カテゴリー「メタル」の74件の記事

ねこぽく的「この30年、この30枚」

2014年10月号を持って、創刊30周年を迎えられたHM/HR専門誌「BURRN!」
その特別企画として、1984~2014年にリリースされたベストなメタルアルバムを、編集者それぞれが思い思いに挙げてらっしゃいます。各編集者の好みも出た選考で、とても興味深いものがありました。
というわけで、わたくしもこの企画に乗っかって、30枚選んでみたいと思います。基本ルールとして、ちゃんと自分で買ったCDが対象です。あと、自分の趣味丸出しなので偏ってるかと思います。そのへんはご容赦を。。
ちなみにアルバムの並びは、バンドのアルファベット順です。一位とか二位とか出来不出来に順位はつけていません。てか、つけられないです。
 
ACCEPT / STALINGRAD (2012)
アクセプト大好きです。ブレーカー~ロシアンルーレットの代表作はみんな好きなので、そこから選ぼうかとも思いましたが、あえて復活作を選びました。90年代の再結成には正直がっかりさせられましたが、今度の再々結成は違います。往年の男臭いヘヴィメタルをやろうという気概に溢れていてファンとしては涙腺を刺激されます。インパクトでは再々結成第一弾アルバムが上ですが、楽曲の充実度ではこの作品が好みなので、選びました。
 
AC/DC / LIVE (1992)
やっぱりこのバンドはライブに真骨頂があると思います。スタジオ盤だけ聞いて満足してるようでは、まだまだこのバンドの半分くらいしか理解できてないと思います。初期のライブ音源もいいですが、曲の充実度ではこのアルバムが上かと思われます。ちなみにこのライブのDVDもあるので、合わせて見ると感動はさらに飛躍します。
ブライアン・ジョンソンのボーカルもアンガス・ヤングのギターもいいけど、黙々とリフを刻むマルコム・ヤングが大好き。
 
AMORPHIS / THE BEGINNING OF TIMES (2011)
正直このバンドの初期のメロディックデスメタル路線はピンと来ませんでした。なのでずっと放置でしたが、ここ数作でトラッド要素を取り入れたり、70年代ハードロックを咀嚼したような路線変更には大歓迎です。北欧バンドらしい叙情メロディのセンスもさすが。センテンスド亡き後の、フィンランド叙情派ハードロックバンドとしてこれからも邁進して欲しいところ。
 
ARCH ENEMY / WAGES OF SIN (2001)
このバンドはどの作品を聞いても、極端にハズレがない分、逆にベストアルバムも選びにくいです。初期二枚の轟音にまみれてるブルータルデス路線から、音をクリアにして聞きやすくし、テクニカル要素をさらに進化させた本作が一番聞きやすいと思います。というわけで、アーチ・エネミーを知らない人にまずオススメするなら本作です。
 
CELTIC FROST / INTO THE PANDEMONIUM (1987)
2ndの「TO MEGA THERION」と迷いました。どちらも甲乙つけがたい傑作なので。本作ではもはやスラッシュからは外れて、ゴシック要素を取り入れ、かなりの実験的要素が多分に含まれています。この作品をティーンエイジャーたちが聞いて育ち、その後のブラック、ゴシックなどのバンドに与えた影響は計り知れないものがあると思われます。
 
CHILDREN OF BODOM / SOMETHING WILD (1998)
メロディックデスは数あれど、そこにさらに様式美の要素を取り入れ、キラキラと豪華絢爛に仕上げて、これでもかとメロディの嵐をぶちまけたのが、このバンド。作品を重ねるごとにフツーのバンドになっていったのは残念だが、初期はとにかくギターとシンセがど派手に暴れまわっていて、これはすごい新人バンドが出たぞ! とびっくりしたと同時に、新たなギターヒーロー登場に浮かれたものです。その後の活躍はみなさんご存知のとおり。
 
