Aira Mitsukiさんに思うこと
6/30は、BABYMETALのNHKホールでのワンマンライブに渋谷は熱くなっていたわけですが、一方で渋谷Gladでは「重大発表がある」というAira Mitsukiさんのソロライブが行われていました。
事前に「重大発表」と言われると、ここ最近の活動の少なさからいって「引退説」も出ていたわけですが、やはりというかラストアルバムをリリースし、ソロライブを行ったあと「活動休止」ということになってしまいました。
びっくりはしませんでした。「ああ、やっぱり」というのが率直なところです。
活動期間は6年ということですが、実質精力的に活動していたのは「???」ツアーまでの、2011年初頭までではないでしょうか?
デビュー当時は、シングル攻勢で、よく作られた楽曲と尖ったリミックスをたくさん収録した、お得感満載のリリース展開をしていて、とても楽しかった思い出があります。
アルバムも非常に出来がよく、特に2ndの「PLASTIC」はPerfumeを超えたとも言える、ジャパニーズテクノポップの金字塔を打ち立てました。
その後はジャンルにこだわらない音楽性で、実験的なアルバムをリリースしていきました。
が、2011からパッタリとCDのリリースが無くなり、やることといえば、関東のみのライブ及びDJイベントのみ。
実はこの頃から、今後の活動が危ういのでは? と思っていました。
毎回ライブに来てくれる常連さんだけが盛り上がっていて、どこか閉塞的なものも感じていました。
ちゃんと調べたわけではありませんが、多分鳥取県でAiraさんを真剣に応援していたのは、自分くらいのものだと思います。
そもそもなぜAiraさんを応援することになったのか?
それは、2007年の7月にさかのぼります。
わたくしは普段メタルの情報を「BURRN!」という雑誌で得ているのですが、その雑誌の新譜レビューに見慣れないCDが取り上げられていました。
80✩PAN!というガールズロックバンドの「8 Carat Princess」というアルバムが取り上げられ、高評価を得ていたのです。そこで、彼女たちに興味を持ってアルバムを聞いたところ、結構お気に入りになりました。
そんな矢先、彼女たちが主催で行っていたライブツアー、LIVERINGというのが大阪で行われるとのこと。しかも対バン形式で相手はBON-BON BLANCO。サントス・アンナさんのボーカルが大好きだったわたくしは、ぜひともこのライブを見に行かねば! と足を運びました。
で、ライブが始まると、前座で見慣れない女の子が登場しました。赤い未来的な衣装の子は、Aira Mitsukiと名乗り、まだデビュー前でしたが「カラフル・トーキョーサウンズ No.9」と「キャンディーライト・モード」を歌いました。
当時のわたくしは、Perfumeに少しハマっていた時期で、テクノポップが好きになりつつありました。ですから、Airaさんの音楽性もすんなり心に響きました。
家に帰って検索してみるとブログもされていて、すぐにコメントしました。
これがわたくしとAiraさんの初の遭遇です。
次に会うことになるには、しばらく時間が空きます。理由は関東のみで活動されていると、なかなか参戦しにくい、ということです。
次に大阪に来てくれたのは「サヨナラ TECHNOPOLiS」のリリースイベントでした。
握手会の時のやり取りをいまだによく覚えているのですが、
「初めて参加しました」
「また来てね」
という簡単なものでした。ですが、ファンレターと差し入れのお菓子を持っていくという、わたくしのプレゼント攻撃はこの時点で始まっていました。
その後は、大阪でイベントがあるたびに足を運びましたし、リキッドルームで初のワンマンライブが行われた時は東京まで遠征しました。
この頃になると、段々とAira現場で会う方々と顔見知りになり、あいさつをしたりお話をしたりということも増えました。
もちろんAiraさんにも、「鳥取から来ているファン」として認識してもらえるまでになりました。ちなみに一度Airaさんに「鳥取ってどこかわかる?」って聞いたら「えーと???」と即答できなかったというエピソードがあります。
何度も足しげくライブやイベントに通いつめていると、握手でのおしゃべりも話が弾み、5分くらい話をするのは当たり前になっていました。後ろに並んでいるファンの方には悪いとは思いつつ……。
そんな蜜月もそう長くは続きませんでした。
Airaさんが新曲を出さなくなったのです。これにはさすがに応援のしようがありません。やはり曲あっての応援だと思うので。
また、ライブやイベントも関東のみに限定されてしまい、関西には来てくれなくなりました。これには鳥取在住のわたくしからすると、交通費がバカになりません。
というわけで、なんとな~くAiraさんから気持ちが遠のいていたのです。
そんなところへふと入った情報が「6/30のライブで重大発表」。これは何かあるどころじゃないな。と思いました。多分、多くのファンが同じ思いだったでしょう。
そして、結果は「やっぱり」でした。
まだ「活動休止」というだけで「引退」ではないところが、救いなのか、それとも生殺しなのか分かりませんが。
でもまあ、ニューアルバムを出してくれるだけでもありがたいと思わないといけないのかな??
