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ヘドバンギャー!! / BABYMETAL

Babymetal01


「ヘドバンギャー!! / BABYMETAL」

7/4にリリースと、モーニング娘。の「One・Two・Three」と同じ発売日だった、このシングル。

ついに買ってしまいました。

BABYMETALの音源は、さくら学院のアルバムをレンタルしたり、YouTubeの動画で満足していたはずなのですが、ついに我慢できなくなってしまいました。

 

アイドルとメタルの融合という、特異なジャンルを突き進むBABYMETALは常に、アイドルなのか? メタルなのか? と論議を巻き起こします。

彼らは「BABYMETAL」というジャンルをやっているに過ぎないと思います。

時代は時として異端児とも言うべきアーティストやバンドを産み落としますが、そのユニークすぎる音楽性に、ファンやメディアは「一体こいつは何者なんだ?」と困惑します。

そして、そのカテゴリに収まりきらない音楽性を否定したり、揶揄したりすることもあります。

識者であればあるほど、前例のない音楽性に対して、昔からのジャンルと比較したがります。そして適当なジャンルがなければ、真っ向から否定しにかかります。

大体こう言う場合、何年も経過してから時代がやっとアーティストの音楽性に追いついて、遅すぎる評価を与えたりするものです。

ただ、その音楽性に身をゆだね「なんじゃこりゃあ!?」とびっくりしていればいいのにです。

 

ヘドバンギャー!!は、今までのBABYMETALの楽曲の中では、比較的伝統的なメタルに近いです。

「ド・キ・ド・キ☆モーニング」のようなアイドルソング風の歌メロはないし、「いいね!」のようなピコピコ音はないし。

歌メロはジャパニーズメタルを踏襲しているというか、Jポップに近い感じ。マイナー調なので、わたくし的には好きなメロディです。

ギターソロはあってないようなもの。この辺の叙情性は意識してないようですね。

中元すず香さんのボーカルも、少し中低音域を意識して出すようにしたせいか、音域が広がった感じです。わざと冷たい歌い方をすることで、曲のシリアス度が増しています。

歌詞も、今までのようなアイドルソング風の言葉を封印して、こちらもシリアス。15歳というリアルな世代の決意を描いた世界観になっています。

まあ、音に関しては、水準程度かな? すごいプレイが聞けるというわけではないので、そちらの方は期待しない方がいいかも。とはいえ、ヘヴィなメタルが聞けるので、カッコイイには変わりありません。もう少しドラムの手数が多いと面白いのになあ。リズム隊頑張れ、って感じ。ギターはまあまあなのに。

 

c/wウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

こちらはポップメタルという感じ。

スクリームとか入れて、ヘヴィに聞こえるようにはしてありますが、基本的には中元すず香さんのポップな歌が中心です。

この辺の中元すず香さんの歌い方はとてもうまいと思います。彼女のボーカリストの本領発揮です。

カワイおどろしいという言葉があるのかわかりませんが、そんな感じ。

歌詞も「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の続編というだけあって、真夜中に女の子が集まってパーティをするという可愛らしい内容です。

この曲は実験要素が強いので、なかなか面白いと思います。

「ヘドバンギャー!!」が伝統的なのに対して、うまく対比が出来ていて、シングルとしてバラエティに富んでいます。

 

おまけ「BABYMETAL DEATH」

CDにおまけ映像として、新曲のMVが入ってました。まあ、なんといいますか本当にお遊びですね。これは。

一秒くらいの「BABYMETAL DEATH!」と叫んで終わりというものです。これもライブでやってくれるかな?

メンバーがギネスブック見ながら、世界一短い曲について調べてるみたいな映像もついてました。

補足として、ギネスに認められている世界一短い曲は、NAPALM DEATHが1986年にリリースしたアルバム「SCUM」に収録されている「You Suffer」という一秒ちょっとの曲ということになっているようです。

ですが、後にS.O.Dが1999年にリリースした「Bigger Than the Devil」アルバムに収録の「Dog on the Tracks」が、一秒未満だったと記憶していますが。勘違いかもしれません。ただ、S.O.Dのメンバーがギネス申請してないだけかも。わずか数秒の曲をお遊び的に作り出したのは、このS.O.Dが1984年にリリースした「Speak English Or Die」が始まりとも言われています。

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音楽(メタル・ハロプロ以外)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

BABYMETALさん「ド・キ・ド・キ☆モーニング」はアイドリング!!!の「等・等・等 等のSong」
http://www.youtube.com/watch?v=DYBqvwjLw8A&list=PLA6677392E34FDADF&index=46&feature=plpp_video
と同じく、モダンヘヴィとかミクスチャーみたいな印象でしたが、よりメタルな感じになってますね。

近年のメタル寄りのV系みたでもあるけど。


さくら学院、TIFで好印象だったのでちゃんと聴いてみよ♪


締めがナパーム・デスやS.O.D.の話になるところが流石です。

ではでは。

投稿: のの。コバイア | 2012年8月30日 (木) 17時00分

>ののさん
この話題に食いついていただいてありがとうございます(笑)

アイドリング!!!も、メタルっぽい曲をやってるんですね。
でも聞いた感じ、アメリカあたりで流行ってるミクスチャーやラウドロック系統に感じました。

BABYMETALは、音源としてはさくら学院のアルバム二枚にそれぞれ一曲ずつと、今回のシングルしかありません。

本体のさくら学院でも、ちょろっとメタルっぽいギターフレーズが出てきて「おお!」と思わせてくれるので、楽しめると思いますよ。

ライブでは、あと数曲披露していて、その中でも「イジメ、ダメ、ゼッタイ」はBURRN!の評価だと、メロスピ系の曲で、この路線で行けば日本のメタルファンのあいだでは人気が出そう、としてありました。

まずはアルバムをリリースして欲しいですね。ちゃんとじっくり聞けるCDを作って欲しいです。

まあ、長年メタルを聞いてると、トリビア的な知識がついつい身についちゃうんですよね(笑)
豆知識程度に読んでいただけると幸いです。

投稿: ねこぽく | 2012年8月30日 (木) 19時51分

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