DEATH / INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNS (1993)
アンディ・ラロック(Gt)、スティーブ・ディジルジオ(b)、ジーン・ホグラン(ds)という豪華なゲストミュージシャンを迎え制作されたテクニカル・スラッシュ/デス。欧州のメロデスとは違うメロディセンスで、独自の世界観を描き、複雑な曲展開、テクニカルな演奏技術でもって、聞くものを圧倒するはず。バンドの中心人物、チャック・シュルディナーはすでに故人だが、実に惜しいミュージシャンをなくしたと心底思う。
 
DREAM THEATER / IMAGES AND WORDS (1992)
そこまでドリームシアターのファンというわけではないが、このアルバムだけは別格。とにかく曲の出来がいい。テクニックに走ることなく、キチンとメロディを聞かせようという姿勢が感じられる。長尺な曲でも緊張感がみなぎっており、一切だれる事がない。
 
EXODUS / BONDED BY BLOOD (1985)
ベイエリアスラッシュメタルの中でも一番個人的に好きなのが、エクソダス。その1stは狂気と計算されたリフと曲構成で、奇跡に近い完成度を誇っている。どの曲も印象的なリフ満載でとにかくキャッチー。スラッシュアルバムで一番好きなのは? と問われたら間違いなくこれを挙げる。バンドもこのアルバムを気に入っているようで、後にアルバム丸ごとセルフカバーした企画盤を出している。
 
FEAR FACTORY / DEMANUFACTURE (1995)
インダストリアル・メタルの祖といえばミニストリーだが彼らは元々テクノ畑の人である、これをデス/グラインドコアの目線からやったのがこのバンド。そして本作2ndで大化けした。とにかくアルバム前半の楽曲の出来がいい。当時、デス声と普通声を使い分けるボーカルスタイルをこなす人はまだ珍しく、このバンドが祖と言っていいくらい。とは言っても、メタルシーンに与えた影響や貢献度はあまり評価されていない気がする。てか、単純にかっこいいんだってば。
 
THE GATHERING / HOW TO MEASURE A PLANET? (1998)
ゴシックメタルバンドで本格的に女性ボーカルを取り入れたバンドでは、このバンドが最初期に当たると思われる。このバンドは前作や前々作の方が評価は高いが、あえてこっちを選んでみた。アネク・ヴァン・ガースバーゲンのボーカルは声量を活かした朗々と歌い上げるのが特徴だが、本作では抑え気味に歌い、全体的にアンニュイな雰囲気を出している。BGMとして聞いたときとても気持ちがいいので選んでみた。
 
GUNS N' ROSES / APPETITE FOR DESTRUCTION (1987)
アメリカンパーティーロックは苦手なのだが、このバンドのこの作品だけは別格。とにかく恐ろしいまでの完成度を誇っている。超名盤なので改めて内容に言及はしないが、王道路線も突き詰めるとここまでやれるのか、といういい手本だと思う。ちなみに、カリスマ・フロントマンのアクセルや、名ギタリストのスラッシュよりも、ひたすらリフを弾いてるイジー・ストラドリンが好き。
 
HIBRIA / DEFYING THE RULES (2004)
いわゆるメロディックパワーメタルなのだが、パワーの部分のメーターが振り切っていて、やりきってる感が凄まじい。デビューアルバムなのだが、テクニックも申し分ない。そしてなによりボーカルのパワーが凄まじい。楽器隊に負けず劣らず、メーター振り切って歌い上げている。すげー新人が出たなー、と当時思った記憶がある。
 
IRON MAIDEN / POWERSLAVE (1984)
メイデンは前作「頭脳改革」が一番好きなのだが、こちらも大好き。一曲目の「撃墜王の孤独」ですでにノックアウト。この作品から長尺な曲をやりだすが、違和感なし。
 
JUDAS PRIEST / DEFENDERS OF THE FAITH (1984)
ペインキラーと迷ったのだが、より英国のかげりのあるメロディラインが炸裂しているという点でこちらを選んだ。プリーストは70年代が好きなのだが、84年以降ではやはりこれかなーと。ただ、音処理がアメリカナイズされていて、そこだけがあまり好きじゃなかったり。
 