音楽的には、2ndでやりきってしまった感があり、それ以降は拡散傾向にありましたが、最後はキチンとまとめあげてくれるのでしょうか? 期待したいところです。
また、ラストライブも何本か行うようですが、全て東京ということで、わたくしは参戦できません。久しぶりにAiraさんに会いたかったのですが……。
ライブDVDをリリースしてくれるのを期待します。
Perfumeの対抗馬として、奮闘を続けてきたAiraさんですが、ここ1~2年はきゃりーぱみゅぱみゅさんにその座を奪われてしまっていた感じがします。
何としても、ラストアルバムで、Aira Mitsukiというアーティストがいたんだ! ということをぶつけて欲しいものです。
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コメント
もったいない。
この手の世界観がしっかりしつつの、ちょっと面白い酔える曲を歌う、アーティスト(アイドル)って希少価値ありますよね。
どちらかというとMEGに近いイメージでしたが、他関係なく共存できそうに感じてました。
海外からブレークの波がきそうな展開も感じてましたが、一目瞭然で展開が早かったきゃりーぱみゅぱみゅの影響があったかもしれませんね。
それでもなんとなく共存できそうですし、なんとなく大人がそれほど苦労せずともより大きな商売ができる最近の流れに負けた感が、ブランク(時期と期間)から想像してしまいます。
ちょっと語弊のある言い回しになってしまいました。
でも「活動休止」は未練があるからでしょうから、小休止して、これぞという一曲を創造して、復活というパターンもあるかもしれないですね。
この世界、一曲で変われる世界・・・でもありますし。
投稿: いいな | 2013年7月30日 (火) 20時25分
>いいなさん
ええ、もったいないです。
プロデューサーのTERUKADOさんのセンスは非常に高いものがありますし、AIRAさんの描く孤独感の歌詞は独自のものがありました。
やっぱり見た目のインパクトとか、バックのプロデューサーの名前には、どんなに頑張ってもマイナーなアーティストは出る杭にすらなれないのかもしれません。
ラストアルバムが話題になったら、これ以上ないくらいの皮肉ですけどね(笑)
投稿: ねこぽく | 2013年7月30日 (火) 21時08分
Aira Mitsukiファンのみならず、ある程度音楽をあさっている一般や、業界でこの件は少し話題になるのではないかと思います。
皮肉というより、ラストアルバム、Top10内に入るくらい普通に売れるのでは?
というより潜在的ファンが、どのくらいるのかの賭けの小休止ならいいですね。
(Perfumeにも似たようなアルバムがあったような・・・)
なくなるとその良さが冗長されるタイプ的な、ちょっと寂しさもぐっとくる雰囲気はやっぱり貴重。
それにしてもPerfumeにのって等である程度知名度があったはずですが、アーティストとして細く長く活動するにも、全力疾走するくらいの気合を感じられないと競合は多い時代なので距離が離れ易い状況ですね。
やっぱり売り込む熱意は、今のモー娘。を見ていると伝わるものだなと。
本人たちが一番熱いのが良く、大人(特ににつんくさん)がそれにのせられているような感覚がいい。面白い。
統率がとれたダンスは、昔のモー娘。やシャ乱Qから想像すらしなかった^^;
(今度発売される新曲は、個人的に意外と普通で新鮮さはなかったのですが、そんなの関係ねー的に買う予定。)
これPerfumeにも感じた感覚なんですよね。
Perfumeほど結果は後回してもいい的ではないですが、それぞれ自信と「好きなように」やっているところが。
自信に満ちてないと、高みを見せられないでしょう。いや筈。
Aira Mitsukiさんの心が折れていないことをただ期待してしまうばかりですよ。
投稿: いいな | 2013年8月 3日 (土) 15時05分
>いいなさん
話題になってくれればいいんですが……。
ポストPerfumeだったはずが、活動が尻すぼみになり、ラストアルバム発表後ラストライブで、活動休止ではちょっと寂しいです。
なにが原因で、活動が停滞(CDリリース)したのかわかりませんが、ネガティブなAIRAさんですから、売れないのを悲観してのことだったらファンとしては悲しいです。
リリースすればするほど赤字になっていたとしたら……。
一方で事務所の意向もあるかもしれません。
現在、AIRAさんの所属する、デートピアは今時のアイドルを前面に押し出しています。
AIRAさんが用済み、とされたかどうかは不明ですが、過去にAIRAさんデビューと入れ替わるように、女子ロックバンド「80✩PAN」が解散した経緯があるので可能性はゼロではありません。
AIRAさんの心……ネガティブな人ですからねえ。またウツ的な状態にならなければいいんですが。
ラストライブを見に行って、本人と話してみないことには分かりかねます。
投稿: ねこぽく | 2013年8月 5日 (月) 21時34分
本心は話せないかもしれませんね・・・
活動休止なので契約も残っているはずです。
雰囲気で察知できるかもしれませんが、その辺りになるとねこぽくさんの心の内に。
>話題になってくれればいいんですが……。
そんな状況ですか・・・?
