アイドル寄り道(1)~ぱすぽ☆~
普段わたくしはハロプロを応援してます。
アイドル戦国時代と呼ばれる現代、たくさんのアイドルが生まれては消えてゆきます。
そんなあまたのアイドル全てをチェックするのはもはや不可能に近く、偶然何かの拍子に出会ったことがきっかけで「こんなグループがいたんだ」と新発見することも珍しくありません。
でも、現実問題として、自分のお気に入りのアイドルを応援するので精一杯で、ほかのアイドルまで手が回りません。
わたくしの場合、なるべくハロプロ以外のアイドルは眼中に入れないようにしてます。なぜかというとハロプロに集中したいからです。
ですが、時たまふとした時に耳にした曲にひかれて「これ誰?」とチェックしてしまうことがあります。
2007年にたまたまCMで見かけたPerfumeの「ポリリズム」にひかれ、ファンクラブに入ってしまうくらい惚れ込んでしまうこともありました。
2003年にはたまたま友人にすすめられて聞いたBON-BON BLANCOのボーカル、サントス・アンナさんの歌唱力にひかれいまだに応援を続けています。
先日、NHK BSプレミアムで放送された、指原莉乃プロデュース「指祭り」を見たときのこと、ぱすぽ☆が気になりました。
吉川友さんと同じレーベルということで、一応の予備知識は知っていました。
キャビンアテンダントの衣装に身を包み、キャリーバッグを使ったダンス、メンバーのことをクルー、ライブのことをフライト、ファンをパッセンジャーと呼ぶという、世界観や設定が細かいグループという印象でした。曲調はガールズロックをやっている、というのも知っていました。
ライブを見ての感想は、メンバーが楽器を弾かないガールズロックグループといった印象。可愛らしいというよりは、かっこよさを追求した楽曲です。
ただ、わたくし的にはギターの音が鳴っているといっても、まだまだ「軽いな」と中途半端に感じました。
ですが、ライブ後のトークでとあるメンバーの「LAメタルみたいなゴリゴリの曲もやってます」という発言が気になりました。
※LAメタル……1980年代アメリカで流行った、ハードなギターとポップで分かりやすい歌メロが特徴のヘヴィメタルのジャンルの一つ。メタルファンのみならず、一般層をもファンに取り込み商業的にも成功した。バンドの活動拠点がロサンゼルスだったのことから、地名をとってLAメタルと命名される。代表的なバンドは、モトリークルー、ラット、ドッケンなど。
というわけでメジャーアルバム「CHECK-IN」をレンタルしてみました。
ほぼ、ギター、ベース、ドラムというシンプルなバック演奏で歌うのは、現代アイドルの中では異彩を放っていると思います。恐らく生演奏でしょう。これだけでも評価できます。
ヘヴィなギターも入ってますが、LAメタルっぽさはあまり感じられませんでした。アメリカン・パーティー・ロックと言った方がいいかもしれません。
歌メロは基本的にはJPOPですが、キャッチーさよりは、かっこよさを優先した感じです。
ただ、似たような曲調が多くて、アルバム一枚聴いてると、ちょっとダレるかなあ。もう少し変化をつけても良かったと思います。
まあ、あくまでガールズロックの境界線は超えてませんね。少なくともメタルじゃないです。
ガールズロックといえば、一歩先を行っているBuono!が浮かびます。
Buono!の場合、ブリティッシュロック的なアプローチをしていると思います。メンバー衣装にもユニオンジャックを多用してるし。
そこにパンク的な反骨精神を注入して、ティーンエイジャーの初期衝動をうまく表現しているように思うのです。それは歌詞にもよく表れています。
曲調も変化に富んでいて、いろんな要素を取り込んでいるのが、Buono!の強みですね。インターネットキューピッドはやりすぎとして、ポップスも出来ますから。
全体的な印象として、ぱすぽ☆は、ヤワなポップスばかり歌ってるアイドルに飽き飽きしてる人に向けて出てきた、本格ガールズロックだと思います。
ただ、残念なのはメンバーが演奏してないという点です。
あと、ボーカルに個性がないのも残念な部分でしょうか。うまい、へたに関わらず、「これがぱすぽ☆の声です」的なものがほしかったです。水準レベルの歌唱力があるだけに惜しいです。
曲に関しても、今後変化を持たせて、アルバム一枚飽きずに聞けるような構成ができるようになれば、もっとファンが増えると思われます。
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