MARILLION / THIS STRANGE ENGINE (1997)
これはメタルなのか? って感じだが、ベテランプログレ/シンフォニックロックのアルバムです。このバンドは初代ボーカリストを支持する方が未だにいらっしゃるのですが、個人的には今の方が好きかな? 英国らしい、かげりのある美しいメロディが素晴らしいです。ピーター・ガブリエルが好きなら初代ボーカルも好きになれるかも。
 
MEGADETH / PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING? (1986)
メガデスなら断然このアルバムが好きです。バンドの掲げていた「インテレクチュアル・スラッシュ」が見事に体現されていて、演奏テクニック、曲構成、全てが知性に溢れています。ムステイン以外の三人が、メタル畑出身ではないというのがいい効果をもたらしていると思います。
 
MESHUGGAH / NOTHING (2002)
初期を除けば、メシュガーはどれを聞いても同じ、というイメージがありますが、個人的に好きなのは本作。重く複雑なリフと、フレドリック・トーデンダルの浮遊感のあるギターソロの融合が斬新。
 
METALLICA / RIDE THE LIGHTNING (1984)
メタリカは初期三枚しか聞きません。その中で一番好きなのがこれ。今でもライブでここから三曲はやるところからも、バンド的にお気に入りなのでしょうなあ。
 
OBITUARY / WORLD DEMISE (1994)
デスメタルは速い。という常識を覆したバンド。遅いデスメタルというスタイルを築き上げ、孤高の存在となる姿はとにかくかっこいい。特に、ボーカルのジョン・ターディの粘着質の歌い方はさらに曲が遅く聞こえるという作用をもたらすと同時に、カリスマ的な存在にまでなっていると思います。本作はギターソロがメロディアスで、メロデス好きな人でも入りやすいかもしれません。
 
PIG DESTROYER / PHANTOM LIMB (2007)
グラインドコアなのですが、あきらかにリフがメタルです。特にスラッシュ的な切れ味抜群なリフはかっこいいのひと言。このバンドもどのアルバムを聞いても同じなのですが、テンションの振り切れ方が激しいので選びました。曲と曲のつなぎ目などなく、ひたすらリフが展開していくところは、やっぱりグラインドコアなのです。そこが合わなければ難しいかな?
 
SENTENCED / THE COLD WHITE LIGHT (2002)
元祖北欧メランコリックバンドです。もう解散しましたし、ギタリストも他界したため、再結成は無いと思われます。前作「クリムゾン」を推す人も多いかと思いますが、個人的には北欧らしい冷たい雰囲気をまとった本作がお気に入り。
 
SLAYER / REIGN IN BLOOD (1986)
スレイヤーの音楽を真似することは誰にもできないと思います。やれば、きっとコピーになるから。わずか29分。あっという間に終わってしまうこのアルバムは、とにかく潔いのひと言。
 
SODOM / GET WHAT YOU DESERVE (1994)
ソドムは個人的には、オーソドックスなロックンロールを、ハードコア的にアレンジしてソドム流に昇華させていると認識しています。なので、曲によってはキャッチーでノリの良いものもあります。そんなスタイルがよく現れているのが本作だと思います。ロックンロールを思い切りハードに、ノイジーにやった結果、こんなのできた! みたいな。
 
STRAPPING YOUNG LAD / CITY (1997)
デヴィン・タウンゼントの作品で一番好きです。最初から最後まで緊張感がみなぎり、音の洪水のような轟音に身をゆだねていると、不思議と浮遊感があるのです。
 
TESTAMENT / THE NEW ORDER (1988)
このバンドの初期は、アレックス・スコルニックの存在が大きいと思います。彼のクラシカルでメロディアスなギターソロは、ヘヴィな楽曲との対比で、さらに美しく映えています。これは後のメロデスに影響を多少なりとも影響を与えているかもしれません。1stも好きですが、さらにスケールアップした本作が好きです。
 