アーティスト同士のパイプ(交流)がどのくらいあるのかが鍵になりそうですが、正直なところAira Mitsukiを話題にすることが私の周りではいないので、少し期待を持たせるようなことを書いたのは軽率でした・・・。
ファンは当然としても、Perfumeファンがどこまで動くかという感じですかね?
8月は出費が多いので、タイミング的に少し痛いのですが、私はアルバム買う予定です。
>リリースすればするほど赤字になっていたとしたら……。
これはある程度売れるまでは当然だと思います。
これが理由なら「活動休止」は中途半端でしないほうがよい。(断言)
~5年我慢はザラでしょう。
「過去にAIRAさんデビューと入れ替わるように、・・・」
は気になる過去ですね。
ちゃんと育てているのでしょうかと、要らないお世話と心配を感じさせますね・・・
所属の方のそれぞれのファンの心境も大事にされるべきで、その辺り大丈夫なのでしょうか?
良く分からないですが、何か一番大事なところが欠けている印象を持ちました。
心配ですね・・・
Aira Mitsukiしか知らない私には、彼女を売り込めないようでは、他はもっと・・・
という思いが強いです。
全てあくまで私個人的な想像です。
投稿: いいな | 2013年8月 6日 (火) 00時16分
>いいなさん
ご心配をおかけしてます。ありがとうございます。
正直な話、AIRAファンが同時にPerfumeファンであっても、PerfumeファンがAIRAの存在自体を知ってるかどうかも定かではないのが現状だと思います。
仮に知っていたとしても、二番煎じくらいにしか思ってないかも。
AIRAと同じレーベルメイトに、SAORI@DISTINYという人がいて、ふたりでコラボアルバムをリリースしたこともあります。
ですが、SAORIさんは去年引退されてしまいました。
このことは全く話題にならず、わたくしですら把握するのに時間がかかった状態です。
この事務所は、アーティストをある程度は育てるけれど、「さあ、これから!」となると、急に見放してしまう傾向があるように思います。今までの例を見ていると。
事務所不信とまではいかないまでも、いったんAIRAさんには休んでもらって、今度は別のレーベルから再デビューしてもらいたいと、願ってます。
リリースに関してですが、一番活動的だった頃のシングル「サヨナラ TECHNOPOLiS」がオリコン19位にランクインしたのが最高だったと記憶してます。
恐らくそこから伸び悩んでいたのではないかと思います。
しばらくすると路線変更したり、従来と違うことをやりだしているので、テコ入れがされたのかもしれません。
投稿: ねこぽく | 2013年8月 6日 (火) 20時23分
DVD「LiVE TOUR 2011 「???」in LIQUIDROOM 」を買って見ました。
まだ通してじっくり聴きこんでないので、第一印象としても的確さは欠くと思います・・・
もったいない。
前にも増して、曲の変化の付け方が乏しい印象です。
曲にもその傾向はありますが、特に演出がもったいない単調感を感じます。
ダンサーも邪魔に感じる場合もあり、それも変化や味付けとしても単調でストレスに感じるほど。
Perfumeを意識してダンスを投入しているのだとしたら、工夫が大いに必要だったでしょうね。
ガヤガヤまとまり感がないのでMEGとも違った印象。
でも、やはりカラフル・トーキョーサウンズ・NO.9はいい曲で持っているなと再認識。
歌い方は笑顔が多く好みではなかったものの、逆になにかほっとしました。
曲に没入しがたいので、採点としては辛くはなりますが・・・
実に、もったいない。
やっぱり持てる武器をどう活かすかという点が大事だなと。
Perfumeはそこが長けていたと改めて思うのと、きゃりーもBABYMETALもモー娘。も売りどころは押さえていると感じるのですよね。
聴いて、欲しくなる。
見て、更に欲しくなる。 (見ると、好きでない曲も好きになる。)
その要素がどちらも弱いというか、どちらもターゲットが不明なところが昔から変わってない感じがするので、MCや演出での誘導が鍵となりそう。
基本ここ(LIVE)からでないと広がらないと思います。
DVDなどの映像として残るならなおさら。
Aira Mitsukiを知る上や楽曲の良さを知る上では、発売しているDVD 2枚は買いだと思いますが。
>今度は別のレーベルから再デビューしてもらいたいと、願ってます。
ちょっとした工夫でがらりと印象が変わる要素が満載なだけに確かにと。
余談ですがDVD 画質がかなり悪い、包みのフィルムが綺麗に剥がせない仕様なども気にしてしまう・・・
もとい曲も揃い一定の固定客も見込めるくらいに成長しているようなので、ここからでしょう?
