必要です。
その意味では握手会はあまり意味が無いように思います。
固定ファンがループするだけだし。

もっとアニメとタイアップさせるとか
ニコニコ層とか、未だにうまく取り込めてないですからね。
サブカル兄さんたちを上手く使ったももクロ戦略にも学ぶべきだと思います。
キュートにはもう少し話題性が欲しいですよね。
わかり易いキャッチコピーも未だに無いし…

投稿: volo | 2012年5月31日 (木) 23時55分

>voloさん
記事及びコメントまで読んでくださってありがとうございます。

音楽業界での、売れる、売れない、というのは「時の運」というのもあると思います。
偶然と偶然が重なって、いつの間にか売れてしまう現象です。
いわゆる「なんであんなのが売れるの?」というヤツです。

Buono!がそれに近い気がします。
元々アニメのタイアップで結成されたグループですが、意外と一般層にも浸透してるグループだと思います。
ハロプロファンじゃなくても、Buono!は知ってる、という人を何人も知っていますし、ハロプロファンをやめていたけれど、Buono!をきっかけにハロプロに戻ってきた人も知っています。

Buono!を最初に結成した時は、ここまで大きなグループになるとは事務所側も予測してなかったと思います。
世の中、何が当たるか分からない良い例だと思います。

ハロプロが好転しないときは、ついつい事務所を無能だとののしりがちですが、そればかりではないと思います。
ハロプロファンたちが結束することもまた大事だと思います。
ファンが文句ばかり言ってる事務所や所属アーティストなんて、誰も応援したいとは思わないでしょう。

わたくしのこんなささやかな記事で、ひとりでも多くの方が、ハロプロに興味を持っていただけたなら幸いです。

投稿: ねこぽく | 2012年6月 1日 (金) 17時01分

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