THERION / GOTHIC KABBALAH (2007)
彼らがまだデスメタルだった頃からのファンなのですが、正直ここまで音楽性が変わるとは思いませんでした。メロディを取り入れるくらいなら、そのへんのメロデスバンドでもやりますが、彼ら…というよりクリストフェル・ユンソンは、そこのシンフォニックでオペラな要素を取り入れました。それが如実に現れたアルバムは「THELI」であり、初期の最高傑作だと思います。ですが、個人的にはよりわかりやすい本作を最高傑作に選ばせていただきました。
 
U.D.O. / TIMEBOMB (1991)
ACCEPTと袂を分かって、自身のバンドを作った、ウド・ダークシュナイダーですが、男臭いヘヴィメタル路線はどのアルバムを聞いても変わりありません。本作はマティアス・ディースのギタープレイが炸裂しており、ヘヴィかつメロディアスに仕上がっています。
 
VADER / DE PROFUNDIS (1995)
最初このバンドの存在を知ったとき、ポーランドにもメタルバンド、しかもデスメタルなんているんだー、と小馬鹿にしておりましたが、音を聞いて土下座しました。ブルータルデスに多大な影響を与えたであろう、破壊力はとてつもないものがありますが、ここで聞けるのはスラッシュ的なギターリフです。スラッシュメタルをより過激にしてデスメタルに変遷していった過程が見れるようで、歴史的にも貴重な一枚だと思います。
 
VAI / SEX & RELIGION (1993)
ギタリストのソロアルバムというと、どうしても自分のやりたいことだけをやる、自己満足的なものに陥りがちですが、ここでは当時無名だったデヴィン・タウンゼントをボーカル・ギターとして迎え、歌モノのアルバムに仕上げています。そのデヴィンのボーカルたるやすさまじいのひと言。突然絶叫したかと思えば、ソフトに歌い上げる多彩・鬼才ぶり。変態なのに聞きやすいという奇跡の一枚です。
 
というわけで30枚および解説をつけました。
選出は難しいですね。あのアルバムも選びたかったのに~、というのが何枚もあります。きっと、明日同じことしたら違う30枚になるだろうな~(笑)

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Close to the Edge / YES 2012Analog

ニメ版ジョジョの奇妙な冒険のエンディングテーマに、「Roundabout」が抜擢されてから、黄金期の再評価の兆しも見えてきた感のあるYESですが、なんと先月YESの金字塔とも言うべき超大作アルバム「Close to the Edge(危機)」のアナログバージョンが輸入盤でリリースされているようです。

言われてみれば、今年は「Close to the Edge(危機)」リリースから40周年にあたる年です。なので再発という運びになったのかもしれません。

ここで、ファンとしては、気になるのは音質です。

わたくしは1972年リリースのオリジナル盤を持ってます。

断言すると、デジタルリマスターされたCDよりも、古くともアナログ盤の方が音が良い。

です。

もちろんノイズはあります。音のバランスも気になります。

でも、クリス・スクワイアのアグレッシブなベースがゴリゴリと鳴り、キラキラとしたリック・ウェイクマンのキーボード、エモーショナルなスティーヴ・ハウのギター、ビル・ブラッフォードのドラムの手数の多さに圧倒され、ジョン・アンダーソンのボーカルが多重に重なって聴こえる迫力は、やっぱりアナログ盤ならではです。

 

う~ん、この最新LPを買うかどうか悩むな~。

デジタルリマスターでも施してあって、少しは音質が向上してるなら考えるけれど、昔の盤を再プレスしただけのものなら、今持ってるビンテージ盤の方がいいかな?

