アイドル寄り道(4)~可憐Girl's~
前々回のアイドル寄り道(2)でさくら学院の中元すず香さんを取り上げましたが、彼女のことを語るなら可憐Girl'sも外せないだろう、ということで書いてみます。
当時、アイドル雑誌のグラビアでその存在は知っていましたが、全くノーマークでした。
なので、BABYMETALの中元すず香さんを好きになってからの、完全に後追いです。
アニメ「絶対可憐チルドレン」のテーマソングを歌うユニットとしてデビューした三人組が可憐Girl'sで、アニメ終了ともにユニットも任務完了されています。
今になって曲を聞いたり、MVを見返したり、当時グラビアで見たルックスの印象といいい、たった一年やそこらで解散させるのはあまりにもったいないユニットだったと思います。
任務完了の際、某知り合いが相当嘆いていたのをよく覚えています。
まあ、そこからさくら学院へとつながっていくのですから、世の中何が起こるかわかりません。
そのさくら学院も、中学卒業とともに脱退しなくてはならないのは、なんとも皮肉なものですが……。
可憐Girl'sの唯一にして最高傑作のアルバム、「Fly To The Future」は全7曲入りの29分。アルバムというよりはミニアルバムに近いですが、2曲分のMVが収録されています。
小学生だてらに歌唱力が高く、子供子供していつつもちゃんと個性を持った声が染み入ります。
曲も粒ぞろいで、完成度が高く、アニメの主題歌や小学生アイドルの楽曲として、歴史の中に埋もれさせるには実に惜しいものがあります。
小学生だからといって萌えに走るのではなく、曲の精度やかっこよさを優先させたところに、このユニットの強みがあると思います。
今聞いても曲のキラキラ感は全く失ってませんし、歌声の持つ初々しさやハツラツさは十分に伝わってきます。
中でも秀逸なのが打ち込み曲とクリーントーンのギターフレーズが絡み合い、切ないメロディラインの「FULL THROTTLE」。アイドルソングにしておくにはもったいないです。
今こうして、過去を振り返ってみて、こんな素敵なユニットが存在したということが悔やまれてなりません。応援したくても、もうそのユニットは存在していないのですから。
先入観だったり、ハロプロに集中していたせいで、素晴らしい音楽とメンバーを見逃すのはあまりにもったいない話ですが、それでもまだアルバムが存在してるだけでもいいのかもしれません。
可憐Girl'sというユニットがかつて存在していた、という残り香だけでも味わえるだけ幸せなのかもしれません。
そして今思うのは、アイドル戦国時代の中、もしかしたらこうしてる間に素晴らしいグループがデビューしているかもしれない、ということです。
数多くある楽曲をひとつひとつ聞いていくことは、不可能に近いですが、なるべく先入観をなくして柔軟にアンテナを張る必要がありそうです。
後になってから「こんなグループがいたんだ!」と後悔しないように。
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