と「普通」に思います。
どこかのレーベル待ちならいいですね。
投稿: いいな | 2013年8月13日 (火) 13時58分
>いいなさん
あー、「LiVE TOUR 2011 「???」in LIQUIDROOM 」をお買い求めになったのですね。
このDVDはちょっとクセ者で、おっしゃるとおり画質は荒いし、曲が何曲かカットされていて、無理やりDVDの一層に詰め込んだ印象です。実際のライブでは30曲以上やってます。
なので、ファンとしてもかなり期待はずれのDVDでした。
ダンサーさんの存在は、賛否あるかと思いますが、AIRAさんが休憩や着替えに行ってる間の、つなぎ的存在も兼ねているので、まあ必要かな? って感じです。ファンの中には、ダンサーさんとも仲良しになる人もいましたけども。
AIRAさんの音楽性については、人それぞれ好みがあると思いますが、ミニアルバム「6 FORCE」から、変わっていって「こういう路線は求めてないのになー」って思ってました。
とはいえ、今度出るラストアルバムは原点回帰のテクノポップになるようなので、ちょっとは期待してます。
AIRAさんは、独特の節回しの歌い方をされる方なので、シンガーとしてはとても面白い存在だと思っています。
なので、コンスタントに楽曲リリースして欲しかったな、というのが正直なところです。
投稿: ねこぽく | 2013年8月13日 (火) 14時29分
あ・・・買ってしまいました。
ごめんなさい。
ファンとしてもかなり期待外れな仕事ぶりだったとは・・・
ダンサーさんと仲良し・・・はご愛嬌ということで、固定メンバーのようにお見受けしました。
存在の賛否というより、使い方演出に私は違和感がありました。
もう少しクールな印象に、控えめなのとかいないのを主体にするほうが良いというより違和感が少なかったと見てて感じたのですよね・・・
なんとなく全編ユーモラスな雰囲気が過剰に感じて、ほんと邪魔に感じるときがありました。
目立つ曲も当然あっていいとも思います。
固定メンバーならいろいろ合わせて工夫やツメて欲しいな・・・。
「6 FORCE」 Amazonで確認しましたが、試聴がないのが残念。
知らない曲ばかりですが、LEVEL 5が目に留まりました。
Perfumeはやっと?LEVEL 3なんですけど^^;
冗談はともかく、「6 FORCE」ほぼ全曲作詞されているとレビューにあるので、それなりに曲造りに関わっていると想像しました。
ますます残念ですね、ほんと売り方を間違えているとDVDともども思ってしまいました。
私のイメージが間違っているのかもしれませんが、極端に不正確にいうとよりアーティストライクなギターテイストもあるフォークテクノ?な路線が似合っていると感じてましたので。
無理に盛り上がろうとさせる空気が不似合いにパーソナリティからも感じるのですよね。
本来はまるべきところとは、別のところでもがいていたのかなと。
SCANDALでもそんなところが見え隠れしていたような。
コンスタントに楽曲リリースは、ここで高見を目指す一人前になるためには必須でもありますよね。
フィードバックはもちろん忘れずに。
レーベル次第で大化けは難しいとしても、コンスタントにいつかあるいはありそうですけどね。
プラスしかなさそうなのと、きゃりーともPerfumeとも競合はしそうにないところに良さがありそうなので。
投稿: いいな | 2013年8月14日 (水) 18時29分
友人がテクノ系のライターをしていたせいで
早くから紹介さえ、私もずっとファンでした。
Perfumeのフォロアーの様に語られますが
カラフル東京~の発売日は、ポリリズムより早く
確かにフォロアーではあるとは思いますが
ブレイク以前からフォロアーだとすれば、それも才能だと
思います。
ほとんどのインストアライブにはいきました。
投稿: けろっぐ博士 | 2017年3月16日 (木) 15時03分