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色々と聞いてはみたが

近、メタル好きならば、一度は聞いておかなければイカンだろ的な、ブラック/デス/グラインドコアをやっとのことで聞く機会がありました。

 

REEK OF PUTREFACTION / CARCASS

SYMPHONIES OF SICKNESS / CARCASS

WORLD DOWNFALL / TERRORIZER

BLESSED ARE THE SICK / MORBID ANGEL

MATAND GUEROS / BRUJERIA

NEMESIS DIVINA / SATYRICON

DEMIGOD / BEHEMOTH

APOSTASY / BEHEMOTH

などなど

 

確かにどれも、メタル史上欠かすことのできない名盤たちには違いないですが、どれも一本調子でアルバム一枚聞くのは辛いな、というのが率直な感想です。収録時間は40分前後と短いにもかかわらず。

もう少し、気の利いた編曲をしてあればいいのですが、とにかくスピード重視で突っ走るばかりに目がいっていて、どれも同じ曲に聞こえます。

そんな中SATYRICONは割と凝った音作りで、それなりに聞かせてくれました。さすが、ブラックメタル随一の完成度を誇るアルバムだけはあります。

 

やはりというか、彼らに多大な影響を与えたであろう、SLAYERは偉大だなと改めて思わされました。

特に「Reign in Blood」は、奇跡みたいなアルバムで、メンバーですらこの作品を超える物を作るのは不可能でしょう。スピードにこだわっていつつも、微妙に緩急をつけて、聞き手を飽きさせません。というわけで、このアルバムを大音量で聞く毎日です。

「究極のスピードに取り憑かれた、もっともクレイジーなアルバムは?」と聞かれたら迷わず「Reign in Blood」と答えます。でも緻密に計算されてるからすごい。

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メタルトップ10ギタリスト

mixiニュースに、

「ギター・メーカーGibsonが行なった偉大なメタル・ギタリストを選ぶ一般投票で、トニー・アイオミが1位に輝いた。」

ということが書かれていました。

同時にトップ10のギタリストが発表されています。

 

1.トニー・アイオミ(ブラック・サバス)
2.カーク・ハメット & ジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)
3.ランディ・ローズ(オジー・オズボーン・バンド)
4.ジョン・ペトルーシ(ドリーム・シアター)
5.ダイムバッグ・ダレル(パンテラ、ダメージプラン)
6.エディー・ヴァン・ヘイレン(ヴァン・ヘイレン)
7.ザック・ワイルド(ブラック・レーベル・ソサイアティ、オジー・オズボーン・バンド)
8.アダム・ジョーンズ(トゥール)
9.デイヴ・マーレイ & エイドリアン・スミス(アイアン・メイデン)
10.ジョージ・リンチ(元ドッケン、現リンチ・モブ)

 

偉大なギタリストだけあって有名どころは押さえてありますね。わたくしもみんな大好きなギタリストばかりです。

まあ、人によってこのランキングに賛否両論あるのはわかります。わたくしも何であの人がいないんだ!? と言いたくなります。

このランキングを見て思ったのは、革新的なギタープレイを披露し、その後のミュージシャンに大きな影響を与えたギタリストほどランキングに入る傾向が高いことがわかります。

てか、IRON MAIDENのふたりは単に人気で選ばれてる感じもしますけど。

意外だったのはTOOLのアダム・ジョーンズが入っていたということ。このランキングを日本だけで行っていたら、まず入っていなかったであろうギタリストですね。わたくしはアダム・ジョーンズが好きですけど、TOOLの日本における過小評価はひどすぎると思ってるので。

もうひとり意外なのが、ジョージ・リンチです。彼も確かに革新的なギタリストですが、このトップ10に入るほどの影響力があったとは……おみそれしました。

 

あえてわたくしが好きなギタリスト挙げるなら……

ディーノ・カザレス(FEAR FACTORY)
フレドリック・トーデンタル & マルテン・ハグストローム(MESHUGGAH)

ですね。あ、三人とも7弦、8弦ギターを操るテクニシャンだ。

 

とはいえランキングに故人がふたりも……。改めてご冥福を祈ります。

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最近のメタル事情

最近ハロプロのことばっかり書いてますが、ちゃんとメタルも聴いてます。

 

SITRA AHRA / THERION
スウェーデンの鬼才クリストフェル・ユンソン率いる、シンフォニック・ゴシック・メタルの新譜です。

以前からALBUM-X,Y,Zのアイデアがあるとはおっしゃってましたが、今回はその最後のアイデアのALBUM-Zのレコーディングとなったようです。ずいぶん前に言ってたことなので、曲によっては十年近く前に作ったものもあるとのこと。

