2010年12月15日に、モーニング娘。から亀井絵里さんとジュンジュン、リンリンが卒業して、いわゆるモーニング娘。の「プラチナ期」は終焉を迎えました。
その後歌の中心メンバーだった高橋愛さん、メンバーの心のよりどころだった新垣里沙さんが立て続けに卒業されました。
わたくしはファンの一人として、今後のモーニング娘。はどうなってしまうんだろう? と不安に陥りました。
Berryz工房や℃-uteという二枚看板も、もはや年齢的にアイドルの適齢期を過ぎつつあります。
そこにハロープロジェクトの未来はあるのか? と困惑しました。(スマイレージはよく頑張ってると思います)
しかし、わたくしの心配をよそに、9期、10期、11期と言い方は悪いですが、急ごしらえでメンバー数を揃えていった感じがしました。
ところが、その入って1~2年のメンバーがこちらの予想をはるかに上回る成長を見せ、プラチナ期に肉迫するくらいのパフォーマンスを見せてくれるのです。
これはおそらく、メンバーがすごいのではなく、メンバーを育てる環境が大きく作用しているように思われます。
新メンバーのうち何人かはハロプロ研修生出身だったり、ダンス経験者がいたりと、ある意味即戦力に近いものがあったかもしれません。
でもそれでも、モーニング娘。のプラチナ期には遠く及びません。
そこで待ち受けていたのは恐らく、モーニング娘。プラチナ期を育てた鬼(かどうかは不明)のように厳しいスタッフ陣。
ボーカルから、ダンス、その他もろもろのことを一から叩き込まれたのだと思います。
すなわちプラチナ期と同じモーニング娘。を作り上げるのではなく、プラチナ期はあくまで基準で、さらに上のレベルを目指して新生モーニング娘を作り上げたのだと思います。
9期、10期、11期と個性的なメンバーが多いことから、わたくしは勝手に今の体制を「カラフル期」と以前の記事にも書きました。
とあるアイドル雑誌の表紙にも
「黄金期 プラチナ期を超えろ! モーニング娘。にカラフル期来たる!!」
という文字が躍っています。
今のモーニング娘は、6期メンバーをのぞけば、本当に加入して1~2年程度のひよっこです。
昔のそれこそ黄金期であれば、ちゃんとすでにセンターは存在していて、新メンバーは隅っこで小さくなっているのが当たり前でした。
新メンバーがそれぞれのキャラクターを出し始めるのに、それこそ1~2年かかったりもしました。
それが今は、入ってすぐにそれぞれのキャラクターで猛アピールし、センターを取り合う勢いです。
上にガツンという怖い先輩がいなかったのも、要因かもしれませんが、今の新メンバーはとにかくハングリー精神に満ち溢れています。
それはきっと、今のモーニング娘が、黄金期のようにCDを出せば売れるような状況ではなく、アイドル戦国時代を勝ち抜くにはどうすればいいか? と各々が考えるようになったからではないかと思うのです。
そして、今までのモーニング娘。の良いところを吸収しつつ、新しい風を起こしていると思うのです。
この新しい風が馴染めない人は、恐らく今のモーニング娘。から離れていくと思います。
特に新メンバーで影の活躍者といえば、佐藤優樹さんだと思われます。その無邪気すぎるキャラで、先輩メンバーに子犬のようになついて行ったから、他のメンバーも先輩との距離が縮まったと公言しています。ここから、先輩後輩の団結力が一段と高まり、カラフル期に突入したと思うのです。
わたくしは、2012年のモーニング娘。秋ツアーに参戦しました。
その圧倒的なライブパフォーマンスに鳥肌が立つ思いでした。
プラチナ期を思い起こさせる、でも違う色合いで攻めてきている、そう感じました。
あれが加入して1~2年のメンバーのパフォーマンスなのか!? と舌を巻かずにおれませんでした。
つんく♂さんも新メンバーに触発されたのか、曲が異常なまでにとがっていて、カッコいい系で攻めてきます。
「ピョコピョコ ウルトラ」では、まだメンバーのことをつかみきれておらず、とりあえず明るい曲を作った感じですが、「恋愛ハンター」で急加速します。
そして新垣里沙さんが卒業し「One・Two・Three」「ワクテカ Take a chance」さらに「HELP ME!!」と「カラフル期三部作」と呼んでもいいくらいの、モーニング娘。史上最もカッコいい曲がリリースされました。
このカラフル期は恐らく一旦は田中れいなさん卒業で崩れると思いますが、小田さくらさん次第で、カラフル期は継続するものと思われます。だって、9期10期11期合わせてのカラフル期ですから。
現在モーニング娘。の新曲「HELP ME!!」がYouTubeで見れます。タイトルからして「リゾナント ブルー」を意識した、すなわちプラチナ期のモーニング娘。への挑戦とも受け止められる楽曲は他のアイドルでは真似できない、アーティスティックかつ崇高な存在です。
そしてカメラ固定のダンスショットシーンもすばらしく、こちらもモーニング娘。史上最も難易度が高いと思われるダンスを魅せてくれます。
各メンバーのシンクロ率も異常なほど高く、見ている側としてはあきれるほかありません。
「ワクテカ Take a chance」もすばらしいダンスでしたが、更に上を行っています。ぜひとも斜め上から撮ったフォーメーション全体を映したバージョンも見てみたいものです。
今、モーニング娘。は再び絶頂期に入っていると思います。
そのクライマックスはきっと来年の春ツアーで田中れいなさんが卒業されたときに訪れると思います。
だから、モーニング娘。を見るのは今のうちです。後になってから、見逃した! と言っても遅いのです。
その後、メインボーカルを失ったモーニング娘。がどうなるのか?
小田さんにすべてを押し付けるのは酷だと思うので、全員が力を合わせて、誰がセンターとかではなく、みんながセンターを奪い合う、貪欲なグループになってほしいと思います。
その答えは、来年の秋ツアーに出てくると思うので、来年もモーニング娘。から目が離せません。
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