内容はTHERIONにしか作れない、荘厳かつ壮麗な音楽世界になっています。前作の「GOTHIC KABBARA」のような分かりやすさはありませんが、それでも今までの作品の中でも最高の出来です。

 

BLOOD OF THE NATIONS / ACCEPT
ウド・ダークシュナイダー抜きでの再結成に、多少の不安はありましたが、新任のボーカリスト、マーク・トーニロは時にウドを思い起こさせる、柔軟なボーカリストでした。

そして何より曲がいいです。ウルフ・ホフマンとピーター・バルテスの2人が大半の曲を書いたそうですが、80年代全盛期に匹敵する名作を作ってくれました。

ただ、CDいっぱい使って70分以上あるのはちょっと……。もう少し絞って50分くらいにして欲しかったかな?

 

で、2005年にデジタルリマスターされたACCEPTのCDが再発されてまして、わたくしの一番大好きな「RESTLESS & WILD」を購入。

音に厚みが出て、かなりいい音になっています。コレで聞く「FAST AS A SHARK」のカッコイイこと!

 

YOU TUBEにマーク・トーニロがボーカルバージョンの曲が結構ありました。そこから「FAST AS A SHARK」を選抜。隊列を組んでの演奏も80年代を彷彿とさせます。そしてウルフのギターも冴えまくり。

 

RIDE THE LIGHTNING / METALLICA
何かと話題になっている、2010年版メタリカのデジタルリマスター。買っちゃいましたよ。

一番好きなアルバム「RIDE THE LIGHTNIN」を。

メタリカは2003だったかに一度、デジタルリマスターしてますが、今回その音源を基にしてさらにデジタルリマスターしたという、分かりにくい扱い。

音に関しては……聴きやすくなった印象です。カドが取れて丸くなって、耳が疲れない感じ。その分耳にガンガンくるアグレッシブさはあまり感じられません。

それにしても、同じデジタルリマスターでも、アクセプトは1300円とリーズナブルなのに、メタリカは2800円と高いのはナゼ??

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THE MISKOLC EXPERIENCE / THERION

「THE MISKOLC EXPERIENCE / THERION」

スウェーデンが誇る鬼才クリストフェル・ユンソン率いるTHERIONのライブDVD&CDです。DVDとCDは同内容。

2007年ハンガリーでのライブ映像です。

フルオーケストラや合唱隊をバックに従え、シンフォニックなメタルを演奏する様は圧巻のひと言。

分厚い音像と綿密に練り上げられたアレンジで、見事にメタルとクラシック様式が融合しています。

 

モーツァルトやサンサーンス、ワグナーといったクラシック曲を大胆にアレンジした「カバー」編。

アルバム「THELI」から「LEMURIA / SIRIUS B」までの曲を、クリストフェルが実現したかったであろうオーケストラとのコラボのメタル編。

どちらの編も内容が素晴らしく、シンフォニック・プログレシック・ゴシック・メタルを堪能できます。

こんな音楽世界中探しても、THERION以外に見つからないでしょう。

 

荘厳、壮麗、絢爛といった言葉がぴったりな曲たちは、オーケストラの生演奏とバンドの融合でお互い相乗効果を生んでいます。

このDVD&CDの日本盤がリリースされていないのが残念でなりません。

THERIONはやはり日本人には理解されにくいのでしょうか? そんなに難しい音楽ではないのに。

メタルが好きで、様式美が好きで、シンフォニックが好きなら買いです。

 

YOU TUBEに動画があったので貼り付けます。

男性リードボーカルは、マッツ・レヴィン。

女性ソプラノは、DVD&CD「LIVE GOTHIC」にも出演の、ロリ・ルイス嬢。

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訃報

ニー・ジェイムズ・ディオが胃がんのため亡くなったと、先日知りました。

ヘヴィメタル/ハードロック界の重鎮中の重鎮のヴォーカリストを失ったことは、大変な損失です。ロニーの冥福を祈るばかり。

1998年にコージー・パウエルを交通事故死で失って以来、黄金期のRAINBOW再結成は難しいとされてましたが、ロニーが鬼籍に入ることにより、完全に再結成は不可能となりました。

その小柄な体からは想像もつかないパワフルなヴォーカルは、一度聞いたら忘れられない、聞いたものをとりこにせずにおれない、個性的な声はもう聞くことは出来ませんが、数々のレコードは残り続けます。

歌のうまいヴォーカリストは世界中いくらでもいますが、ロニーほど聞いたものに感動を与えるヴォーカリストは希少でしょう。

 

ロニーへ哀悼の意を込めて、

Rising / Rainbow

Long Live Rock 'n' Roll / Rainbow

Heaven & Hell / Black Sabbath

The Last In Line / Dio

を聞き、

Rainbow 1977年ミュンヘンでのライブ(以前NHK-BSで放送されたもの)を見ました。

改めて、彼の偉大な功績をかみしめました。

 

きっと来月号のBURRN!には、世界中のメタルミュージシャンから哀悼の言葉が捧げられると思われます。ちなみにそこにリッチー・ブラックモアの言葉が入るのかが一番興味深いです。

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とどめの一撃

SCORPIONSの新譜を「Sting in the Tail」買いました。

すでに声明されている通り、SCORPIONSはこのアルバムをラストアルバムとし、2~3年かけてワールドツアーを行った後、そのバンド活動を終了させます。

活動年数は実に40年近く。メンバーの年齢も60になろうかというところ。

なので、体力的にバンド活動終了もやむなしかと思いきや、本人たちはまだまだ元気いっぱいです。

新譜も80年代にヒットを飛ばしていた頃を思い起こさせるような、ドイツのバンドらしさを残しつつアメリカ受けする音楽性で、聞いていて実に爽快です。間違いなくここ数作の中では傑作です。

アルバムの邦題「蠍団 とどめの一撃」なんて素晴らしいタイトルでしょう。

 

というわけで、これで終わりなんてまだ早すぎるんじゃないかと思わせるアルバムでした。ライブツアーだって、これから2~3年やろうかというくらいですから、体力面も問題ないはず。

BURRN!に掲載されていたインタビューを要約すると、まだバンドが絶頂期に引退したいとのこと。ボロボロの状態になって「まだバンドやってるのか」といわれるくらいなら、いい印象を残して惜しまれつつやめたいそうです。

 

またひとつ良いバンドが引退していくのですねえ。さみしいです。

というわけで彼らのライブアルバム「TOKYO TAPES」と「WORLD WIDE LIVE」の2枚を聞きました。「TOKYO TAPES」収録の「荒城の月」に涙してしまいました。

来日公演して、マイケル・シェンカーとウリ・ジョン・ロートが飛び入り参加して、70年代の曲とかやらないかなー。

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メタル復活

昨年はあまりメタル活動してなかったのですが、ここ最近反動なのか、メタルのアルバムを立て続けに買ってます。

まず引き金になったのが、MESHUGGAHのライブDVD(CD付き)。

何で今までなかったのか不思議なくらいライブがうまい! よくぞあんな複雑な曲をライブで構築できるもんだと呆気に取られました。

CDよりもアグレッシブに演奏するメンバーのカッコいいこと。いいDVDでした。

 

FEAR FACTRYの新譜。

なかなか日本盤がリリースされないので輸入盤で購入。

現在メンバーが分裂した状態のバンドですが、そんなネガティブな問題など気にしないがごとく、とにかくデキがいい!

ここ数作のオーガニックな部分は全部取っ払って、ヘヴィにアグレッシブにスピーディーにやってくれてます。

DIVINE HERESYでもARKAEAでも、納得できなかったのは、単にボーカルがバートン・C・ベルの声じゃなかったのだと分かりました。

バートン様の威厳に満ちた怒号ヴォイスじゃないと受け付けないようです。

 

FIREBIRDの新譜

実は昨年リリースされているのを知りませんでした。うかつにも。

で、これが古臭い70年代ロックをやっていて渋いの何の。レスポール特有の太い音がまたカッコイイの。

まあ、古臭くて地味なことをやっている、と思われがちですが、彩りに満ちたカラフルなリフの宝庫で聞いててちっともあきません。

このバンドはどのアルバムも同じことをやってますが、マンネリという感じがしないのは、ギタリストのビル・スティアーのアイデアがとにかく豊富だということに尽きますね。

 

MEGADETHの新譜

BURRN!を読んでいたら、昨年リリースしたアルバムが出来がいいとのコト。初期のファンでも納得の一枚。みたいな感じで書かれていて。それなら、と購入。

んで聞いてみたら確かに緊張感みなぎる快作です。初期から「COUNTDOWN TO EXTINCTION」までをごちゃ混ぜにした感じでしょうか。

「後期MEGADETHはちょっと……」と敬遠している人にこそ聞いてもらいたいアルバムですね。これは。

 

THERIONのライブDVD

とにかく内容が良すぎて何度も繰り返し見てしまいます。

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You Tubeからゴシックメタルを貼り付けます

mixiでYou Tubeの映像を貼り付けてたら、なんか面白くなったので、こちらでもやってみることにします♪

 

今でこそ、LACUNA COILやらEVANESCENCEが活躍してますが、彼らがまだデビューする前、1990年代初頭~後半にかけてゴシックメタルにハマっておりました。

You Tube見てたら結構映像があるので、ぺたぺた貼り付けちゃいます。
興味のない方は面白くないかもしれませんが、わたくしはこんなジャンルの曲も聞いてますよ、という自己紹介になっていればです。

 

Cathedral

元ナパームデスって言ってしまうのもはばかれますが、リー・ドリアン総帥率いるゴシックバンドです。
当時はドゥームロックって言ってましたけど、この曲は結構ポップなのでゴシックだと思います。

 

Pradaise Lost

1990年代ゴシックメタルの始祖。この曲は後期のポップ路線に入る直前の曲で、わりと聞きやすいかも。

 

The Gathering

1990年代中期~後期にかけて、女性ボーカルを擁したゴシックメタルの先駆け。
アネク・ヴァン・ガースヴァーゲンのボーカルが強烈。

もう一曲

 

Sentenced

今は亡き、フィンランドの至宝バンド。ラストアルバム収録の超名曲。泣けずに聞けません。
このラストライブ見たさに、フィンランド遠征も本気で考えました。

 

Therion

スウェーデンの個性派ゴシックバンド。別名オペラメタル。
今一番好きなゴシックバンドです。

Theatre of Tragedy

この辺からマイナーになっていく。
The Gatheringのブレイク以降、ゴシックバンドは女性ボーカルに歌わせるようになりましたね。
このバンドも好きでしたなあ。今何やってるんだろ?

On Thorns I Lay

もっとマイナーに。
てか映像があること自体にびっくり。
バイオリンとビオラの音色が美しいのです。

Judas Priest

ゴシックじゃあないけど、この暗さ、切なさ、叙情的なメロディは、まさにブリティッシュロックそのもの。ここから後のゴシックへとつながっていくのだと思います。
てかこの映像は貴重ですよ。貴重すぎ!! 長髪のロブ・ハルフォードですよ!!!

……とまあ、洋楽には詳しいんですが、日本のメタルバンドにはあまり、というかほとんど詳しくないですね。
例外がありまして、

聖飢魔II

てか、これは普通に名曲でしょ。

 

筋肉少女帯

これも名曲。カッコよすぎ。

なんかわたくしはイロモノが好きみたいです。

 

イロモノじゃあないけど、妖怪ヘヴィ・メタルバンドの陰陽座も好きです。

最近はちょっとポップになりすぎて疎遠になってましたが、先月ライブ見にいったらめっちゃカッコよかった!

そうそう、陰陽座のドラマーの斗羅さんは、上の筋肉少女帯のライブでヘルプとしてドラム叩いてますな。



てなわけで、You Tube貼りまくりでした。

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